2014-10-24 22:17

「夜のキャンパスの恐怖」の思い出

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この西村さんのツイートの「感覚」は、私は昔から持っていた。
しかし、これは、ある夜の恐怖の記憶から来るものだ。

高校の三年生になると、進学希望の生徒は、自分の受験したい大学を訪問する。
高校の先輩を頼り、学内を案内してもらい、さらに授業内容、教授の評判などの話を聞く。
私も1968年に高校三年生になったので、春から志望大学を訪問した。
先輩たちは概ね親切に、如才なく対応してくれた。
しかし、中には変な先輩も居て、雑談ばかりで校内を案内してくれない。
「こりゃ、あかん」と帰ろうとすると、ようやく先輩は「案内を忘れたわ」と気がつく。
「また来ますから」
「いや、今から行こう」
「夜ですから」
「大学は自由なんだよ。夜でも開いているから」
「本当に大丈夫でしょうか」
「大丈夫に決まってるだろう」
ところが・・・大学構内に入るとなんか変なのである。
「何でこんなに人が居るんだ」と先輩が呟く。
校内道路に一定の距離を置いて人がぬっと立っている。
そばを通ると殺気を感じるぐらいの迫力で体格が良い。
「あれ・・見たことない連中だ」
「そうなんですか」
「学生じゃないみたいだな」
「え」
「帰ろう。おまえ、彼らの顔を見るなよ」
「え」
先輩は早足で出口に向かう。
すると連中が我々を指さし騒ぎ出して何か言っている。
何を言っているのだろう。日本語じゃないみたいだ。理解できない。
その後、先輩と私は逃げるように校門を出た。
「怖かったな」
「何でしょうね、連中は」
「こんなことは初めてだ」
翌日か、翌々日か・・・その大学は学生にバリケード封鎖されたとニュースが流れた。
しかし、学生かどうかは覆面をしているので分からない。

あの覆面は警察・公安・機動隊対策だけではなく、本学の学生ではないことを隠すことにあると思った。
その後、先輩は外人部隊に大学を占拠され、酒と薔薇と麻雀の日々となった。
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