2015-01-18 12:11

魅惑のワルツ




「魅惑のワルツ」はビリー・ワイルダー監督の映画「昼下がりの情事」の挿入曲で、このドラマでは重要な役割を果たす。
オードリィ・ヘップバーンの映画では初期のモノクロ時代の映画である。
1953年 ローマの休日
1954年 麗しのサブリナ
1956年 戦争と平和
1957年 昼下りの情事

昼下がりの情事というと人妻の浮気の映画を思わせるが「午後の恋愛」「午後の初恋」が正確であろう。でも、これでは観客が入らないと悩んで、思わせぶりな標題になった。
最初から最後まで情事はないのです。
なぜ、午後かといえば、午前中は音楽学校でチエロの勉強をしており、
夜は父親に食事を作らねばならないからである。



こ映画でオードリィが演じる私立探偵の娘が練習しているのはハイドンの交響曲第88番「V字(回復)」。
ゲーリー・クーパー演じる大富豪のプレイボーイがミュージカルと間違えて切符を取ったのが「トリスタンとイゾルデ」。
「トリスタンとイゾルデの物語は大変な悲劇だ。もっと早く私立探偵を雇うべきあった」というのがモーリス・シュヴァリエ演じるお父さんの私立探偵。

安心して見れるお洒落な喜劇というのが、まだあった時代の映画である。


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