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2017-04-13 06:03

町会長会議

新年度初の地区の町会長会議に出席した。
町会とは地方自治法でいう、地縁団体の中心であり、地方自治の原単位である。
地区にある地縁自治体の長が集まり、地域の行政担当者と会議を開く。
ここで出て来た議題を、それぞれの自治体に持ち帰り、寄合で話し合い、結論を出す。
その結論を、次の町会長会議で発表し、それにより行政の方向が決まる。
これが大宝律令から続く日本の伝統的な民主主義である。

戦前の寄合の様子は、前に紹介した、以下の通り。

村で取り決めを行なう場合には、みんなの納得のいくまで何日でも話し合う。
はじめに一同があつまって区長からの話を聞くと、
それぞれの地域組でいろいろに話し合って区長のところへその結論を持っていく。
もし折り合いがつかねば自分のグループへ戻ってはなしあう。
用事のあるものは家へ帰ることもある。
ただ区長・総代はきき役・まとめ役としてそこにいなければならない。
とにかくこうして二日も協議がつづけられている。
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宮本常一著 「忘れられた日本人」より

ここで言う区長とは町会長である。
それぞれの地域組みというのは都会では「班」であり、村であれば集落である。

これは戦後の民主主義とは明らかに違う。
しかし、まだ僅かではあるが生き残っている。
これを何とか目に見えるようにしていきたいと思う。
まずは今年度は「寄合」の基本となる3役会議を復活させ、情報を発信していくつもりだ。



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  1. 瘋癲老人日記
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2017-04-09 23:22

練習中の曲

病院への移動は妹の車で。
ドアを開けると、妹の練習中の曲が車内になり響いている。
モーツアルトのレクイエムである。
以前から、今年はこれをやるとの話は聞いていたが、まさか、本当にレクイエムが必要になるとは?

とはいえ、母も合唱をやっていたのだから、これも何かの縁であろう。

・・・・・しかし、あまり何回も聞いたので、暫くは頭の中で鳴っている。



  1. クラシック音楽
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2017-04-08 05:52

甘き死よ来たれ

「甘き死よ来たれ」というフレーズは、少年時代に読んだ西洋の書物によく出て来たものであった。
あれは何の本であったかとネットで調べても分らない。
検索するとバッハの教会カンタータと、エヴァンゲリオンが出てくるばかりである。

3月下旬より母の容態が急変して、最後を看取ることになった。
父の場合は、朝食を食べに部屋から出てこないので、見に行くと死んでいたというもので、
朝起きてから読書をしていた後もあったし、メモも残っていた。
ですので「看取る」ということはなかった。

母の場合は年齢から老衰に近いものだったと思う。
「眠るように息を引き取りました」とは美しい言葉であるが、実態は少し違う。
まず、心臓から一番、遠い部分が数日前から冷たくなっていく。
足のつま先から冷たくなり、徐々にふくらはぎが冷たくなり・・・・。
しかし、手はいつもより暖かい。
心臓が最後の炎を燃やしている。
そして、やがて呼吸が短期的に止まる。
しかし、暫くすると大きく呼吸を始める。

「呼吸が止まったら、脈を診てください」と看護婦に言われる。
呼吸は頻繁に止まる。

この時期が長く続き、やがて急に呼吸が激しくなる。
肺も最後の炎を燃やしている。
・・・・がやがて普通の呼吸に戻る。

それから、さらに一昼夜が過ぎて・・・。
容態が急変する。

最後は決して「眠るように」ではない。
心臓は生きていたいと願い、口は最後の空気を吸い込もうとする。

そして、やがて停止する。

死は孤独との戦いである。
周囲の人間は祈ることしか出来ない。
ですから、ただただ祈り続けました。




  1. バッハ
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