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2013-03-26 03:46

規制強化が新しい市場を作る

規制強化こそが新しい市場を作る。

規制緩和は既存のプロの市場を、低レベルの事業者が奪うだけで、新しい市場は生まれない。

悪貨が良貨を駆逐する・・・これが規制緩和である。

 

石綿の規制がようやく最終局面に達しているが、欧米での規制はもっと早かった。

政府の規制がいつまでも中途半端なため、自動車業界でも1985年頃に自主規制して使わないことにした。

石綿は低価格で性能が良い。

低価格だから使いたい。でも、それを、あえて使わないようにしたのは、欧米の環境規制に合わせないと国内の技術が退潮するからである。

しかし、石綿を自主規制したことで、新たな素材が開発され、新しい市場が生まれた。

 

別の話。

 

私は結婚する時に自宅を改装した。

ところが酷いシックハウス症候群に襲われ、喉が痛い、鼻が止まらない、頭痛はするで散々であった。

 

業者に聞くと「新築の家はこんなもの」と言うばかりである。

「アンタは過敏症、アンタが悪い」というばかり。

 

あまりの頭痛に、怒って調べて見ると、家屋など建物の建設や家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれる有機溶剤、防腐剤から発生する揮発性有機化合物の規制が日本は大甘なのである。

この分野も欧米では厳しい規制がかなり前から導入されており、その当時の日本の規制値は比べ物にならないくらい緩かった。

このVOC規制も、いつまで経っても強化されなかった。

私は数年後に米国の材料にて家を新築することにした。

この時は、シックハウス症候群は全く発生しなかった。

 

その後、さらに暫くたって、ようやくVOC規制強化が取り上げられたが・・・日本の規制は規模が小さい事業者に対して足きりをする。・・・・大目に見るので実効性が上がらない。こういうのを見ていると日本人は規制強化は大嫌いなんだと思う。

 

 この時期、米国のデュポンやドイツのBASFに遊びに行って話を聞くと、日本の規制は10年以上遅れていて先進国として信じられないと笑われる。

規制緩和も、もうイイカゲンにすべきである。

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コメント

No title

この手の話を聞くといつも昔勉強したhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E6%2586%25B2%25E6%25B3%2595/" class="keyword">憲法学上の違憲審査論を思い出します。すなわち国民の健康安全を守るための財産権や経済上の諸権利の規制はいわゆる消極目的規制であって、その内容は基本的に厳格な合理性の基準に従うとします。その規制は違憲となりやすくなります。

それに対して格差是正や過当競争防止などの経済的弱者保護のための規制はいわゆる積極目的規制であり、規制の合理性は立法府が判断するものであり、基本的に合憲と考えます。

日本ははっきり言ってこの前者の規制はあまりに緩いのでしょう。この手の話はいつも外国の後追いです。それに対して後者の規制は大好きなんでしょう。官僚や政治家が力振るえますからね。

もちろんこのような規制はその限界がどちらか不明確なものもあるし双方の目的を有するものもあります。だから単純ではありませんが基本は変わらないはずです。

yuyuu様が仰るように規制なんかないのだというのはこの前者なのでありましょう。新自由主義者という連中はこの後者の規制を取っ払うことが重要としていますが、結果として消えるのはかなりが前者の規制でありましょう。国民を危険に晒すことを平然とすることになります。

新自由主義者が力を振るえば振るうほど貧富の差が拡大するだけでなく生活の安全が脅かされることに成るのでしょう。この辺りは本当に問題だと思います。
  1. 2013-03-27 01:51
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To kazkさん
>この手の話を聞くといつも昔勉強したhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E6%2586%25B2%25E6%25B3%2595/" class="keyword">憲法学上の違憲審査論を思い出します。すなわち国民の健康安全を守るための財産権や経済上の諸権利の規制はいわゆる消極目的規制であって、その内容は基本的に厳格な合理性の基準に従うとします。その規制は違憲となりやすくなります。
>
>それに対して格差是正や過当競争防止などの経済的弱者保護のための規制はいわゆる積極目的規制であり、規制の合理性は立法府が判断するものであり、基本的に合憲と考えます。
>
>日本ははっきり言ってこの前者の規制はあまりに緩いのでしょう。この手の話はいつも外国の後追いです。それに対して後者の規制は大好きなんでしょう。官僚や政治家が力振るえますからね。
>
>もちろんこのような規制はその限界がどちらか不明確なものもあるし双方の目的を有するものもあります。だから単純ではありませんが基本は変わらないはずです。
>
>yuyuu様が仰るように規制なんかないのだというのはこの前者なのでありましょう。新自由主義者という連中はこの後者の規制を取っ払うことが重要としていますが、結果として消えるのはかなりが前者の規制でありましょう。国民を危険に晒すことを平然とすることになります。
>
>新自由主義者が力を振るえば振るうほど貧富の差が拡大するだけでなく生活の安全が脅かされることに成るのでしょう。この辺りは本当に問題だと思います。

前者の規制については、あまりにも強化に消極的なんですが後者の規制についても、かなりイイカゲンなんですわ。
http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E7%25B1%25B3%25E5%259B%25BD/" class="keyword">米国にはロビンソン・パットマン法があるので大規模店舗法は必要ないのです。大手小売店であろうと中小店舗であろうと問屋やメーカーは同じ値段で卸さねばならないからです。ネゴは実質的にできないんですね。

新自由主義というのは米国でも日本でも大手企業の都合の良いことが一番ととするものです。
  1. 2013-03-27 15:57
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

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