2012-09-09 01:29

NASAと放射能とラッキー博士

先日、アジアで開催される学会で、講演をするため米国の薬学系研究所のドクターが来日したので話を聞いた。

面白い話しを沢山聞いたが、印象に残るのは「研究者に必要なのはタフな精神」という話。

 

薬の開発で、一番、金が掛かるのはエビデンスである。

ある薬が病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果を指す。

 

薬の原価などはたいしたことはない。

研究により、こうした薬を設計すれば、こうした症状に効くであろう・・・と考えて、開発するまでは簡単なのだ。

問題はエビデンスである。

最初から人体実験はできないので、ラットやマウスを使う。

ところがラットやマウスで有効であっても、人間には有効でないという例はいくらでもある・・・というより、殆どがそうなのである・・・という。

それでも、ラットやマウスで実験するしかないのである。

 

そして、実験用のラットは、夜店で売っているものではない。薬物の投与の量、時間を変えて実験して、その差が証明できるように均質でなければなえらない。

そのため価格は1匹36万円とか50万円の世界である。

 

これを10匹では証明にならない。

36万円を100匹として3600万円である。

500匹なら1億8000万円である。

薬の投与実験期間は1週間というわけにはいかない。

半年から1年は掛かる。

この期間中は、付きっきりでラットの世話をして、薬を投与する。

毎日、記録を付ける。

この仕事を他人に任せることはできない。

変化を見逃したくないので、自分で食事を与え、運動させ、糞を観察して処理をする。

 

そして、実験が終わったら、一匹ずつ殺して解剖し記録をつける。毎日、毎日、朝から晩まで全固体を解剖し、内臓の変化を観察する。500匹で実験したら500匹全てを解剖しなければならない。

その結果、薬の効果が無いと分かり、耐え切れなくて自殺する研究者が毎年、何人か出るという。

多大な費用を掛けて、長期間の実験と、その後の解剖で神経をすり減らし、結果が出ないで絶望にあまり自殺する。その気持ちは判るし、彼の研究室の友人も自殺したと言う。

そして、結果が出ても、人間に有効ではないかも知れないのである。

 

ところが米国の医学の歴史の中で、動物実験と合わせて人体実験が存分に出来た事例がある。それがNASAのアポロ計画と、その後のスペース・シャトル計画である。

 

民間の製薬会社では考えられないような研究費用が投入され、最終的には宇宙飛行士が使用することで効果が実証された。NASAの宇宙計画から出てきた食料や医薬品は、他の追従を許さない程の、優れものなのである。

 

実は私も、その一つを毎日、服用しているが、年々、若返っていくようなのだ。

以前、床屋でシルバー価格(65歳以上)で通ったのが、最近は、あんたはシルバーのはずがない・・と言われて、普通の成人料金を取られるのである。

 

人間への放射能の影響の研究についても、NASAが影響している。

宇宙空間は地上の300倍の放射線が振リ注ぐ。

とても危険な場所のはずが、宇宙空間の出た飛行士は、皆、元気になって戻ってくる。明らかに若返っているようなのだ。

 

ラッキー博士は、最初は放射能による人体へのダメージを研究するためNASAと協力していたのだが・・意外な結果に驚き、なんでやねん・・・と調査、1982年に微量の放射線は生命にとって有益であるとの論文を発表した。

これは、宇宙飛行士による実験に基き、エビデンスがしっかりとしていたので、誰も否定できない論文だったわけである。

この論文を契機に、この分野の研究は一挙に進み、年間100ミリシーベルトが最適という数字が出ている。

 

これはICRP(国債放射線防護委員会)の出している数字とは大きく異なっている。

ICRPは国連の組織ではなく、単なる民間団体であるが、長い歴史があるので主要国は、この勧告を受け入れている。

ICRPは80年前のマラー博士の論文にもとずく規制値を変えようとしないので、主要国政府もその勧告に従うしかないのである。

 

私はラッキー博士以降の研究成果を信じている。

微量の放射線を有効に活用すると、体調が良くなる。

微量のラジウム鉱石は、パソコンの使用で、頑固なまでに固まった首筋に有効だし、今、私が実験中のものは、ラジウム鉱石よりも、さらに軽い波動により、首筋のリンパの流れを良くする。

固まったものが、みるみると解けてゆく感覚は、使った人にしか分からないので、製品化は難しいかも知れないが、効果は医学的に実証は可能なのである。

 

売れるかいな?

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コメント

No title

こんにちは

新薬開発で 基礎研究から非臨床実験までで10年とか言われてますよね~
臨床実験のフェーズ1~3の段階の進んでも ダメなものはあるし・・・
ガンの新薬など 100億以上の研究費と15年近くの時間が必要と言われておりますw
それでも ゲフィニチブみたいに 副作用が出るとか・・・難しいです。
自殺したくなる気持ちにもなりますよね・・・

しかし 100mSvと言えば 地上の最高値の10倍程度ですが
原発従業員の人々も それくらい浴びているかもですね~
今の福一で働いている人の精密検査やれば すぐ分かりそうな気もします・・
少なくても 100mSv以上は浴びてるはずですし・・・
  1. 2012-09-09 11:13
  2. URL
  3. zuka1123 #79D/WHSg
  4. 編集

No title

やはりyuyuuさんのこの手のエントリ記事は面白いですね。
実業界の、地に足がついた知見、その経験からの視点が面白いのです。
前エントリ記事の「ATカーニーの講演」その酷さへの指摘など、
私などには無い経験知ですので、とても興味深く拝見しています。

個人的には、シルバー料金を断られたという、yuyuuさんの
服用されているものに興味がありますね。
差し支えなければ、それに関するエントリ記事もhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25A2%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597/" class="keyword">アップして頂ければ・・・

さて、まもなく3000記事になろうとしているyuyuuさんの
本ブログにおかれましては、これからも益々面白いエントリ記事を期待しています。
  1. 2012-09-09 13:19
  2. URL
  3. hatepanda #79D/WHSg
  4. 編集

No title

ラッキー博士の著書もアリソン博士の著書も読みましたが、放射脳の著作と全然違うことに驚かされました。

ラッキー博士の著書は実はかなりの部分広島、長崎のデータが元になってます。広島市の平均寿命は相当長く、http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E8%25A2%25AB%25E7%2588%2586%25E8%2580%2585/" class="keyword">被爆者の平均寿命の低下はほとんど誤差の範囲であることは小生知っておりました。

その上で、http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E8%25A2%25AB%25E7%2588%2586%25E8%2580%2585/" class="keyword">被爆者の現状というとなにか不思議な感覚を持ったものです。広島の被爆者の多くは福島と比較にならぬほどの被曝をしたはずであり広島では除染や内部被曝防止の積極的な施策もなかったはずなので予後はよほど悪いものだったはずです。

どうも放射能というものに対してもっと根本的に研究し直す必要がるような気がします。もちろん放射脳抜きであることは必須ですが…
  1. 2012-09-09 13:38
  2. URL
  3. kazk #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To zuka1123さん
>こんにちは
>
>新薬開発で 基礎研究から非臨床実験までで10年とか言われてますよね~
>臨床実験のフェーズ1~3の段階の進んでも ダメなものはあるし・・・
>ガンの新薬など 100億以上の研究費と15年近くの時間が必要と言われておりますw
>それでも ゲフィニチブみたいに 副作用が出るとか・・・難しいです。
>自殺したくなる気持ちにもなりますよね・・・
>
>しかし 100mSvと言えば 地上の最高値の10倍程度ですが
>原発従業員の人々も それくらい浴びているかもですね~
>今の福一で働いている人の精密検査やれば すぐ分かりそうな気もします・・

ショウジョウバエのように細胞の修復機能が無い場合は、放射線のダメージを受けたままになるので、年間の被爆量の目安が必要ですが、人間の細胞は
修復するので、年間目安は要らない。
一時的にどれだけ被爆するかが問題。時間当たりの目安だけで良いことになります。

年間100ミリhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2599%25E3%2583%25AB%25E3%2583%2588/" class="keyword">シーベルトというのは、限界地ではなく、人間にとって最適な環境と言う意味なんですね。限界値はもっとずっと上です。
  1. 2012-09-09 22:27
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To hatepandaさん
>やはりyuyuuさんのこの手のエントリ記事は面白いですね。
>実業界の、地に足がついた知見、その経験からの視点が面白いのです。
>前エントリ記事の「ATカーニーの講演」その酷さへの指摘など、
>私などには無い経験知ですので、とても興味深く拝見しています。
>
>個人的には、シルバー料金を断られたという、yuyuuさんの
>服用されているものに興味がありますね。
>差し支えなければ、それに関するエントリ記事もhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E3%2582%25A2%25E3%2583%2583%25E3%2583%2597/" class="keyword">アップして頂ければ・・・

若返りの妙薬はhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E6%25B4%25BB%25E6%2580%25A7%25E9%2585%25B8%25E7%25B4%25A0/" class="keyword">活性酸素の除去ですね。


>さて、まもなく3000記事になろうとしているyuyuuさんの
>本ブログにおかれましては、これからも益々面白いエントリ記事を期待しています。

ありがとうございます。精進します。
  1. 2012-09-10 09:15
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

No title

To kazkさん
>ラッキー博士の著書もアリソン博士の著書も読みましたが、放射脳の著作と全然違うことに驚かされました。
>
>ラッキー博士の著書は実はかなりの部分広島、長崎のデータが元になってます。広島市の平均寿命は相当長く、http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E8%25A2%25AB%25E7%2588%2586%25E8%2580%2585/" class="keyword">被爆者の平均寿命の低下はほとんど誤差の範囲であることは小生知っておりました。
>
>その上で、http://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E8%25A2%25AB%25E7%2588%2586%25E8%2580%2585/" class="keyword">被爆者の現状というとなにか不思議な感覚を持ったものです。広島の被爆者の多くは福島と比較にならぬほどの被曝をしたはずであり広島では除染や内部被曝防止の積極的な施策もなかったはずなので予後はよほど悪いものだったはずです。
>
>どうも放射能というものに対してもっと根本的に研究し直す必要がるような気がします。もちろん放射脳抜きであることは必須ですが…

昔、「未来の記憶」と言う本を読みました。
人類はhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E5%25AE%2587%25E5%25AE%2599/" class="keyword">宇宙から地球にやってきたsのであるが、
地球に到着すると、徐々にお馬鹿になり、文明を忘れてしまった。
でも、記憶のどこかに、当時の文明の記憶が残っており、それを思い出しているのが科学の進歩だ・・と。

放射能などもhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E5%25AE%2587%25E5%25AE%2599/" class="keyword">宇宙空間を旅した時は、もっと多く浴びており、それで若さを保てていた。地球に付くと、放射能効果が薄れて、短命になった。

・・・なんてファンタジーも考えてしまいます。
放射能よりhttp://www.iza.ne.jp/izaword/word/%25E6%25B4%25BB%25E6%2580%25A7%25E9%2585%25B8%25E7%25B4%25A0/" class="keyword">活性酸素の方が細胞の老化を促進するので、体に悪いようですね。

  1. 2012-09-10 09:24
  2. URL
  3. yuyuu #79D/WHSg
  4. 編集

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