2014-12-20 14:47

少子化談義

この長谷川氏がどんな人か、よく知らないんですけど、云ってることは「その通りでおます」という部分が多々あり、違和感が無いです。

原文はこれ。

http://blogos.com/article/101095/

一部を転載。
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では、まず、少子化対策の有効な方法の前に、日本のエライエライ人たちのお集まりになる中央の会議などで出され、今や日本のスッカラカンのアホテレビがそのまま垂れ流し、まるで既成事実化している大ウソを指摘しておきます。

働く女性が働きやすい環境づくりが大事!という勘違いの思い込み

この誤解が日本では圧倒的に主流派なんですね。これが僕は間違いの原点だと考えています。
これは、働くのが大好きで、男性陣に負けたくない!という根底意識を持っていて、専業主婦とか大嫌いで、外に出ていくのが好きで、結構な社会的地位を確保していて政府の有識者会議とかに出てらっしゃる女性の大多数の意見なので、まるでこれが正しいかのように言われてたりするんですが…間違ってますからね?

まず、「男性陣に負けたくない!」とか「女性だから差別されてる!」とかがなり立てている女性陣に言いたいのだけれど…会社経営したらみんな分かる話ですし、多くの経営者が口をそろえて言うことですけど、会社って、あなた方が思ってるよりもずっと男だろうが女だろうが、関係ないからね。

「女だから出世が出来なくて!」とかいう人、そこそこいるんですけど、自分の能力のないのを性別のせいにしてごまかすなって。
僕、女性に嫌われるの全然気にしない人間なのではっきり言いますが、優秀な女性はちゃんと出世します(断言)。

当たり前でしょう。あのね、会社って「儲かったらいい」んです。利益もたらしてくれたらそれでいいんです。それが出来ないやつは男だろうが、女だろうが、給料なんて払いたくないもんなんです。
当然でしょうが?経営者の観点に立てば誰でもわかる話です。

有識者会議に出てるおばちゃんとか、ものすごい勢いで口が達者だからどんどんごまかすんですけど、この際だからはっきり言いますが…女性の社会進出と少子化対策はリンクしませんから。

みんなわかってるでしょ?
もし、子供を増やしたいのであれば…少子化対策をしたいのであれば…一番手っ取り早いのは、言うまでもなく「専業主婦や専業主夫を増やす」に尽きます。

はいはい。ここで、感情論でギャースカ言う人、たくさんいるでしょ?分かってます。
ギャースカ言ってください。どうせ理論的になんて話せない人たちなんで聞き流しますから言っててください。
でも、結論は揺るぎません。だって、当然だからです。

いや、断っときますが、僕はその方がいいとか思ってませんよ?

でも「国」って言う単位で物事を見て、「子供を増やすんだ!」っていう方向にもっていきたいのであれば、何よりも専業主婦や主夫を増やすことが何よりも有効打だってことです。

アホめー!
何言ってやがるー!
お金がないんだからしょうがないだろー!
って叫ぶ人、とにかく、感情論は面倒くさいので、最後まで読んでください。そのあとでギャースカ言って。

現在、20代の女性の過半数は「働くよりも専業主婦になって子供や家族と過ごしたい」と願っています。
これはとっくに正式な調査で結論が出ています。
有識者会議とかに出てるアマゾネスな昔のおねーさん方の考え方って…現在の若者の中では「非」主流派です。
要はそっちの方が少数意見なんです。

多くの若い女性はどっちかというと家庭的で、どっちかというと子供が好きで、どっちかというと、旦那に外で働かせて、落ち着いた専業主婦を望んでいるんです。
でも、そんな「普通の人たちの意見」なんて、政府に届かないんです。
世間に浸透しないんです。だって政府に出入りするガリガリ働く女性たちも、それを報じるマスコミでバリバリ働く女性たちもそういう「家庭的」で「子供好き」な女たちが大嫌いだからです。
あれ、本当になんでなんでしょうね?
バリバリ系の女性たちって、ほわーんとして、子供と幸せそうにしてる女性たち、大嫌いよね?
庭でガーデニングとかして「あなたぁ行ってらっしゃい~」とか言ってる女性のこと、ものすごい見下すし、陰口叩くし。
この理由だけは僕にも分からん。

で、そういう有識者会議とかに出てガンガン発言してる女性が言うわけですよ。

「保育所をもっと整えなければいけない!」
「働く女性が育児と子育てを両立できるようにしなければいけない!」
「でないと子供は増えません!」

全部ウソです。

ごめんね、はっきり言って。
ものすごい勢いで今回のブログで嫌われるの、よく分かってるんですけど、完全に間違っているので、これははっきり言っときます。
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全くその通りで、会社が人事面で女性を差別する理由は全くないし、
全く同じように働き、同じように評価されております。

それで・・・ここからマンハッタンの話になるのですが・・。

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僕、少子化問題にキー局で働いていた時から何度も取材して特集を組んできたので、興味があって、ニューヨークに赴任した時に、トライステートエリア(←マンハッタン周辺の地域ですね)の子育て環境と育児・保育状況を取材してたんです。

皆さん、ニューヨークって、どんな子育て環境だと思ってます?
まずね、臨月に入るでしょ?休めると思います?休めるわけないでしょうが?アメリカですよ?会社に利益もたらさないんだったら死ねよって世界です。当然、出産の超直前までみんな働いてます。

で、産みますって段階になるでしょ?
産んだらね、その日のうちに、病院から放り出されます。
信じられる?本気で、いられて2日って感じです。
基本、当日か1日で出されます。

日本とずいぶん違うでしょ?
出産して病院から放り出されたお母さんがまず何をすると思います?ベビーシッター探しです。
トライステートエリアでは、日本とは全然違って保育園なんてものはほとんどありません。
保育園のことはデイケアって言って、たまーにあるんですが、近くにあるケースなんてむしろレアです。
そして、保育園であっても、月に月~金で預け始めたら、大体10万前後かかります。
ちゃんとしたところなら15万以上かかります。

日本と全然違うでしょ?

でも、デイケアになんて預ける人はかなり少ないんです。
基本はベビーシッターです。ベビーシッターは時間の融通がつくからです。
デイケアで預かってくれるのは確実に夜の6時までです。
その段階で放り出されますから、ベビーシッターが普通です。
で、ベビーシッターは大体月に…25~30万ほどかかることも珍しくありません。

いや、話、盛ってないですからね!ホントよ?
僕の知ってる女性、毎月45万稼いで、ベビーシッター代に25万消えてました。そんなもんです。

で、なんでそんなに急いでベビーシッターを探すかっていうと…アメリカの育児休暇って、基本的に6週間です(←マジで)。

「基本的に」と表現したのは、そうでない会社の場合だと、4週間というところも少なくないからです。
もちろん、一年とれるところもありますよ?超少ないけどね。
でも…そうです。
アメリカは単純なんです。会社に利益をもたらせば、給料がもらえるんです。
そうでないなら給料なんて出さないです。
当たり前でしょ?日本人が甘えすぎてるんだって。
「株式会社」って基本的にはそういうところよ?

で、問題の合計特殊出生率です。
そう。アメリカでもっとも日本人に近い働き方をしているといわれているトライステートエリアの合計特殊出生率は…2.0近くあるのです!!

そう。全く少子化じゃないんです。
日本人と同等に働いてて?世界最大の経済の中心地で?そうです。全く少子化ではありません。

保育園を増やせばいい?育児休暇を延ばせば子供を産む?そんな低レベルなこと言ってる連中、ちゃんと、外面の資料だけじゃなくて、しっかりとほかの国も見て来いよ、と言いたくなるんです。
フランスやスウェーデンみたいに、働く時間や家族環境があまりにも日本と違うところと比較するんじゃなくて、日本と同等の労働環境のところと比較してみろよ、と言いたいのです。

そんなもんで、日本の若い夫婦は子供は産みません。絶対です。保育環境が整えば少子化じゃなくなるのであれば、アメリカの例が説明つかなくなるからです。
そうです、日本の少子化の根本的な問題点とは…若い男女が、子育てよりも自分のことの方が大好きだ、ということなんです!

これがすべての元凶なんです。このエクセルデータに表れない真実、それこそが原因なんです。
アメリカは間違っても、育児環境なんてものは整っていません。
日本の方が100倍マシです。日本、育児環境、もうすでに諸外国と比べて、整いすぎてるぐらいなんです。それなのに、子供なんて産まないんです。

子供なんて産んだら、自分たちの遊ぶお金が減るから。

子供なんて産むためには女性にプロポーズして結婚しなきゃいけないんだけれど、そうしたら合コンもいけなくなるから。
子供なんて産んだら、もうキャリアが台無しになるから。
子供よりも自分の方が可愛いから、子供なんて産んだら自分中心の物語が崩れるから。

アメリカ人ってね、なんでそんなに子供産むかって、理由は簡単なんです。
僕もよく、アメリカ人の友人に言ってたんだけれど、僕ら日本人から見たら彼らって…病的に子供が大好きなんです。
いや、ホントに「マジか?お前ら?」って聞きたくなるレベルで。
三度の飯より子供が好きで、会社には家族写真を飾りまくってる連中しかいなくて、残業するなんて愚の骨頂!
1秒でも早く帰って、子供たちと一緒にその日あったことをワイワイ言いながら夕食を一緒にしたいんです。

家族、大好きなんです。とにかくアホみたいに家族や子供が好きなんです。
だから産んでるんです。家族と過ごすことが人生で何より素敵な時間であることをちゃんと知ってるから。
そんな日本人、そこまで多いか?若い日本の男性も女性も、口をそろえて言うじゃないですか?

「将来の不安もあって…」
「子供を産むといくらくらいかかるのかなって…」

全部言い訳です。日本の方がよっぽどお金なんてかからんわい。
アメリカ、大学に行くの、年間で500万くらいかかるところもたくさんあるんだぞ?年間よ?金なんてただの言い訳なんです。ウソばっかです。そこを日本人はまだ理解していないんです。

若い男女が子供を産まない?子供なんかよりも自分の物語が大好きだからだよ。自分の時間がラブだからだよって。
有識者会議に出て、保育所の整備をどーのこーの言ってる連中、2年か3年でいいから海外住んでみろって。
日本人がどれだけ世界中でありえないくらい子供が好きではない人が多いか、理解できるから。

本当に子供が大切で、子供と過ごす時間にあこがれてたら、どれだけ金がかかっても、まずは子供を持つことを優先します。アメリカではアダプトと言って「養子縁組」は常識です。子供の産めない体のご夫婦も当然います。そんなもん、全然関係ありません。余裕でアダプトします。とにかく子供が大好きだからです。

こんな日本で少子化を対策したいのであれば、強制的に…声は小さいけれど、日本にも少しはいる「家族が好きな人たち」「子供が好きな人たち」「家庭的で少しのんびりした人たち」が超優遇される状況を作ることがとても有効だと僕は考えています。

面倒くさいので繰り返しますけど、僕がそうした方がいいとか思ってんじゃないですよ?
単に「少子化」を何とかしたいなら有効だってだけの話です。

専業主婦でもいい。
専業主夫でもいい。
とにかく、両親のうちの片方が家庭に入って、夫でも嫁でもいいから稼ぎ頭の方が安心して働いて、子供を安心して増やせる環境を作る。
そして、専業主婦でも専業主夫でも、その彼らにはちゃんと、ものすごい額の減税をして、専業主婦を見下す、今の日本の風潮を強制的に改めるんです。

嘘だと思うなら、20代から、夫か妻の片方が家庭に入り、専業主夫か専業主婦をしていますって夫婦の平均の子供数、調べてみ?そういう夫婦って、本当にびっくりするくらい、2人以上産んでるから。
こんなこと言うと、すぐに「お金がないんです!」って言うんですよね。あのね、夫婦共働きって、必ずしも稼ぎが倍になるわけじゃないからね?専業主婦、もしくは主夫をなめるなよ?的確に食事の管理をし、的確に家の電気、水道などを管理し、一つ一つの経費をしっかり見てくれる人が家庭にいてみ?毎月のかかる費用、どれだけ抑えられると思う?
勉強を教えられる父親か母親が、的確に家庭教師代わりに子供の勉強を見てあげてみ?塾代なんて全然いらんよ?
専業主婦(主夫)の経済効果を見下しすぎです。僕の家庭なんて、嫁さんのおかげでどれだけ助かってるか。

日本の少子化問題に対する対策の中で、必ず「女性の社会進出」とかを両立させようとする向きが多いんだけれど、それは会議に出てる人たちが専業主婦業を大嫌いな人たちばかりで構成されているからなんだけれど、そこが間違ってんです。家に専業主夫か専業主婦がいた方が絶対に子供は増えます。
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これも、その通りなんです。
アメリカの会社の事務所というのは、日本のように大部屋でなく、それぞれ分かれているのですが、その個室の中は奥さんと子供の写真を飾りまくってます。
コンピューターで受発注している作業スペースであっても、パーテーションで区切られており、その中にも奥さんと子供の写真。家族に夢中なのです。

だから家族の写真を見せ合うのは、映画の中だけではなく日常なのです。
私も海外に出張の時は妻と子供の写真をいつでも胸ポケットに忍ばせ取り出せるようにしております。

それから、日本の有識者が好きスエーデンとフランスの事例。
一番、重要なことを隠してますね。
フランスで生まれる子供の40%は夫婦の愛の結晶ではないのです。
夫婦でない男女の愛の結晶というかSEXの結果というか・・・いわゆる一つの私生児なのです。

離婚が許されないカソリックの伝統があり、
堕胎が宗教的な理由で許されない伝統があり、
その中で、できちゃった子供を、社会福祉の中で救い上げる仕組みができているのです。

そういう宗教的な背景を隠して制度面だけを比較するのは詐欺でしょう。
スエーデンは「お試し同棲」の制度があるので夫婦以外の子供が多量に発生するのです。

こういう話は隠して、自分に都合の良い話を作るのは、民間議員とか有識者会議の得意技なのです。
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コメント

小生もこれに類したことを書いたことがあります。

最近は少し忙しくなってしまい色々と出来ないので放置してるブログですがこんなことを書いたことがあります。

http://kkpowerful.exblog.jp/22164051/

おそらくこういう施策ではないと少子化は止め得ないでしょう。

この他に考えられる政策としてはナチスドイツがやったように結婚した若いカップルに子育てに専念させるために相当額の補助金を貸し付け、女性に専業主婦をやらせて子供を作らせる、それをある程度まで育て上げたらその返還を免除するということでしょうか。

この政策に肝はおそらく補助金がなくなった時に女性をどう働かすかという問題でしょうね。まともに就労して戦力になる人々はどれだけいるかははまあ別にして30歳、新卒、子供2人という女性を企業がどう考えるかの問題です。

小生はこの御仁のような楽観的な考えは持っていません。
ついでのこれに合わせて女性の定年も変えることです。
男性の平均年齢は80歳、女性は86歳ですから男性の定年は65ならば女性は71にしてもいい勘定です。

まあこれが出来るならば何の問題もないのですがね。
  1. 2014-12-23 12:24
  2. URL
  3. kazk #cPv2SIBE
  4. 編集

そう簡単に社会は変わらない

 長谷川氏はその後の記事( http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/archives/41939026.html )で、家事育児に専念していいのは女性に限らないということを述べていますが、確かに専業主婦だけでなく専業主夫というのも悪い選択肢でもなんでもないはずではありますね。しかし、社会で働く女性が旦那さんを専業主夫にすることを是とするかどうかについて、非常に懐疑的にならざるを得ません。
 それというのも、家事・育児に専念する女性と社会で働く女性って互いのことを非常に敵視してますよね。かたや「家事育児を放棄するなんて旦那・子供がかわいそう、母親としてどうよ」と批判するし、もう一方はと言えば「働かないで旦那の稼ぎに依存するなんて怠惰もいいところ」と罵る始末。案の定、コメント欄でもその応酬の一部が垣間見えるわけですが、この状況で、旦那さんが専業主夫をすることを受け入れられる女性なんてどのくらいいるでしょうか。いないというわけではないでしょうが、少数にならざるを得ないというのが現実でしょうね。
  1. 2014-12-24 21:28
  2. URL
  3. 凍え馬 #-
  4. 編集

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