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2014-05-23 10:06

2006年のブログエントリーの再録と2014年に思うこと

「実業の世界」は2005年からやってまして、最初はライブドア。
続いてIZA、そしてFC2と移転しましただよ。
・・で最近、人手不足が深刻で話題になっておりますが、これは2006年の頃と同じ。
2006年9月のエントリーを再録しますだ。
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人手不足は深刻に・・・
今年の新年の賀詞交換会での 中小企業経営者の話題は「遅かった」だった。
何が遅かったのか?「気付くのが遅かった」のだ。
もっと早くから取組むべきだった。

去年、もっと採用しておけば良かった。
06年入社の新卒が決まらない。
それなら、05年にもっと採用すべきだった。
今後の人手不足は、かなり厳しくなりそうだから後悔先に立たず・・。
こうした話をしていた企業は 東京に本社を置く年商100億円から500億円前後の商社である。

今回の大阪出張でも、各社の経営者からやはり人材確保の悩みが出た。
「当社は一応は上場企業ですけど、駄目ですわ」
「松下さんなど大手が、あれだけ人を取れば、我々のとこには回ってこなくなります。新卒だけじゃなくて、中途採用でも、ずいぶんと採用したるらしいです」

地方の状態はどうか?
長野県松本に本拠を置く某社の社長から話を聞くと、
「確かに05年までは、募集したら人が来た」
「でも、06年は全く来ない。問い合わせも無い」
「こりゃ、突然の人手不足だよ」

東京に帰り、 カレーショップに入ったので、オーナーに人手不足の影響ないかと聞くと、 「時給1260円まで上げても、来ないので参ってる」とのこと。

突然の人手不足の原因は、景気の回復ではない。
今まで企業の手枷・足枷となっていた3つの過剰(債務・設備・雇用)が解消した事にある。
自由に動けるようになった事で、新たな設備投資も可能となり、人材も必要になったのだ。
今まで中小に流れていた人材が、大手に逆流しはじめた。
とにかく中小以下は、えらいことになり始めている。
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この最期の部分の分析はこれで良いのですが、不覚にも大企業の回復の背景までは気が付かなかった。
実はこうだったんですわ。

日本で設備投資を促進するため低金利政策が実行される。
この政策を米国がえらく薦める。
なんでやねん???と思ったですわ。
しかし、日本企業は3つの過剰(債務・設備・雇用)を抱えており、設備投資は低調。
その低金利の金は・・・外国に出て行ったとですたい。
主に米国に渡り、そこで本来なら車や住宅を持てない人達に大判振る舞いされた。
サブ・プライムローンの原資になったのです。
忘れている人もいるかも知れないので説明するとサブプライムローンは、
通常の住宅ローンの審査には通らないような信用度の低い人向けのローン。
狭義には、住宅を担保とする住宅ローンを対象とするが、
広義には、自動車担保など住宅以外を担保とするものを含む。
一般的に他のローンと比べて債務履行の信頼度が低く、利率が高く設定される。
この危ないローンは、どうせいつかは破綻するのでEUの人たちに買わせてやろうということになり、
不覚にも皆さん購入してしまったのね。これが現在のEUの不況の原因の一つになっているのね。
この怪しいローンの前提は2000年から始まった米国の不動産価格の上昇。
これが景気を押し上げて、日本からの輸入が増えて、日本がつかの間の好景気に。
しかし、2007年頃には米国の住宅価格が下がるんです。
住宅価格が上昇することを前提に組まれていたローンは破綻を開始。
今の中国と酷似してますね。怖いですね。
2007年から始まったこの動きは2008年9月のリーマン・ショックで激震に。
2006年の好景気の夢は、一瞬で終わってしまったのです。
この時に金融経済を欲望のまま暴走させるのはやめて、
実態経済のサポートに徹しろとの反省はあったものの、
直ぐに忘れられてしまったのです。
今は、また新たな「激震」の前です。
日本経済は地底最深部に退却して被害を最小限度に留める必要があるのですが、
明らかに逆の方向を志向しております。
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