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2016-03-31 09:53

消費税の計算方法:意外と消費者はご存知無い

消費税というのは、消費者がお店で商品を買って、商品代と同時に店に預ける。
店は、その預かった消費税を記帳して、1年間溜めておいて、決算の後に収める。
そのように、しているのだと思っている人が意外に多くて驚くのです。
この記帳するというのは軽減税率法案と同時に決まったインボイス方式ですね。
完全導入は2021年とオリンピックの後だわ。

今までは、どうであったのか?

簡易課税方式というのでやってきたんです。
消費税は、それまで商品によって20%ぐらいあった物品税を止めて「全商品に薄く広く掛ける」という約束で始まったので、
3%程度なら、その事務のコストを考えたら、簡易方式で良いという判断は、それで良かった。
消費税率を上げると、このイイカゲンな計算方式では、まずかんべ…となったのです。

簡易課税方式では、消費税の納付税額は、通常は次のように計算します。
最初に当社は簡易課税方式を使うだよ・・と申告するのですが、ややこしい手続きを省くと。

基本は売上高ですわ。
消費税の掛からない商品を省いて売上高を出すのは面倒なので、
中小零細企業などは売上高=課税売上高でやってます。
例として、売上が3000万円の会社があったとすると・・・

売上高×5%  3000万円×5%=150万円
これが、8%になると・・・
3000万円×8%=240万円
この240万円を納税していると思ってる消費者も多いんです。

違います。
この額から、課税仕入れ等に係る消費税額を引けるのです。
仕入れにも課税仕入れと、税金の掛からない仕入れがあるのですが、これを仕分けるのは大変。
そこで、引ける額・・・払わない額ですねを「エイヤ」と出すのが簡易課税方式なんです。

どれぐらい引けるのか?
これが業種によって違うのです。

みなし仕入率
第一種事業(卸売業)90%
第二種事業(小売業)80%
第三種事業(製造業等)70%
第四種事業(その他の事業)60%
第五種事業(サービス業等)50%
第六種事業(不動産業)40%

わかりますか?
先に計算した売上高3000万円の会社の8%消費税額は240万円。
この会社がサービス業・・・・美容院とか自動車整備工場とかだったら、50%がみなし仕入れとして引けるのです。
240万円-50%=120万円です。
ところが、この会社が小売業でしたら80%引ける。
ですから240万円-80%=48万円なのです。
町の商店街に美容院とスーパーが並んでいて売り上げが同じなら、
一方が120万円で一方が48万円なのです。
そして、その不幸な美容院の二階に卸売り業の事務所があり、売り上げが同じなら・・・。
不幸な美容院は120万円、卸売り業者は90%引けるので24万円ということになります。
こんなので消費税が20%になったら、えらいことですわ。

本来「浅く広く」の約束で始めた消費税を、海外が20%だと・・・・日本も物品税時代は20%でした・・・と、
そのシステムが違うのにあわせようというのは無理がある。
財務省も劣化したものです。
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