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2014-07-31 21:52

Opium poppy 禁断の花

阿片の原料になるケシはOpium poppy である。
日本では植えてはならない禁制の花である。
どんな花か?

b0302344_205368.jpg

虞美人草、すなわちヒナゲシと似ているようで異なる。
夏目漱石の「虞美人草」。読みましたか?

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漱石は、魔性の花が好みのようです。
「夢十夜」に出てくる花も不気味でした。

死の床で、女に頼まれる。
「百年待ってください。また、合いに来ますから」
男は待つ。待ち続ける。
すると石の下から斜に自分の方へ向いて青い茎が伸びて来た。
見る間に長くなってちょうど自分の胸のあたりまで来て留まった。
と思うと、すらりと揺ぐ茎の頂に、心持首を傾けていた細長い一輪の蕾が、ふっくらと弁を開いた。
真白な百合が鼻の先で骨に徹えるほど匂った。
そこへ遥の上から、ぽたりと露が落ちたので、花は自分の重みでふらふらと動いた。
自分は首を前へ出して冷たい露の滴る、白い花弁に接吻した。
自分が百合から顔を離す拍子に思わず、遠い空を見たら、暁の星がたった一つ瞬いていた。
「百年はもう来ていたんだな」とこの時始めて気がついた。

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それにしても漱石先生、駄洒落はやめましょうね。疲れるから。
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