2014-09-30 08:08

仕分けにおける殺人の研究

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勝間和代氏による「仕分け」が行われた直後の記事に、経緯が詳しい。
日本には108の活火山がある。
このうち噴火で人的な被害が起こる可能性のある火山は約80ある。
現時点で気象庁が24時間の連続監視しているのは34に留まる。
そこで麻生内閣当時の補正予算で整備が決まった。
地下約100メートルに地震計と傾斜計を設置し、マグマの動きによる小さな地震と地殻の膨張、収縮をとらえる。

しかし・・・「大規模噴火は数千年に一度なのに、24時間の監視が必要なのか」と、
活発に活動する全国の火山に高精度な観測器具を設置するという気象庁の整備事業に対して「厳しい指摘」。
抜本的に見直すことになった。

記事の最後に御嶽山のことも触れられている。
名古屋大の木俣教授の心配した通りになった。

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これだけ災害予防の予算が削減されていると、他の災害も同様ではないかと疑う。
国の予算というものは長年に準備の結果、ようやく実現に至るものなのだ。
今日の昼食は天丼にしようという様に簡単に決まるものではない。
一度、止めてしまった計画を再稼働するのも容易ではない。
自民党内閣になってから、この短い期間で、民主党時代の破壊が修復されるわけではないのである。
予算は計上されても実現できるわけではない。
そもそも、あまり儲からない国の仕事である。中止となれば事業者は関連機器の製造を中止してしまう。
気象庁も再び火山観測の強化に予算を計上してはいるが、今年度以降の話である。
25年度予算の富士山、御嶽山、阿蘇山など6火山の観測所を更新計画は、はたしてどこまで進んでいるのか?




火山国日本 備えは今は、以下のサイトで読めます。朝日新聞です。  

http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/asahishimbun/charge/2010090600012.html

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 御嶽山の山頂付近に長野県が設置した地震計が、昨年8月から故障で観測できない状態だったことが30日、わかった。老朽化で故障したが、火山観測で連携している名古屋大が秋にも山頂に新たに地震計の設置を準備していたため、県単独の更新を見合わせていた。
 気象庁火山課によると、御嶽山では1979年の有史以来初めての噴火を受け、88年に常時観測を開始。現在、同庁のほか長野、岐阜両県、名古屋大、防災科学技術研究所などが12カ所に地震計を設置、他にも傾斜計や空振計、衛星測位システム(GNSS)など複数の計器が備えられている。データは、気象庁に常時提供され、活動の監視に使われている。
地震計のうち火口に最も近いのが、長野県が管理する「御嶽山頂」観測点だ。県砂防課によると、84年の長野県西部地震による土砂災害を受けて、土砂災害を防ぐ目的で97~00年度に山頂を含めた3カ所に地震計を設置。補修を繰り返して使ってきたが、昨年6~8月、うち山頂を含む2カ所が故障した。 朝日新聞社


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