2016-05-07 01:19

あれから1年、特養の入所者募集中

以前、以下の記事を書いた。
2014年4月である。

http://yuyuu2013.blog.fc2.com/blog-entry-4006.html

それでは問題はどこにあるか?
動けなくなった老人の施設が圧倒的に少ないと言うことだ。
動ける間は受け入れ可能施設がいくらでもあるが、動けなくなると行くところがない。
老人ホームも動けなくなったら自宅に戻される。
病院も治療の可能性が無ければ追い出される。
数少ない施設は順番待ちである。
今、社会福祉の本丸はこれである。
この問題の解決を急ぐべきである。
---------------------------------------
この記事を書いた翌年、介護保険法が改正されて2015年4月より、
特別養護老人ホームの入所条件が変わり、要介護3以上の方のみしか入所出来なくなったのです。

特別介護老人ホームは、人生の終着駅であり、自宅では介護できない重介護者の入所施設であったのです。
そして、普通の老人ホームに入ると、動けなくなった時のため「特養」を予約しておくようにと薦められるのでした。
「動けなくなったら、ここには居られません」と念を押されて。
そして、特養は順番待ちなので、複数の特養に申し込むようにとアドバイスされてしまうのである。

こうした話を聞いていたから、私はこの記事を書いたのであったが,去年の4月以降、情勢は変わったようなのだ。
特に順番待ちであったことが確認される地方都市で・・・受付に「入居者募集」という文字を発見し、唖然とした。
今まで重介護でない老人も入所していたので、重介護の人が順番待ちというような変なことになっていたのだ。
一方で、老人の多い大都市部では混雑が緩和される気配はない。
法律で全国一律に縛ると不合理な面も出てくるだろう。
しかし、法律を変えるだけで、こんなに変わるのなら・・・高齢化は・・・金が掛かる・・・消費税がああ必要じゃあああ・・は違うのではないか?
以上のことを考えると、やはり自分の所属する地方自治体の実体を把握してから考えていくことが必要ということだ。
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コメント

 現場からご覧になると現実がよく見えるのだと、今日も記事を読みながら思いました。特養の問題が老人ホーム変わりにされていたせいで足りなかったとは、こういう事を各自治体が調査して政府はそれをもとにそれぞれの自治体に即した手当をしていけるといいのに。臨機応変って、お役所には難しいのでしょうか?

 託児所も結局は殆ど東京の問題で、必要とされる年齢の子供は引っ越さない限りいずれ小学校に入学し託児所は定員割れする可能性が有ります。そして企業が会社に託児所を作っていますが、それも赤ちゃんには通勤ラッシュは無理ですから、結局出来たら家の近くで移動距離が短い所を探したいのが現実のようです。

 でも本当は、仕事の時はお祖母ちゃんに預けて近所に働きに行けるのが一番いいと思います。子供が通っていた地方の幼稚園ママさんたちは、子供が3・4人いる人もいて仕事も無理のない範囲でやっていました。

 この休みに主人が、昭和45年と平成21年の給料と物価と学費の推移を年次統計(http://nenji-toukei.com/)で調べたら、不思議な事に国立大学の学費が44.65倍にも高騰していました。こういう負担が家計を圧迫しています。学費が高過ぎです。

昭和45年
国立大学授業料 12,000 1.00
私立大学文系授業料   6,400 1.00
サラリーマン年収  871,900     1.00
ビール価格     140 1.00

平成19年
国立大学授業料 535,800 44.65
私立大学文系授業料 707,133 9.26
サラリーマン年収 4,905,800 5.63
ビール価格 199 1.42
  1. 2016-05-07 09:07
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  3. 都民です。 #-
  4. 編集

失礼いたしました。

文中の平成21年は19年の間違えです。それから、表の数字は昭和45年を1として平成19年が何倍になっているかを表しているのですが見苦しくなってしまいました。
  1. 2016-05-07 09:12
  2. URL
  3. 都民です。 #-
  4. 編集

>  現場からご覧になると現実がよく見えるのだと、今日も記事を読みながら思いました。特養の問題が老人ホーム変わりにされていたせいで足りなかったとは、こういう事を各自治体が調査して政府はそれをもとにそれぞれの自治体に即した手当をしていけるといいのに。臨機応変って、お役所には難しいのでしょうか?


これだけ大規模な介護保険法改正は、かなり前から用意されていたと思います。
全面的に賛成ではないのですが、この特養の問題は、まさに本丸を果敢に・・・それも条文1つで解決した事例です。
今後の方向としては、地方都市の素晴らしい環境にある充実した施設が空いていて経営が苦しくなっていると思われます。
ですので、大都市の要介護3以上の方を、地方に移すような施策を国が音頭をとってやるべきです。

第二に、特養とその他の老人ホームでは介護する人の負担が違います。
特別介護士のような国家資格を作り、給与の一部を国が補助するシステムを作るべきです。
入居者が減った・・・経営不振・・・給料下がる・・・仕事は要会議3以上のみできつい・・・人手不足になっているからです。
国が特別ボーナスをドーンと出せば話は違ってきます。
  1. 2016-05-07 11:02
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  3. 友遊 #-
  4. 編集

Re: タイトルなし

>  託児所も結局は殆ど東京の問題で、必要とされる年齢の子供は引っ越さない限りいずれ小学校に入学し託児所は定員割れする可能性が有ります。そして企業が会社に託児所を作っていますが、それも赤ちゃんには通勤ラッシュは無理ですから、結局出来たら家の近くで移動距離が短い所を探したいのが現実のようです。
>
>  でも本当は、仕事の時はお祖母ちゃんに預けて近所に働きに行けるのが一番いいと思います。子供が通っていた地方の幼稚園ママさんたちは、子供が3・4人いる人もいて仕事も無理のない範囲でやっていました。


これについても解決策がないわけではなく、また、実行されても居るのです。
ヒントは富山式です。

http://www.toyama-kyosei.jp/service/

住宅街の広めの民家を使い老人のディサービスをやる。
そこで、子供も預かる。
法律に沿って老人介護施設と免許と託児施設の免許を取り、行政からの補助も受ける。
老人と子供は相性が良いので、老人は若返り、子供は賢くなります。
私は富山まで行って見てきましたが素晴らしいです。
  1. 2016-05-07 11:19
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  3. 友遊 #-
  4. 編集

>  この休みに主人が、昭和45年と平成21年の給料と物価と学費の推移を年次統計(http://nenji-toukei.com/)で調べたら、不思議な事に国立大学の学費が44.65倍にも高騰していました。こういう負担が家計を圧迫しています。学費が高過ぎです。
>
> 昭和45年
> 国立大学授業料 12,000 1.00
> 私立大学文系授業料   6,400 1.00
> サラリーマン年収  871,900     1.00
> ビール価格     140 1.00
>
> 平成21年
> 国立大学授業料 535,800 44.65
> 私立大学文系授業料 707,133 9.26
> サラリーマン年収 4,905,800 5.63
> ビール価格 199 1.42

よく保守系の論者が「団塊の世代は左翼思想にかぶれて全共闘運動をやった」と非難していますが違います。昭和45年以前の学生運動は授業値上げ反対運動がベースであり、左翼はそれに乗っただけ。自治会が中心で左翼は中枢部には居なかったのですが、最終的には暴力的に自治会を乗っ取りました。
日大闘争は授業料値上げしておいて大学の経営者は不正をしているのではないかという怒りですし、東大闘争は医学部のインターン制度反対運動でした。
昭和45年・・1970年、大学紛争が収まった後に、誰も反対するものがないので、授業料が急騰しました。
現在の子供の貧困問題は、これが原因の大部分を占めていると思いますが、
誰もこうした分析をしません。
  1. 2016-05-07 11:39
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  3. 友遊 #-
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介護福祉士

国家資格の介護福祉士の給与・・ううむ。
特養に限定して1級介護福祉士みたいなものにして、あと100万円上乗せが必要です。公務員と同等じでは違うでしょう。

http://careergarden.jp/kaigofukushishi/salary/
  1. 2016-05-07 11:57
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  3. 友遊 #-
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もう100万あると違うと思います。

 リンク先に出ていた、介護福祉士の年収が200~400万円で昇給がほとんどないなら、夫婦共稼ぎでも子供の教育費の負担は重いと思います。

【高校から大学までの教育費1人平均861万円 27年度北陸3県】
・・・・・・200万円以上400万円未満の世帯では平均で56.6%と前年度(38.0%)を大幅に上回り、半分以上が子供の教育に費やされている結果になった。・・・・・・
http://www.sankei.com/region/news/160430/rgn1604300031-n1.html
 ケア・マネージャーしていた友人によると、年収と仕事の厳しさのせいか良い人材はあまり来ないそうです。テレビで観たフランスの介護の技術(名前を忘れました。)をマスターして痴呆症の方に対応すると、友人によると必ずではないけど患者さんから良い反応が出て応対する人員を減らせたりするそうで、そのような優秀な人にはふさわしいお給料を払うようにすればかえって医療費の抑制にもつながるかもしれません。
  1. 2016-05-07 17:35
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  3. 都民です。 #-
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Re: もう100万あると違うと思います。

>  リンク先に出ていた、介護福祉士の年収が200~400万円で昇給がほとんどないなら、夫婦共稼ぎでも子供の教育費の負担は重いと思います。
>
> 【高校から大学までの教育費1人平均861万円 27年度北陸3県】
> ・・・・・・200万円以上400万円未満の世帯では平均で56.6%と前年度(38.0%)を大幅に上回り、半分以上が子供の教育に費やされている結果になった。・・・・・・
> http://www.sankei.com/region/news/160430/rgn1604300031-n1.html
>  ケア・マネージャーしていた友人によると、年収と仕事の厳しさのせいか良い人材はあまり来ないそうです。テレビで観たフランスの介護の技術(名前を忘れました。)をマスターして痴呆症の方に対応すると、友人によると必ずではないけど患者さんから良い反応が出て応対する人員を減らせたりするそうで、そのような優秀な人にはふさわしいお給料を払うようにすればかえって医療費の抑制にもつながるかもしれません。

全くその通りなんです。
医療・心理学・さらに現状把握、とっさの判断、火事場の馬鹿力:体力がないと勤まらない。高度の熟練した技能なのです。
こういう熟練者はそれ程の人数は必要ないですので、専門家として高給優遇すべきです。
私なども勉強してますが、重介護でなければ、ある程度の対応は可能です。

優秀な人が辞めて行くのを見ていると、本当に政治家の現場感覚の無さを感じますね。
  1. 2016-05-07 18:36
  2. URL
  3. 友遊 #-
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 大学の学費が高騰した上に1972年に日本教職員組合がゆとり教育・学校5日制を提起して、2007年に安倍首相が脱ゆとり教育へ路線変更まで公教育のレベルが低下しました。ゆとりのせいで塾に通わないと受験に備えられなくなり、平成18年の統計では公・私で5割くらいの小学生が塾に通っています。そして1976~2012年までの間に塾の月謝はほぼ3倍に跳ね上がり、これも家計を圧迫しています。やはり公立の授業を充実させて塾に通わなくても済むようにし大学の学費が安く成れば、年収が今のままでもとても楽に暮らせてもう一人子供を育てる経済的な自信が持てると思います。

【約40年に渡る学習塾の月謝推移をグラフ化してみる】
http://www.garbagenews.net/archives/2203075.html
 
 昨日思い出せなかった患者さんに対する技術は、認知症ケア「ユマニチュード」でした。こういう心理学のようなことや腰を痛めないように古武術を活かした体術で患者さんを移動させたりと勉強することはたくさんあります。できたら優秀な人材を多くし待遇をふさわしいものにすれば、これから介護はもっと良くなると思います。

【150の技術から成る認知症ケア「ユマニチュード」】
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cadetto/tuusin/201503/540392.html
  1. 2016-05-08 22:51
  2. URL
  3. 都民です。 #-
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>  大学の学費が高騰した上に1972年に日本教職員組合がゆとり教育・学校5日制を提起して、2007年に安倍首相が脱ゆとり教育へ路線変更まで公教育のレベルが低下しました。ゆとりのせいで塾に通わないと受験に備えられなくなり、平成18年の統計では公・私で5割くらいの小学生が塾に通っています。そして1976~2012年までの間に塾の月謝はほぼ3倍に跳ね上がり、これも家計を圧迫しています。やはり公立の授業を充実させて塾に通わなくても済むようにし大学の学費が安く成れば、年収が今のままでもとても楽に暮らせてもう一人子供を育てる経済的な自信が持てると思います。
>
> 【約40年に渡る学習塾の月謝推移をグラフ化してみる】
> http://www.garbagenews.net/archives/2203075.html
>  
>  昨日思い出せなかった患者さんに対する技術は、認知症ケア「ユマニチュード」でした。こういう心理学のようなことや腰を痛めないように古武術を活かした体術で患者さんを移動させたりと勉強することはたくさんあります。できたら優秀な人材を多くし待遇をふさわしいものにすれば、これから介護はもっと良くなると思います。
>
> 【150の技術から成る認知症ケア「ユマニチュード」】
> http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cadetto/tuusin/201503/540392.html

ゆとり教育については、確かに最初に言い出したのは日教組かもしれないが、それで文部省が動くわけが無いのです。
この提案は長く放置されていました。
これが動き始めたのは経済界からの要望です。
私の記憶でも、この時期の企業は危機感を持って教育について研究していました。
企業は戦前からグローバル展開していますから、先進国から途上国までの教育現場を見ている。
その中で日本の教育を見ると、明らかに途上国型の教育なのです。
途上国ほど高学歴に拘り、我も我もと高学歴に群がる。中国と韓国に似ています。
そして、この高学歴は自己満足であり何の約にも立たない。
だから途上国はいつまでたっても途上国なのです。
これを先進国の日本がやっているのですから、どうしようもないですね。

ゆとり教育でやろうとしたのは、企業人も教壇に立って、日本経済はどのような状態あるかを説明し、どのような人材が求められているかを知ってもらうことです。この実現のために様々なプロジェクトがあり、私も教壇に立つ予定でしたが・・・駄目でしたね。
日本の教育は実業界とは無縁の存在であり、長く実業を拒否してきたので、これを受け入れるわけにはいかなかった。
そして、工場、物流、商店、サービス業などが、地元の学校に是非、是非、職場に見学に来て、話を聞いて欲しいと提案したのですが、これも、応募は限りなくゼロでした。
ゆとり教育は新しい教育のあり方を模索するはずでしたが、教育現場にその対応力も、意欲も無かった。
学習塾にとっては死活問題ですから「ゆとり教育により学力が落ちた」のキャンペーンをやり、保守派の論客も例によって簡単に騙されました。

日本の教育は再生への最後のチャンスを逃しました。もう、何も期待してないですよ。
  1. 2016-05-09 23:19
  2. URL
  3. 友遊 #-
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