2014-09-20 18:23

東日本大震災を超える落込み



1988年に消費税・・・世界では日本式付加価値税というわれる・・・が導入された時は、
一方で贅沢品税である「物品税」(20%、30%が当たり前)が廃止されたため減税があったのです。
それに1988年はバブル景気の最中であり、物価は上昇していた。
3%程度の消費税なら、物品税の廃止で帳消しになった。

この時代と、今とがどう違うのか?
1980年代は日本製品の品質が最高に良い時代なのです。
部品から最終製品まで国内で生産していた。
日本式品質管理が貫徹されていた。

あるクラスの成績で一番が100点。
ビリが30点
平均が70点
これが部品が生徒、クラスが製品だとすると、この製品の実力は70点ではなく、30点なのです。
一番、悪い部品がその製品の品質を規定する。
ですから戦後の日本は30点の子を支援して、70点ぐらいまで上昇させた。
これが1980年代なのです。
その後、ブッシュ・パパがやってきて、宮沢首相の晩餐会で倒れるのですが、ここから流れが変わった。
さらにクリントンの時代は外国部品の購入を義務付けられる。
大挙して30点部品がやってくるのです。
合わせて日本製品は過剰品質だと日本経済新聞が布教。
商品が松竹梅に分かれて・・・やがて悪貨が良貨を駆逐します。

1980年には商品は松しかなかったのです。
ですから消費税が導入されても、松の価格×1.03しかなかった。
問題は3%が転嫁できるかだけの問題であった。
現在は松竹梅があるので、消費税が増税されたらを松を購入していた人は竹に変えれば良いのです。
竹中さんの構造改革で階層分化が進んだことも影響してマーケットが分化しているのです。
さらに、日本式理由なきボリュームインセンティブで、流通価格は無秩序ですので吸収可能。
こんなに市場構造が変わっているのに、消費税対策セミナーは「転嫁対策」だけ。
ご苦労にも「転嫁できたか?」のアンケートまでやってましたが「意味ねえ」の一言です。
1988年にはアマゾンもなかったので、アマゾンで購入すれば、消費税はパスという心配もなかった。
輸出戻し減税の話もそのままだし。

今回の消費税の対策は「転嫁」ではなく「いかに売上を減らすか」ですよ。
消費税の増税分だけ仕入価格が上昇する。保証金の積増しが必要。
それなら従前の仕入額の中で、仕入先を変える。
実質の仕入額(税抜き)が減れば、売上減る。
ですから民間最終消費は落ちるに決まっています。
バブルとインフレの最中に導入した消費税を、そのまま税率アップでは、そうなります。
スポンサーサイト
  1. 消費税は悪魔の税制
  2. TB(0)
  3. CM(0)

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する