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2009-07-31 12:08

米国小売業のバイイング・パワー(2)

米国でビジネスを始めてから、一人の通訳と親しくなった。

重要な交渉ではお互いに通訳を入れる。

交渉が終わり、相手側の交渉担当者と居酒屋に飲みに行く時は、通訳は不要である。

「これが、俺のワイフだ、美人だろう」と自慢されて、子供の写真まで見せられ、バーベキュー・パーティに誘われても、この手の会話に、英語力の不足による意思の疎通に問題が生じても、何のトラブルも発生しない。

奥さんの写真なのに、母親の写真だと勘違いし「若いですねえ」と褒めまくっても、特に問題はない。喜ぶだけだ。

 

でも、企業間の契約内容は間違えたら甚大なトラブルとなる。それで、専門の通訳を入れて万全を期す。

 

この親しくなった通訳。

米国在住の日本人で、奥様は米国人という典型的なパターン。

愛妻家にして、恐妻家。これも典型的なパターン。

 

この男が日本の流通業を相手に、視察セミナーなるものをやっていた。

「シアーズや、ウォルマートや、サムズショップや、ホームデポなど、適当な大手流通業を視察し、これに米国流通業の現況なる専門誌の記事の切り張りのようなセミナーをプラスして募集すると、日本の流通業者が応募してくる。お前も手伝え・・・」

 

この時に、米国の大手流通業を回った。

視察の後に、彼が親しいマネージャーを連れて来てQ&Aをやる。

 

「成功の秘密は?」

「バイイング・パワーである」

 

すると日本から来た流通業者は、手帳を出して「バイイング・パワー」と記す。

 

もう、どこに行っても同じ答えである。

「お客様対応です」とか「専門的なアドバイスです」等の答えは出て来ない。

大量に売るから、安く仕入れられる。それが成功の秘密・・・・と日本の流通業者は理解する。

 

誰も「そのバイイング・パワーの源泉は何か?」とは聞かない。自明の理との認識であった。

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  1. 米国
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2009-07-30 10:21

米国小売業のバイイング・パワー(1)

バイイング・パワーをネットで検索すると以下のような説明が出てくる。
 

商品取引で、買い手側が持つ購買力のこと。

小売業者が商品を仕入れる際、強い販売力を背景にメーカーなどから価格や仕入れ量などで有利な条件を引き出せる。

スーパーマーケットや家電量販店など、大量仕入れ・大量販売が可能な業態ほど効果が大きいとされる。
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大学の経営学でも、このように教えております。

私も、大学を卒業するまで、こんなものと思っていました。

 

そして、日本のビジネスでは、このようになっていました。

ポイントは「有利な条件を引き出せる」と言う部分です。

これは「沢山、買うんだから安くしろよ」とゴネる力です。

 

すなわち、バイイングパワー=ネゴシエーションなのです。でも、ホントにそうなんでしょうか?

  1. 米国
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2009-07-30 00:43

バブルの代償

「国内向けに物を売るのと海外に物を売るのと、どちらが安全ですか?」

 

この答えは、海外の方が遥かに安全です。

 

・・・・であった。

 

これは、日本の支払条件が「人は信頼できる」を前提に作られているからだ。

 

だから、手形なるものが存在し、そのサイトは210日の台風手形まで有る。

その間に倒産されたら、代金か回収できず、相手が多量に買ってくれるお得意先だと連鎖倒産の恐れもある。

 

一方、海外のビジネスは「人間は信用できない」が前提である。輸出の時は、料金が振り込まれない限り、品物は送らない。あるいは、互いに間に銀行を入れて、金は銀行間の取引にする。

 

その結果、海外のビジネスに料金の取りっぱぐれはなかった。

 

ところが・・・・

2003年以降、鉄や石油資源を産する資源国の経済が伸びた。特にロシアである。

原油価格も、鉄鉱石も、銅も鉛も高騰したから。

一夜にして成金になった彼らは、日本から高級品を多量に買ってくれた。

 

この時、相手が金持ちだから大丈夫と思って、日本と同じ条件で商品を売ってしまった愚か者がいる。

商品を先に送ってしまったのだ。

 

誘拐事件の人質と金の交換と同じでしょう。

人質を解放したら、もう金は入って来ない。

これ、世界の常識よ。

 

去年の8月以降のバブル崩壊で、一夜にして成金は、もとの普通の人に戻る。

そして、「商品を手に入れたら、もう金払わんもんね」と、極めて普通の対応となった。

 

愚かである。

もはや回収は不可能である。

それも、大きな会社で、愚かな対応が発生している。

殺到する注文に目が眩んだのだろうか?

他社を出し抜いて、良い取引条件で勝負したつもりだったのか?

それがバブルの所産と気が付かなかったのだろうか?

 

いつでも頑固なまでに原則通りの対応を

  1. 日本経済
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2009-07-29 20:38

唸り屋のバド・パウエルとグレン・グールドの旦那

唸り屋のバド・パウエルを初めて聞いたのは

新宿のJAZZ喫茶「木馬」の巨大スピーカーであった。

ピアノを弾きながら唸り続けるのは、ちょっと新鮮であった。

 

その後、もう一人、唸り屋を発見した。

グレン・グールドである。

クラシックのピアニストでも唸るとは・・・。

バッハで唸り、ベートーベンでも唸る。

「ゴルトベルグ協奏曲」はLPレコードは、よく唸っていたのだが、CDになって唸りが小さくなった。

怪しからんことに、意識的に消しやがった。

 

バド・パウエルは1950年代が最盛期といわれる。

晩年は、精神病院での電気ショックや、警官に頭を殴られて指が動かなくなったらしい。

 

しかし、この

 

there will never be another you

 

昔から気に行っている。 

 

 

こちらはグレン・グールドの旦那。

唸るというより、歌ってまんがな。

 

 

 

  1. クラシック音楽
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2009-07-28 23:53

1000円でも大混乱なのに、無料だと、どうなるんだろうね。

昨晩はトラック輸送業界の関係者と飲む。そこでの対話。

 

「高速道路1000円乗り放題というのも問題だな」

「どこがですか?」

「渋滞が凄まじくてトラックが動かない」

「影響出てますか?」

「荷物が予定通り、届かなくて大混乱だ。早く止めて欲しい」

民主党政権になると高速道路を無料開放するそうです」

「そうなると、物流システムそのものを作り変えることになる。現在の高速道路の車線数では無理だよ。米国を見ればわかるだろう」

「確かに日本の高速道路とは規模が違いますね。確かに何車線もある」

「無料にしたら交通量が増えるので拡張するための道路工事が必要になるね」

「拡張工事の横で渋滞が続く、懐かしい公共事業風景が再現ですか・・・それは今時、無理でしょう」

「米国の場合、高速道路が無料だが、そのため鉄道は滅んでしまったからね」

「大陸横断鉄道も以前はあったのですね」

「日本の高速道路の料金は、新幹線の料金、飛行機料金とバランスを取って決められている。高速道路が無料になれば、新幹線も飛行機も値段を下げねばならない。あの業界に、その余裕はあるかね」

「無理に運賃を下げればサービスに影響するでしょう」

「サービスだけなら良いが、安全にも係わることだからね」

「道路の補修をどうするのか?これも心配です」

「補修する費用が無いと米国のフリーウエイのように、穴があちこちに開いてたりするだろうね」

「クルマの傷みも早くなるし、修理代も増える」

「米国のタイヤのように、固くて、ゴムの厚いタイヤが必要になる」

「すると、クルマの乗り心地も悪くなりますね」

「クルマも今の道路事情に合わせて開発されているのでから、予想も付かないトラブルが発生するかも知れない」

「米国では道路状態が悪いのでホイール・アライメントが狂いやすい」

「運送屋をやめて修理屋に転向するか」

「道路の補修費用を捻出するのに、他の税金を上げるのでは?」

「そのようになるだろう」

「燃料費も上げるのではないか?」

「そうなると、運送費も上げてもらわないと、とてもやれない。運送費の上昇は物価にも跳ね返る」

「まあ、どうなるか楽しみですね」

  1. 自動車
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2009-07-28 21:47

ラフロイグ&スティルトン

賞味期限切れの一日前に購入したスティルトン。

すでに一週間が過ぎ、たまらん香りになってきました。

「くっさー」というのが正直な感想。

もはや、ワインでは対抗できず、ここはラフロイグに登場してもらうしかない。

外側のねばねばした部分は、スコッチで洗って保存しておくと、さらに宜しいようです。

 

 

 

 

 

曲は、唸りやのバド・パウエルの旦那。「クレオパトラの夢」 

 

  1. 瘋癲老人日記
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2009-07-26 19:56

新聞記者はビジネスマンを殺す

部長の様子がおかしいので、雑談でもしに来てくれせんか?」

取引先の女子社員から電話があった。

「どうしたのです?」

「〇〇新聞の記事、読まれましたか?」

「新規事業に参入という記事ですね。一面に出たので目立ちました。さすがは御社の宣伝力は素晴らしい」

「あれは、全くの出鱈目なんです」

「えええ・・・それは無いでしょう」

「記者と対応したのが部長なんです。それで責任を追及されているんです。ゆうさんの励ましが必要です」

「なに、禿げ増し・・」

「禿げ増しじゃなくて、励ましです」

「マブシカーノフと呼ばれているので、つい僻みが・・・」

「とにかく、早く来てくださいマブシ様」

 

・・・とうことで某社の某部長と会う。

「いやあ、あの記事が出てから、毎日が針の筵(むしろ)だよ」

確かに元気が無い。

「記事が出た時、妻に、この件で会社を辞めることになるかも知れないので覚悟しておけ」と言ったんだ。

悲愴な覚悟である。

 

「広報を通して合ったのではないのですか?」

「ウチは広報と言う部署がなくて、取材など話は営業にまわってくるんだよ」

「それで受けてしまった」

「そうなんだ」

「記事は出鱈目ですか?」

「不思議なんだよ。こちらが話したことは一行も記事になってなくて、話した覚えの無い事がバーンと記事になっている。何故だか、さっぱり分からないのだ」

「記事の反響は?」

「電話が鳴りっぱなしだよ。今でも続いている。掛かって来た電話は、全部、私の方に回すようにと言ってある。私の責任だからね。支店に掛かって来た電話も、私の方で対応している」

「電話の内容は?」

「抗議が多いね。あの記事の内容では、怒るのも当然だ。だから、私があんな話をするわけが無い。その後、親会社と大手取引先からも説明に来るように連絡があった」

「取材を受けたために、大変な騒ぎになりましたね」

「もう、辞めたいよ」

「自殺しないで下さいよ」

「月曜日が辛いんだよ。会社に行きたくなくてね。朝の通勤電車に飛び込む男の気持ちが分かったよ。私と同じ境遇で自殺した部長が何人もいるんだろうな・・・と思うよ」

「記者には抗議したんですか?」

「直ぐに連絡したよ。でも、記事は間違っていないと言うんだよ。訂正記事を載せてくれと頼んだんだが、間違ってないのだから訂正する必要は無いと・・・それで終わりだ」

「・・・やっぱり、そうですか」

「私は新聞記者というのは尊敬すべき人達なのかと思っていたが、この事件の後、色々と聞いてみると酷い連中のようだね。良い勉強になったよ」

「もう、新聞記者には近づかないことです」

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部長と会った後に、社長室に寄ってみた。

この会社の社長は、世界的にも有名な大手企業の営業担当重役であった人物である。

 

新聞記事で大変な騒ぎになりましたね」

「私も、前の会社にいた時の2回インタビューを受けた。

写真も掲載される囲みの記事だから、私が話した内容に沿った記事になるのかと思い、最初の1回目は期待していたのだ。でも、内容は話した事と大幅に違っていた。

この時も、お前はそういう考えか?と問い合わせが、猛烈に来たよ。でも、私は記者のレベルが低かったか、調子が悪かったのかと思い、愚かにも2回目のインタビューも受けてしまった。結果は同じだった。

新聞記者というのは、そういうものなんだ。それで、もう新聞記者は二度と近づけるなと言ったんだ」

「社長も、そのような体験をしてたのですね」

「私と同じ思いの経営者が多いと思うよ」

「記者への対処法はないのですか?」

「無いよ。取材時に広報が間に入り、徹底的にメモを取る。これを取材報告として文書にして、早めに関係先に配ってしまう。今日、このような記者が来て、このように質問して、このように答えた。

その後に記事が出て、内容が違っていても、取材者は正しく答えたのだと社内と関係先には証明される。こうした防御策を取っているのが現状だ。ここまでやっても、記者は誤りを認めることはない。」

「今回の部長の場合は、このメモも無いので、自分は言っていない・・・・と叫んでも、説得力がないですね」

「そこに問題があったと思うよ」

「なるほど、私はある事を考えてしまいましたが・・・」

「それは、当たってるかもしれないねえ」

 

これは、何年か前の実話である。

 

新聞記者は広告スポンサーの意向に左右されないのである。

彼らは第四の権力者なのだから。

  1. 日本経済
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2009-07-25 21:31

なぜ人は「宝くじ」の行列に並んでしまうのか?

細野真宏氏の本の中にあった話である。

気になったので、今日、子供との対話で使ってみた。

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宝くじが良く当たるという宝くじ売場がある。

一方で普通の宝くじ売場がある。

 

宝くじの良く当たる売場には行列が出来ている。

普通の宝くじ売場は閑散としている。

 

何故、このような現象が起きるのか?

このような現象を見てどう思う?

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子供の回答

 

全ての宝くじ売場に同じ人数のお客が来るとは限らない。立地条件により、顧客が多いところと少ないところがある。

顧客が多い売場は確率論から、多くの当選が出る。

すると、この事実を宣伝材料に使う。

「多くの当選者が出ている売場」と宣伝すると、さらに多くの顧客が来る。すると、確率論から、さらに多くの当選者が出る。

さらに、良く当たると噂になり、行列が出来る。

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「分かっているじゃないか。それで、お前は行列に並ぶか?」

「当たり券が多く出る売場があるのは事実。でも、そこで買うと当たるかは別問題。同じ1000円を使うのであれば、何処で買っても同じ確率だと思う。だから並ばない」

 

「それに、宝くじは買わないと思う」

「何故に」

「宝くじは小銭でも買える。でも、小銭で購入した場合は余りにも当たる確率が低い。大金を投入すれば、当たる確立は増えるが、この場合でも、株式など投資の方がリスクは少ない。株は100円が50円になっても、いつか200円になる場合がある。宝くじは外れなら、それで終わりである」

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 本人は高校の授業で「バーチャル株式投資」なるものをやり、良い成績であったらしい。

 

「良く当たる宝くじ売場には、神秘の力がある」などの回答なら、どうしようかと思っていたが杞憂であった。

  1. 祖国
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2009-07-25 18:56

さらば「産経新聞」

本日、産経新聞の集金人が来て、正式に購読を中止した。

 

意見は様々であっても良い。

問題は、その論証のバックを流れる知的な誠実さである。

これがあれば立場は異なっても議論は出来る。

 

事実に基く議論を行えば、アプローチが異なっていても、ほぼ同じ結論に落ち着く。

 

その「事実」を大切にするのが知的な誠実さである。

 

この「知的な誠実さ」に最も無縁な場所が中華人民共和国である。

 

日本は知的な誠実さにより、ここまで来たが、最近はどんどん、中国に似てきている。

 

産経新聞にも良い記事はある。

しかし、それ以上に、意図的な記事(プロパガンダ)が多くなり、それがどんどん拡大している。

 

いずれにしても、親戚、友人、知人に推薦できる新聞ではなくなった。

  1. マスコミの構造
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2009-07-22 23:50

大払い神事  立ち去れ悪霊

町内の八幡様では、6月と12月に大払いの神事を行う。

この時に、写真のような「茅の輪」が境内に設置される。

 

 

鳥居の下に茅の輪を作り、八の字を描いて潜ることで、悪霊を祓い、悪疫から逃れる。

 

潜る時に和歌を唱して、お参りをするのが慣わしである。

 

母の分もひとつくぐる茅の輪かな  一茶

 

境内の豊かな緑。

ここに来ると落ち着きます。

 

八幡神の由来には諸説がある。

元は宇佐八幡宮であるが、これは日本に渡ってきた秦氏の由来という。

秦氏がどこから来たのか。

ユダヤの失われた10氏族の一部は 日本に来たとの説がある。このユダヤ渡来説によると、八幡神はユダヤ教の唯一神であるヤハウェである。

  1. 瘋癲老人日記
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