2014-12-30 12:06

東京のお正月

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北斎のこの絵は浅草の本願寺である。
本願寺は1651年(慶安4年)、神田に江戸御坊光瑞寺として建立されたが、1657年(明暦3年)、明暦の大火により焼失し、浅草に移転した。

北斎の絵にも火の見櫓が大きく描かれているのも、大火の記憶によるものか。
しかし、浮世絵というのは、素晴らしいデザインである。

以前、横浜在住の浮世絵師の末裔に話を聞いたことがあるが、浮世絵は庶民の家のどこにでもあったもので、まさに大衆芸術である。
西洋に渡ったのは絵画としてではなく、茶碗の包み紙としてである。
日本から輸出された安茶碗の包み紙に浮世絵が使われていた。
ということは、本当にありふれたものであったのだ。
その浮世絵師の末裔は欧州に先祖の作品を求めて歩いたというが、日本ではすでに消失してしまった作品が、大事に保存されていたという。

年末はいつものように町内のパトロール。
最終日には参加者が多くて驚いた。
若いお父さんと子供たちに参加は嬉しい。

それから町内の忘年会。
相変わらず年寄りが「ネトウヨ」で、若い人達がリベラル。

そして、本日は町内を暮れのあいさつで回る。
一人暮らしの老人がパトロールの「火の用心」の声を聞くと安心すると言われた。
12月に町内で夜道での引ったくりと痴漢の2件が発生している。

身の回りに普通にある「大切なもの」は、無くなって初めてその価値が分かる。
しかし、それでは遅いのである。
常に大切にする心と具体的な行動を続けていきたい。
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