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2008-07-31 02:55

村上市・瀬波温泉の波の音


新潟県村上市の瀬波温泉「夕映えの宿汐美荘」より見た日本海。
バーデン・パウエルの演奏による「黒いオルフェ」


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  1. 国内出張・忙中閑有
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2008-07-30 22:58

瀬波温泉再訪

1976年の8月に粟島に出かけた後、今度はリアス式海岸というものを見たくて、岩手県の三陸海岸を旅する。これが2回目の旅行である。

その後は、関東周辺の日帰り旅行以外は、あまり遠出をしなくなる。
1980年以降は、会社の命令による出張が急に増えて、北は北海道の稚内から南は沖縄の那覇まで、日本各地の主要都市は、殆どその地を踏んだ。

しかし、札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、神戸、広島、福岡などの大都市は別にして、地方の中小都市で、なぜか何回も訪問した都市がある。

やはり「縁」と言うものだろうか?

実は、新潟県の村上市も、そのような都市である。
村上市は本年、合併により新潟県で最も面積が広い都市となった。人口は約7万人である。
10年前、村上市を訪問したが、今回、再訪した。
粟島を入れると3回目である。

村上に行くと、瀬波温泉に泊まる。
この温泉は明治37年に、石油を掘削中に熱湯が噴出したもの。
それも95度という高温で、湯量も豊富である。

石油の探索は現在も続いている。
沖合いに探索船が通過するのが見える。
この近くの、岩船沖油ガス田は国内でも最大級の規模の油田で、石油資源開発、日本海洋石油資源開発、新潟石油開発、三菱ガス化学の4社が共同で開発、平成2年から生産を開始している。



瀬波温泉から日本海を望む。



波の音が気持ち良い。

  1. 国内出張・忙中閑有
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2008-07-29 22:11

粟島紀行

調べてみたら、私が粟島に行ったのは1976年の8月であった。
大学時代の最後ではなく、すでに就職していた。
どうでも良いことだが、シーナが「さらば国分寺書店のオババ」でデビューしたのは1978年。粟島などを取材した「わしらは怪しい探検隊」を出版したのは1980年である。

なお、当時、私の書いた「粟島紀行」を、業界の雑誌に寄稿して掲載されたのを思い出した。
現在、家捜し中。見つかったら紹介する。




粟島は、新潟県北部の日本海に浮かぶ島。
全島が新潟県岩船郡粟島浦村に属する。

東西:4.4km
南北:6.1km
周囲長:23.0km 
最高峰は小柴山の265.3mである。

船が着くには島の東側の「内浦」。
そこから山を越えて西側に行くと「釜谷」の集落がある。



さすがに、古ぼけているが、その時に撮影した写真。釜谷港にて。

  1. 国内出張・忙中閑有
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2008-07-29 00:40

粟島丸の思い出

「旅へのいざない」を書いたシャルル・ボードレールは、巴里で生まれ、巴里で死んだ。
恋人を旅に誘う詩を書いたが、素行の悪さでマダガスカルの近くの島の追放されたなど、強制された旅以外は、自ら好んで旅に出ることはなかった。

「どこか旅行に行きたい」と言って、そのまま準備を始めて、出かける人がいる。

一方で、「どこか旅行に行きたい」と常に言い続けて全く行動に移さない人もいる。

実は私も大学を卒業するまで、修学旅行以外の旅行はしたことがなかった。

父の仕事の都合で、子供時代は地方都市で過ごしたが、
東京に帰ってからは、23区内を出ない生活をしていた。

当時、私の旅した北端は、王子の飛鳥山公園。そして、東端は浅草の浅草寺。
西端は高校の修学旅行で行った熊本の水前寺公園、南端も、おそらく熊本であろう。

大学卒業の間際になり「日本海」というのを見てないが、ちょっと気になる・・・・と思い
初めて旅行の計画を立てる。

日本地図を広げると、東京から一番、近い日本海は新潟のようである。

日本海を十分に感じるために、どうせなら、周囲を海で囲まれた島に行こう・・・と思い、佐渡では詰まらんので、他にないか?
と探すと、佐渡の横に粟島という小さな島がある。
何も無さそうな島なので、そこに行くことにした。

島には何もなくて良い。
「海を感じる」のが目的じゃ。



これが、佐渡と粟島の関係。これを見れば誰もが粟島に行きたくなるはず・・・。



これが粟島の位置。村上市が一番近いようだ。



粟島行きの船は、この岩船港から出る。
粟島汽船の「第二粟島丸」に乗船して、粟島へ渡った。

それ、どうしたか?
粟島には何も無かった。

その後、私は椎名誠が、同じように何の目的も無く粟島に行って、そのことを文章にして稼いでいることを知った。

友人が、その本を読んでいたのだが、その話を聞き、私はちょっと不愉快になり、もちろん、読みたいとも思わなかった。

粟島には何も無かった。
それ以外に、何も語ることはないのだ。

  1. 国内出張・忙中閑有
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2008-07-26 23:02

浜昼顔のある風景

日本全国の浜辺で、5月から6月頃に咲く「浜昼顔」


このように群落を作る。



花は一日中、咲いて凋む。

写真は新潟県村上市の海岸にて。

  1. 国内出張・忙中閑有
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2008-07-26 08:48

携帯電話をトイレに落すな

以前、下の子が携帯電話を水洗トイレに落とした。
「ちゃぽんと落ちた。すぐ拾ったけど、壊れた」と長閑に言うので、
「馬鹿たれ、携帯電話は、いくらすると思ってるんだ」と聞くと・・・・
「?」という顔をする。
「安くても3万円、普通で5万円、最新式のは10万円もする精密な機械なんだから大切に大切に扱わないとね」
「そんなにするの?」
「通話するだけじゃなくて、メールできて、インターネットが使えて、カメラ撮影が出来て、そのカメラの画素数も年々、アップして300万画素、500万画素となり、さらに動画も撮影できて、ワンセグテレビも搭載されていて、電卓、モバイル辞書、会議等の録音も出来る。これだけのものが数千円で買えるわけが無いだろう」

日本の携帯電話は「日本式通話機能付特殊高機能携帯端末」である。
日本の携帯電話は日本の国内市場向けに開発されていて、
こんな高い特殊なものが世界で売れるわけがない。
世界の携帯電話端末市場で日本の携帯端末のシェアが低く、韓国中国に負けるのは当然なのである。

問題なのは、去年の秋に至るまで、5万円もする商品を「キャリア変更なら0円」とか「キャンペーン中につき3000円」の販売が続いていたことだ。
この結果、「ちゃぽんと落ち」ても、キャリアを変更すれば良い。
0円で新しい機種が使える・・・ラッキー・・・の世界が存在できたのである。
この究極のインセンティブ・ビジネス。
デフレ時代の夜の夢も、総務庁の方針転換であっさり終わる。

その後の携帯端末販売業の激変は凄まじい。

携帯電話の販売会社には「一次店」「二次店」がある。
一次店:キャリア(NTTドコモ、AU、SBM)と直接契約している店
二次店:キャリアと直接契約できないので、一次店から製品を卸してもらっている店。

二次店は、一次店より商品を廻してもらっているのだから、一次店よりも「安く売れるはずがない・・・」と経済学のセオリーだとそうなるが、安いのは二次店なんですね。

今後、販売店が淘汰される中でも、販売力のある二次店は残っていく。
やばいのは一次店で、猛烈な勢いで合併が進んでいる。
今秋には業界1位と2位が合併する。
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携帯電話販売最大手で三井物産系のテレパークと2位の三菱商事・住友商事系MSコミュニケーションズが、10月1日付で経営統合。新会社「ティーガイア」として2012年3月期に売上高1兆円の達成を目標。:
年間携帯電話販売台数800万台、販売シェア16%規模。
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200万台が目安で合併が進んでいたのが、いきなり800万台。
このニュースに、業界は軽いパニックが起きているとか。

  1. 日本経済
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2008-07-24 23:51

派遣の選択

中小企業は倒産することは珍しくないので「失業→派遣→再就職」のコースで、他社に転出することが多い。

現在、私の知人で2人が、会社を辞めて派遣社員をやっている。
一人は大手企業の事務系。もう一人は大手製造工場である。

全く別の人生を生きてきた2人だが、派遣社員になった感想は同じであった。
「大企業の社員が、こんなに働かないとは思わなかった」

中小企業は働かないと潰れてしまう。
運が悪いと働いても潰れてしまう。

その点、大企業は余裕がある。
さらに労働組合が会社側と労働条件について交渉している。
中小企業の多くは労働組合が無い。


大企業は少数の極めて優秀な人材と、大多数の普通の人達、そして、働かないで文句ばかり言っている人達で占められている。
そして、最近の傾向は、働かないで文句ばかり言っている人達が増殖している。

以前、派遣を求める企業は、忙しい企業であった。
しかし、最近はコンピューター技術の進歩で、事務関係の単純作業が無くなった。
人海戦術でこなす仕事もなくなった。
昔、一週間掛かった仕事を、今は数時間で終了させることができる時代なのである。
このため、工場は別として、事務関係は人数は足りており、場合によっては余っているのである。

それなのに、なぜ、派遣を使うのか?
派遣を求める会社の多くは、社員を上手に働かせることが出来ない会社。
社員の情熱とスキルが不足している会社が多いのである。
そこで、派遣への会社の期待は大きくなる。

会社としては派遣社員に自社の社員より高い時給を払っているのだから、それなりの仕事の「質」も要求される。
派遣社員は派遣会社の社員であり、会社側の賃金の支払先は本人ではなく、派遣会社である。
派遣会社は本人に支払う賃金に上乗せして請求する。
この比率は秘密にされているが、おそらく本人が6、派遣会社が4であろう。
自分の手取りの2倍弱を会社は負担しているのである。
何もしない派遣会社のピンハネ分が多すぎるので、会社側の負担は大きくなり、派遣社員へのプレッシャーも大きくなる。

本年4月より、派遣社員を正社員に採用すると、政府の援助が出る制度がスタートした。
今までは派遣社員の「引き抜き」は契約上、許されなかったので、会社としては契約社員に声を掛けにくかった。
政府の援助が出れば「引抜をしない」という契約に対する違約金も支払うことができる。

事務職の派遣で働いている知人に対して、去年の末に「正社員にならないか?」と打診があった。
しかし、本人は考えた末に断った。
その後、もう一度、打診があり、今度は正式に断ったらしい。

「引き抜きの話をすることは契約上、禁止されている」というのが上辺の理由だが、本音は、会社に魅力が無いとのことである。

「入ってくれと言ってるのだから入れば?」
と私は勧めたが、本人は嫌だという。
仕事が出来る人間なので、あと数年にうちに自分に合いそうな会社を見つけるだろう。
その点は私も心配してないのだが。

  1. 日本経済
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2008-07-23 23:44

資源屋さんとの会話

ある会合で、資源屋さんたちと合ったので、情報交換を行った。
原油価格の急騰とほぼ歩みをを同一にし、金属・ゴム・樹脂等の原材料価格も急騰している。
また、レアメタル(希少金属)については価格上昇のみならず調達も難しくなおり、この状態が続くと製品の開発にも影響が出てくると思われる。

そこで、相場観を聞いてみた。

まだまだ、上がるという人もいる。その方が多いと思う。
でも、風向きは変わった。
相場は上がったり、下がったりする。
それは同じ。
上昇基調であるのも同じ。
でも、上がっても長く続かなくなった。
前のような勢いがない。
上がっても、直ぐ下がる。それから、また上がる。
風が変わり始めている感じだ。


・・・・風は、いつも突然、変わるのである。
例えば鉄鋼については2003年頃より上昇に転じた。今年で5年目である。

それ以前は、どうしようもなく安かった。
トン当たり4万円~5万円であった相場が、この5年で2倍となっている。
中国など新興諸国の急速な工業化による需要増が要因だ。

新品の鉄の価格が上がると、長期にわたり低迷していた鉄スクラップ価格も2002年頃より急騰している。

昔、廃車が不法投棄されてマスコミがメーカーの責任だと騒いだことがあるが、あの時期は鉄スクラップ価格が最低だった。
車両を解体して屑鉄をとっても1万円にもならいのでは、誰も引き取り手が無いのだ。
今は、廃車は「お宝」で、欲しい人が多いのでオークションに掛けられさらに値が上がっている状態。

さて、新品の鉄の話だが、日本は鉄鋼材料の鉄鉱石と石炭(コークス)を輸入している。
現在、海外資源大手は国内鉄鋼会社に対し、鉄鉱石で2倍、石炭で3倍という大幅な値上げを要求している。

資源の無い日本の足元を見て、やたらと強気である。
さらに国益など考えたこともない日本の報道機関は、資源大手を応援する。
報道されると、既成事実化して、その効果が大きい。
「○○さんも、この条件を飲みましたから・・・・」と武器に使う。

そこで、同胞に迷惑が掛からぬようにホームページに告知する。
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豪州産鉄鉱石価格に関する一部報道について(2008/06/24)

本日、当社が「英豪系資源大手リオ・ティントとの豪州産鉄鉱石価格交渉で2倍受諾へ」との一部報道がありましたが、本件については、現在交渉中であり何も決まっておりません。
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日本の鉄鋼会社が、この条件を飲めば、自動車メーカー、家電メーカーなど大口顧客との鋼材価格再値上げ交渉が本格化する。

しかし、一方で去年、急騰した鉛相場が大幅下落している。
鉛の相場はトン10万円程度で安定していたが、2003年の秋口から上昇、2007年には急騰しトン35万円と3倍強になった。

これは、中国インドなどの経済的発展によるものだがあ、合わせてオーストラリア等の鉛生産国で環境問題から採掘、出荷が減少していることも影響している。投資資金の流入も疑われていた。
現在は、去年の10月のピーク時の半値までダウンした。
市場が小さいものほど極端に上下する。

さて、オリンピック以降はどうなるものか?

  1. 日本経済
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2008-07-23 07:16

ホドラーの描く「湖」

スイスの面積は、日本の九州とほぼ同じ。
そこに、約1500の湖がある。

山の上に無数に点在する小さな湖は、鏡のような湖水に雄大な山の姿を映しとる感動的な美しさである。



トゥーン湖




Landscape on Lake Geneva 1906  ジュネーブ湖 



レマン湖



トゥーン湖

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2008-07-22 00:32

フェルディナント・ホドラーの世界

「わかり過ぎて怖いぐらいね・・・」

会場に入るやいなや彼女が呟いた。

確かに会場内にはピリピリした空気が感じられる。
それは画家の研ぎ澄まされた感性から発しているように思われた。
スイスの画家、フェルディナント・ホドラーの展覧会が国立西洋美術館で開催されたのは、1975年の6月7日から7月20日である。
それ以降、ホドラーの展覧会は日本では開催されていない。
ムンクと共に、表現主義の先駆者と目されながら、ホドラーの名は、あまり知られていないように思う。

私の連れの彼女は、病み上がりであった。
彼女は神経科の病院に数年間入院し、退院後のリハビリ中であった。
病院ではハイデッガーやサルトル、ニーチェ等の哲学書を読みあさっていたらしく、
また、多くの患者と様態を見、彼らと様々な議論をして来たため、まだ20歳になったばかりなのに、老成した印象を与えた。
そして、私が一番、驚いたのは、その健康さであった。
人は衰弱して病気になるが、また、健康すぎても病気になる。
肉体的な健康はもちろん、私は彼女の、しなやかな知性、明晰な分析力に舌を巻いていた。
しかし、その明晰さゆえに現実の世界の中では生きにくいこともある。
この世界は、ゆるやかな衰弱と、いくらかの蒙昧を持っていた方が生き易いのである。


フェルディナント・ホドラーの世界は極めて明晰である。
それは、スイスの高地の空気のような透明感を持っている。



「夢」1978年



「秋の夕べ」1897年



「生に疲れし人々」1892年



「昼」1904年





ホドラーは1853年にスイスの首都ベルンで、非常に貧しい職人の家の、6人兄弟の長男として生まれる。
彼の兄弟は幼少の内に結核で全員が死去。
さらに父が死に、母が死に、14歳で彼は天涯孤独となる。

最初は看板職人や観光客相手に絵を売る路上の画家を経験。
小銭をためて、ジュネーブまで歩いて行った。
ジュネーブの美術館で、展示された絵画の模写をしていた時に、美術学校の校長に見出され、彼の学校に入り基礎を学んだ。
その後スペインに渡り、マドリードのプラド美術館に通い巨匠達の絵を見て学ぶ。

その後、ジュネーブに戻るが、貧しい生活が続く。
しかし、50歳を過ぎた頃、その特異な作風は注目されるのである。

ホドラーは50歳までは名も無い貧しい画家であり、その人生の殆どをスイスで過ごし、他の画家達や様々な画壇の運動とは没交渉であった。





ジュネーブ湖


ホドラーの絵は、一部の特徴的な人物画を除くと、その殆どが風景画であり、さらに、スイスの湖を描いたものが圧倒的に多い。

しかし、ホドラーの「湖の絵」の色彩は、印刷物での表現は不可能である。
例えば上の絵の、明るい空と雲を映す湖面は、極めて平面的に広がってみえる。
しかし、この絵の本物を目の前にすると、明るい湖面の下に存在する圧倒的な水の量と、その深さが描かれているのである。

その下に深く冷たい水があるから、水の表は明るく穏やかなのである。
冷徹に死を見つめる目があるからこそ、生の喜びも描けるのである。

あの日に購入したホドラー展のカタログに、何枚かの湖の絵がカラーで収められているが、実物を見た印象とは全く異なっていた。

  1. 絵画
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