2017-01-09 12:21

いわゆる一つの「木々は緑だ」の顛末

去年の8月に、よもぎねこさんが以下の記事を掲載していた時期に、
町会では、この問題に悩んでいたのです。

http://yomouni.blog.fc2.com/blog-entry-5651.html

>庭木は隣家まではみ出さんばかりの勢いで生い茂っているその家に近づいてみると、
耳元で蚊の羽音が聞こえ、目の前をハチが通り過ぎていく。
住宅街に住みながら庭木の手入れを怠ると、治安や衛生面などで、ご近所とトラブルになりやすいとも聞く。
この家で独り暮らしをするヒデユキさん(45歳、仮名)が肩身の狭そうな様子でこう打ち明ける。
「業者を入れるなりして伐採しなくてはいけないと、わかってはいるんです。でも、経済的な余裕がありません」

亡くなった両親が残してくれた自宅は築50年を超える。
外壁にはひびが入り、風呂場のタイルもところどころ剥がれているが、修繕もままならない。

>それでも、家賃がかからない持ち家に住めるのは恵まれていると言われそうだが、そうとばかりは言えない事情もある。
自宅のかいわいは、ヒデユキさんを含めて何代も前からこの街で暮らしている顔見知りがほとんどで、
冠婚葬祭となれば、それなりの礼を尽くさなければならない。
ヒデユキさんはここ何年も、近所で知人が亡くなると、
早々に自宅を訪ね「お葬式の日は用事があって出席できません」と伝え、
香典だけを置いてくるという。
そうやって喪服をクリーニングする費用を節約しているのだ。
「情けないし、恥ずかしい話です。でも、本当は香典を出すのもきついんです」。

・・・・おお、なんという貧困による悲惨。あまりに可哀想だ。
社会が悪い・・・と「東洋経済」は書くが・・・。

どの町内にも、このような家が何軒かありまして、
当然、町会も、消防も、警察も、行政も、電気会社も電話会社も把握しております。

町会の防犯・防火パトロール。
なつかしい「燐寸一本火事の元」と町内を廻る時、
「発見しました」
「あの家の木の枝が伸びすぎていて、電線に触れています」
「漏電が心配されます」
「それはいかんぞ」
「はい、凧揚げの凧が電線に触れている場合は、
凧を触ってはいけないのでありますが、
木の枝ちゃんは大丈夫でしょうか?」

・・・ううむ。パトロール日誌に書いておこう。
・・・となるわけだが、日誌に書いても問題は改善されないのです。
誰かが乗り込んでいって「木を切ってたも」と言うしかないのですが、近所の遠慮で言いにくい。

他の町会の防犯カメラを視察した時も「あの木が邪魔で視界が遮られるのです。」
・・という話を何箇所かで聞いた。
遠くまで撮影できるはずなのに・・・・。

住宅街に住みながら庭木の手入れを怠ると、治安や衛生面などで、ご近所とトラブルになりやすいとも聞く。
この家で独り暮らしをするヒデユキさん(45歳、仮名)が肩身の狭そうな様子でこう打ち明ける。
「業者を入れるなりして伐採しなくてはいけないと、わかってはいるんです。でも、経済的な余裕がありません」

・・・・おお、なんという貧困による悲惨。あまりに可哀想だ。

さて、わが町内にも一軒、そういう家がありましたが、両親が亡くなった後、
その家を継いだ息子が、近所づきあいも無く、庭木の手入れに無関心というだけでしたので、
誰かが言ってくれたのか、業者を2日入れて自主的に伐採してくれました。
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2017-01-08 15:55

いわゆる一つの当て逃げ事件 その1 後日談です。

まんず、ここから読んでたも。

http://yuyuu2013.blog.fc2.com/blog-entry-4394.html

で・・後日談ですが。

町内に防犯カメラを付ける件で、近所の派出所に相談したところ、
やたらと気乗り薄なんで「なんでかなあ」と思った。
今、考えて見ると「警察が薦めた」と思われるのを恐れて「冷たい態度」をとったのでしょうかね。

「地域住民の承認を取ってくれ」という言葉を何度も言っていた。
「必ずプライバシーの侵害だ」と抗議してくる連中が居るからだ。

そこで回覧板や町内掲示板などで「町内に防犯カメラを付けますねん」と周知して・・・、
念のため説明会を開いて、最終的には町会の総会で決議した。
商店街ではなく、住宅街の町会では、これだけバッチリと装着した例はまだ少ないのではないか?

実は住宅街は夜間は人通りが少なく、白昼も同じく少なく、商店街より危険なのである。
そんな時に夜道で引ったくり事件が発生したので、今回の対応となったのです。
企画から装着場所の決定、機種の選定、隣接町会のカメラとの連携、行政への申請など
メーカーの協力を得ながら町会総務部が実施した。
それから・・・植木の伐採。
カメラの視覚に入る道路に「木々は緑だ」とばかりに
枝を大幅にはみ出させた家があるのです。
「どうするのかな」と思っていると、稼働日が近いある日、自主的に伐採してくれました。
こうして12月に運営規約を作成し、役員会の承認を取ってから稼動。
「まあ、当分は何もないだろ」と和やかな正月を送ろうと思ったが・・・
稼動して一週間も経たずに事件発生。
夜間の当て逃げ事件でした。
幸い、当て逃げされたのは人間ではなく器物でしたけど、
犯人は間違いなくカメラに映っているはずです(確認は警察の仕事です)。
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2017-01-04 13:53

Toccata e Fugatと後ろの百太郎

 


パイプオルガンの演奏には、演奏者の後ろに百太郎がいて、なにやら楽器を操作している。
百太郎が操作するのは手鍵盤の左右にある丸いノブはストップ(レジスター)。
それぞれ、特定のパイプ群を発音可能にする。
このストップによって、さまざまな材質、形状のパイプを組み合わせて演奏することにより、
柔らかい弱音から、華麗で強烈な音までを響かせることができる。

  1. バッハ
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2017-01-02 13:21

束の間の休息

昨日は朝に年賀状が届き、夕方に12月分の請求書の束が届く。
そこで、夜は請求書の整理である。

昨年の秋からやたらと忙しく、政府の統計を見る暇がなかった。
そこで、ちょっと覗いて見た。
鉱工業生産指数(総合)は2016年1月の98.3からスタートし、2月、5月、6月、7月と低迷が続いた。
9月になり、ようやく1月の指数を超え、その後は回復基調にある。
全般に出荷が生産を下回る状態が続き、1月の時点で112.4と多かった在庫は8月まで解消されず、
9月以降はやや減少しつつある。

この指数は2010年を100とした指数ですねん。
2月、5月、6月、7月・・・・忘れもしません、もう、笑うしかないほど悪かったです。
メーカー出荷は国内需要と連動してますので、去年の5月から7月は景気最悪だったということです。

輸送機械工業についても同様の動きであるが、7月には指数が久々に100に戻り、
9月以降は100を超えた状態が継続した。
在庫については85.7でスタートし、その後は徐々に減少し、年末には73.8で終了した。
一方、電気機械工業は、輸送用機械と傾向は似ているが、在庫指数が極めて大きく、
6月には188.9を記録した。その後は減少しつつあるが、依然として高水準。

輸送機械は輸出があるので在庫が適正に維持できるが、
電気機械は、それが殆ど無いので、在庫は過剰となる。

実業の世界は数字を持っております。
自社の売上数字です。
小売店の単体の数字では、地域の要因が絡むが、
中間流通であれば、取引先小売店の各社別の凸凹は平均されて、傾向が把握できる。
それでも、誤差・錯誤があるかも知れないので、
業界団体は需要動向調査をやっており、その外側に政府の調査数字がある。

外れてばかりの株屋の予想新聞を参考にする必要はありません。


  1. 日本経済
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2016-12-31 23:32

年末の光景 2016年

2017年は元旦が日曜日ということもあり、正月休暇が短い。
そのため、28日も午前中で終了という会社も多かった。
商店街も30日で終わり、スーパーマーケットでも3日まで休みで、4日も10時頃から開店。
数年前までは31日まで、ばっちり開店で、そのまま正月元旦も営業という
「これなら、特に正月の準備は要らないわねえ」という時代は過ぎ去った。
原因は人手不足と人件費のアップである。
その結果・・・・以前の状態に戻ったのである。

「全ては秩序に戻る」

3日まで賞味期限の御節料理を購入し、これを摘みに明日から日本酒を飲む。

今日は昼過ぎにお寺に「お札」(3点セット)を貰いに行った。
本日の正午過ぎに、今年のお札が去年のものとなるので、速やかに張りかえる。

あとは正月の3が日に雪が降らないことを祈るばかりである。
町内を暮れの挨拶回りしたら、「足が駄目なのよ」「大腿骨骨折でやんす」と、
「雪が降ったら助けてくれ」と頼まれた。





  1. 瘋癲老人日記
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2016-12-30 20:09

裸ではだしの子供



古いフラメンコのバラード。
「裸ではだしの子供」という曲だ。
市場の通りを裸で裸足の子供が大声で泣きながら走っていく。
その子は、迷子である。
雑踏の中で母親を見失ってしまい、大声で泣き叫びながら走っていく。
その姿は今の私の心のようだ。
私も愛する人を見失ってしまった。
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スペインでは昼食の後に昼寝をして夕方、起きて仕事をする。
そのため夕食の時間が後ろにずれて、夜の9時頃になる。
夕食後は11時頃から遊びに行く。
私はフラメンコが好きで、良く聞き行った。

この「裸で裸足の子供」という曲。
児童ポルノで逮捕されそうな標題でああるが、この心情はよくわかる。
若い頃には、誰でも、このような恋をするものだ。

  1. スペイン
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2016-12-28 23:28

最も静かな時刻

嵐をもたらすものは、もっとも静かな言葉である。
鳩の足で歩んでくる思想が、世界を左右するのだ。

これは、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」の第二部「最も静かな時刻」の最後の部分に出てくる言葉である。
私がこの本を読んだのは1966年であり、15歳の頃である。

1966年から中央公論は「世界の名著」というシリーズをスタートさせた。
この手の全集が出ると、書店の外商部が我が家にやってきて、予約注文を取るのである。
連中にはノルマがあるらしく、必ずやってきては「予約注文書」に印鑑を押すように薦める。
母は断るのが苦手な、お嬢様であるから、殆ど無抵抗に印鑑を押してしまうのだ。
私の記憶では、第一回配本は「ニーチエ」であり、手塚富雄訳であった。

こうして、私は「ツァラトゥストラ」を読んだのであるが、奇妙な本であった。

第二部の最後は弟子達との別離である。
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時は秋だ、澄んだ空、そして午後
弟子たちよ、わたしはこれから独りとなって行く。
君たちも今は去るがよい、しかもおのおのが独りとなって。
そのことをわたしは望むのだ。
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時は秋だ、澄んだ空、そして午後

・・・・このあたりに妙に感動したりした。

時は秋である。午後2時となれば、夕暮れが迫る・・・などと日記に書いたりした。

しかし、何も焦ることは無かったのだ。若い頃は焦りたがるものである。

ただし、今、思うと「嵐をもたらすものは、もっとも静かな言葉である。」は、全くその通りと思う。

そのような例を何回と無く見てきた。

外国での商談で主張をぶつけ合う大論争よりも、静かに事実を示せば流れが変わる。
ディベートの技術がいくら上達して、例え勝ったとしても、それだけである。

.鳩の足で歩んでくる思想が、世界を左右する。

これも、その通りである。
思想とは・・歴史認識と世界の見方である。
これが静かに、喧騒マスコミが気付かない程、ゆっくりと鳩の足で歩んできて世界を変える。


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2016-12-24 15:28

マタイ受難曲








マタイ受難曲は「マタイによる福音書」の26章と27章を歌にしている。
音楽は2部にわたり、結構長いが、マタイの26.27章は長いものではない。
ライ病患者の家で、イエスの頭に高価な香料を付ける女が突然、現れるところから始まり。
ユダが金貨30枚でイエスを売る場面、最後の晩餐、逮捕、裁判、ユダの自殺、金貨30枚をどう処理すべきかの相談、鞭打ち、ゴルゴダの丘への道程、磔刑・・・と実の多くの事が書かれている。

夕方になって、イエスは十二弟子と一緒に食事の席につかれた。
そして、一同が食事をしているとき言われた、
「特にあなたがたに言っておくが、あなたがたのうちのひとりが、わたしを裏切ろうとしている」。
弟子たちは非常に心配して、つぎつぎに「主よ、まさか、わたしではないでしょう」と言い出した。
イエスは答えて言われた「わたしと一緒に同じ鉢に手を入れている者が、わたしを裏切ろうとしている。
たしかに人の子は、自分について書いてあるとおりに去って行く。
しかし、人の子を裏切るその人は、わざわいである。
その人は生れなかった方が、彼のためによかったであろう」。
イエスを裏切ったユダが答えて言った、
「先生、まさか、わたしではないでしょう」。
イエスは言われた、「いや、あなただ」。

matai
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2016-12-22 07:23

CAD/CAM談義

CAD(computer-aided design)とはコンピュータ支援設計。
コンピュータを用いて設計をすること。
そのためのシステムがCADシステムである。
人の手によって行われていた設計作業をコンピュータによって支援し、効率を高めるのが狙い。

昨日、町内の元大手企業の設計部門に居た老人と・・・あれが導入されたのは、何時頃だったけかなあ・・・という話をした。
システムとしては1960年頃に開発されている。
しかし、実際に職場に導入されたのは1985年頃である。
私など団塊世代が30代の後半に入りかけた頃。
対話した町内の老人は40代の半ばであり、CAD導入を推進した。
彼は現在70歳代である。

こうした業務のIT化については、実は中小企業が先行した。
その理由は簡単で、企業規模が小さいので社内への導入が簡単だkらである。
確かに高額なシステムであるが、駄目ならまた変えれば良い・・というノリで、ホイホイ導入。
・・・・・ところが大手は、反対する人が多くて、意思がまとまらず。
全社導入ともなれば膨大な費用が掛かり、かつ、間違って下手なシステムを選べば終わり(簡単には替えられない)。
なので、どうしても慎重になる。

その結果、中小企業でCAD推進は当時、30代の団塊世代。
大手企業では当時40代の戦中に生まれた世代となる。
私などは30代の後半に取締役となったが、
これはIT推進により経費の大幅な削減が評価されたから。
最初に自分で見積もって見て驚いた。
凄い経費節約と効率化が達成される。
やってみて、確かにその通りとなった。
日本のIT革命を推進したのは団塊世代及び戦中派なのである。

1980年代後半から1990年代初頭にかけてのMS-DOS地獄が、
ウインドウ95の登場でパッと窓が開いて、その後は急速に普及していく。

しかし・・・・我々は効率化に夢中になり、あの件については分っていたけど甘く見ていた。

CADは製図作業や図面作成が正確に処理できる。編集が容易。
繰り返し図形をコピーで作れるので効率的に作図可能。また、類似図面の作成が容易。
データ化したものを別の製品に再使用が容易。
ソフト間の互換性があるため・・・社内・関係会社で共有が可能。
そこで留まらず、社外・・・国外にまで流出してしまうのである。

こうして日本の周辺に図面の闇市ができました。
その闇市で購入してきた図面を、適当に組み合わせれば・・・設計図ができちゃうんですねえ。
こうして、日本経済新聞は「日本は負けた」「追い越された」と中国・韓国を褒め称える・・・一時代がありました。

しかし、それも終わりつつあります。
  1. 団塊世代の真実
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2016-12-17 23:22

ロ短調ミサ



大学の交響楽団と合唱団は、この時期になると、ミサ曲ロ短調の最後の仕上をやっていた。
もう45年前の話であるが・・・。
今日、久々に妹に電話したが、年を取ったので、第九は元気過ぎて疲れる。
数年前から、ロ短調ミサばかり歌っていると話していた。

確かに、その通りだと答えた。
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