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2013-09-19 10:07

『およげ!たいやきくん』事件をお忘れか?

 

 

 

物品税は日本が戦争中に戦費調達のための導入されたものである。

「欲しがりません、勝つまでは」と言うことで、贅沢品に物品税を掛けたが、生活必需品は無税であった。

 

世界最初の消費税であり、欧米の消費税の制定に影響を与えたが、課税対象となった品目が恣意的であり市場を歪めるので、日本では1989年4月1日の消費税法施行にともない廃止された。

 

欧州の消費税は、日本の物品税の考え方に近い。

それゆえ生活必需品は無税である。

レストランで食事をすると高額な消費税が掛かり、自宅で内食なら食料品は無税である。

そのため外食文化は滅んだ。金持ちのための高級レストランと、低価格のファストフードしか残らなかった。

これが市場を歪めるということだ。

 

日本の物品税は宝石、毛皮、電化製品、乗用車あるいはゴルフクラブ、レコードといったものが対象とされていた。しかし、物品税は課税対象の品目をあらかじめリストアップしておく必要があり、商品の多様化により生活必需品か贅沢品の判定自体が困難なものもあった。

 

例えば、物品税法上、レコードは一般的に課税であったが、教育に配慮して童謡と判定されれば非課税であった。

 

このため皆川おさむの『黒ネコのタンゴ』、子門真人の『およげ!たいやきくん』などのレコードについて、課税対象か否かの議論が行われた。

 

『黒ネコのタンゴ』は歌謡曲とみなされ課税となった。

『およげ!たいやきくん』は童謡と判定され、非課税となった。

 

当然、これはオカシイと言う議論が起きた。

 

また、すでに生活必需品の自動車が贅沢品なのかという議論も起きた。

 

こうした背景の中で「全商品に広く浅く消費税を掛ける」ことになり、物品税は廃止された。

 

であるから、私はもともと低税率で広く掛けることがコンセプトの消費税の税率を、欧州の消費税と比較して上げることは「オカシイでしょう」と以前から書いているのである。3%が最適で、5%までは許されるが、8%はとても無理である。

 

 

 

 

 

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