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2015-03-04 10:27

相互扶助は競争のため、防御のため

数年前、事業協同組合を作った時に「これから組合員は競争ではなく、相互扶助だからね」と確認そたのだが、
私も含めて、誰もピンと来てはなかった。
「やはり競争がなければ、進歩しないのでは?」と思っていただろう。
「今まで競争していたのに、急に相互扶助といわれてもねえ」というのが本音。
しかし、今では誰もが相互扶助を実感している。
一つの企業体となるまでにはあと一歩であるが、今後は一体化に努め、
その後は先輩諸氏の引退に備え株式会社化を図ることになるだろう。

相互扶助はあくまでも組合の内部だけの話である。
新自由主義の弱肉強食の嵐の中で、組合の外にある大手企業とは当然のことながら熾烈な競争がある。
強大な競争者と戦うために、内部は相互扶助なのである。

零細企業では技術開発や商品開発のための予算が少ない。
しかし、20社、30社と集まれば、その少ない予算も20倍、30倍になる。
その予算で各社の技術者を集めて共同開発を行う。
その成果は組合員全体で共有する。

実際のところ優秀な技術者は20社、30社の中でも数人しか居ないので、
その成果は一部の組合員のものであるが、その数人の技術者も金が無ければ研究出来ないので、
組合への各社の出資金があって、はじめて成果が出せるのである。

そして、零細企業が1社で良いものを発明しても、販売ルートが無いので、商品化が出来ない。
組合で、その技術を共有することで、販売ルートが確保され商品化が実現する。
また、組合が技術を保有することで、技術が守られる。
零細企業の開発した技術なら会社がM&Aされたら終わりだからだ。
「どうせ、御社では商品化できないから、会社ごと売りませんか」という話は実際にある。
そうなれば「今までの10年、20年の努力はなんだったんだ」ということになりかねない。
相互扶助は防御でもあるわけだ。

日本には志があり、頑張っている人が居れば応援しようという気風が、かろうじて残っている。
設備投資に金が掛かるテスト機関だが「いいよ、只でやってあげるから、そのかわり良いものを作れよ」という経営者も存在する。
「求めよ、さらば与えられん、尋ねよ、さらば見出さん、叩けよ、さらば開かれん」
自らの信じる道を真直ぐに進むべきである。






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