2014-08-30 17:09

海底軍艦の積極的平和主義

終戦の直前に神宮司大佐とその配下は、帝国海軍の無条件降伏の方針に反してイ号潜水艦を奪い南海へ消えた。
海軍が機密で開発していた「海底軍艦」の設計図を持って。
その後、20年。
1965年に至り海底軍艦は完成した。
いざ、帝国海軍の復活をと志す神宮司に、元の上官は冷たく言い放つ。

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しかし、上官は戦争を放棄したと言うのに、海底軍艦の力を借りたいという。
要するに戦争をやってくれ・・・ということだ。

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しかし、上官は・・・・

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・・・と意味不明なことを言い。


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・・・世界の要求に応えた武力行使なら良い・・・と言っているわけである。
これは自民党の「積極的平和主義」ではないか。
1963年の映画「海底軍艦」のみならず、この時代の東宝映画、テレビのウルトラマンシリーズから宇宙戦艦ヤマトまで、
すべては、この原理が貫徹されているのである。

それでも・・・・

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神宮司大佐は頑固にも「お断りします」。
しかし、その後に娘に日本国憲法の講義を受けて・・・考えを変えたと思われる。
それは映画には出てこないが・・・・
日本国憲法の前文には以下のように書かれている。

われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

日本国憲法のこの部分は悠久の大義に通じるものであるが、その前の部分と第9条の2だけが、大義の実行の邪魔をする。

前の部分

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。

9条の2
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

まあ、GHQ一夜づけで作った憲法なのだから仕方がないのである。

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・・・・まあ、変なとこは後から変えれば良いので、まずは「海底軍艦」は発進なのである。


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