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2007-11-30 20:00

赤福のお土産ニーズ

ついでに赤福のお土産ニーズについて考えてみる。
すると「白い恋人」とは全く違うのだ。
これは、会社や取引先企業へのお土産にはならない。

個別包装されてない・・・どころか、食べようとする餅が、隣の餅とくっていている。
多人数で分けるのが不可能ではないが、これを分けようとすると総務部門は、きわめて生産性の悪い、無駄な仕事をしなければならない。
さらに、くっていている餅を強引に分けても、皿に載せないと配れない。
こんなものを土産に持ってくる人間の評価は地に落ちる。

持ってくる方も大変だ。
あの商品は、傾けると片方に寄ってしまう。
常に水平にして持って帰らねばならない。
・・・ということは鞄に入らない。

赤福は、家庭用のお土産なのである。
愛する家族のために、苦労して持って帰り、
前後左右とくっていている餅を分けて食べるところに、家族の絆を感じるようなお土産なのである。

私の子供の時(1960年代)に、父が三重県に出張すると、赤福を買ってきてくれた。
母親は嬉しそうな顔をして、子供は喜ぶ。その顔を見たくて購入するのである。

父の出張先は桑名である。
「今日はどこに?」と母が聞くと、
「その手は桑名の焼蛤だ」とか言って出かけていた。
桑名に何の用事があったのか、当時、子供の私には分からない。
また、当時、赤福は桑名で売っていたのか、伊勢まで足を伸ばして購入したのか不明であるが、
「桑名の殿様、時雨で茶漬け」とか言って、蛤の時雨煮をお土産に買ってくることもあった。

時間が無い時は時雨煮、さらに時間がないと、名古屋の青柳外郎。ちょっと時間があると伊勢まで足を伸ばして赤福だったのかも知れない。

赤福という菓子は「好きな人」と「嫌いな人」がいる。
あのべたっとした餅の感触が嫌という人も居る一方で「あれが美味しいのよ」という人もいる。

私も赤福には興味なかったが、
青春時代に付き合った女性の一人が大好きで、
中部方面に出張・・・聞くと「赤福、買ってきてね」と頼まれる。
高いものではないので買って帰ったが、
渡す時にとても喜ぶので、その時に父の気持ちが分かった気がした。

私の時代は、すでに新幹線の中で、赤福が買える時代であった。
しかし、「どうも赤福には、旨いのと、それほど旨くないのもある」という噂があった。
「伊勢の本店の赤福でないと駄目」とか言われたこともある。
今回の事件で「やはりそうだったか」と思った。
赤福のような生菓子を全国的に売ろうとしたのが間違いである。
需要よりも少なく造る。
そして、自分の目の届く限定された場所で売る。

物流が発展している現在ゆえに、その逆を行く商売の利がある。
もう一度、原点に返り、昔の味で出直してもらいたい。



伊勢神宮前の赤福本店

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  1. 瘋癲老人日記
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2007-11-28 09:05

「白い恋人」と会社へのお土産ニーズ

先週、北海道に出張した時は、どこにも「白い恋人」は置いてなかった。
昨日、会社に来客があり、お土産に「白い恋人」を置いていった。
こうした場合、総務の女性が箱を持って在席者の机をまわり、希望により配る。
写真は、私の席に置かれた「白い恋人」の個装である。


(ありゃ、いかん。パソコンの汚れが目立つ・・・)。

白い恋人」は、特に美味しい菓子ではないと思う。
家庭用に、これを購入する人もいるだろうが、私はその気はない。恋人にも・・・購入しない。

でも、会社への、ちょっとした「お土産」となると、実にツボにはまっているのである。
まず、箱が大き過ぎないこと・・・義理のお土産を、苦労して運びたくはない。軽くて、箱が小さくて、鞄に入ると、なお良い。

第二に、ひとつひとつが個別包装になっていること。
菓子が裸では、総務が配りにくい。
営業に出ていた人が、帰っても、個別包装であれば渡しやすい。清潔感もある。

第三に、味が万人向きなこと。
味に個性があると、不特定多数に分ける時に困る。
義理のお菓子は可もなく不可もない味であることが重要。それでいて、不味いのは困る。無難であることが重要。

第四に、何処のお土産か明確に分かること。
全国的に売ってないこと。「白い恋人」は、北海道でしか売ってない。
(大阪・梅田の「ありばい横丁」で売っているかは不明)

第五に。そんなに高くない菓子であること。
高いと義理菓子にならない。
「とらや」の羊羹は、お礼か、不始末のお詫びの品である。

以上のように、「白い恋人」は、会社への土産ニーズの本質を突いているのである。



なお、袋の裏面には製造年月日と賞味期限の表示。
今回の発売再開で、個別包装一つ一つに明記する事を決めた。(従来は箱に明記)

昨日、土産にもらった菓子は、11月17日の製造で、来年3月15日が賞味期限となっている。
発売再開が11月22日であるから製造は5日前になる。
その頃から造り貯めておいて、一挙に市場に投入したのだろう。
法的には賞味期限のみ記せば良いのだが、製造年月日まで明記している。
「お土産なら、直ぐに持ってこんかい」と怒る人がいる会社には、届けにくくなったけど、さしたる問題ではないだろう。

  1. 瘋癲老人日記
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2007-11-25 11:36

続・野村家の庭園  

私が、この野村家の庭園を見て感動したのは、
祖父の建てた自宅の庭を思い出したからである。

ああ、懐かしいな・・・それにしても、丁寧に手を入れてあるな・・・と思った。

父方の祖父の建てた家には広い庭があった。
その中に、池があり、祖父存命中は鯉が泳いでいたのだろう。
祖母に聞いたら、池は休日を利用して祖父が自分で作ったという。

池の向こうに築山があり、祖父が集めた様々な庭石が置かれていた。
そして、様々な木木と草花。
祖母は、その名前をすべて覚えており、私に教えて呉れた。
しかし、孫の私は、当時は庭石の素晴らしさも理解できなかった。
「汚い石が置いてあって邪魔くさ・・・草も多すぎる。芝生にすれば明るくなるのに・・・」と思っていた。

なお、母方の祖父は幕府直参の旗本の末裔なので、
家に行くと同様に広い庭があった。
でも、こちらは庭師に任せきり・・・という感じで、
確かに明るく、綺麗に整えられていたが、それだけだった。

父方の祖父の造った庭は情熱があった。
祖父は、書や絵の趣味もあり、祖父の書いた作品が残されていたが、癖のある文字、独特のタッチの絵であった。

この野村家の庭園は情念を感じる。
それが訪れた人の心を打つのだと思う。



補遺
野村家の庭園を高く評価している米国の庭園雑誌。

http://www.rothteien.com/topics/shiosai.htm

  1. 国内出張・忙中閑有
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2007-11-25 01:49

野村家の庭園(金沢市)

仕事で金沢に。時間があったので、長町の武家屋敷跡を散策。
その途中に、野村家跡があった。

正直なところ、入口で入ろうか・・・止めようか迷った。
江戸時代の武家屋敷といっても、さほど大きなものではない。
入場料500円の価値があるのか?

しかし、嬉しい誤算。
すばらしい庭があった。
広い庭ではない。遠くの山の借景などはない。
隣家と隔てる塀があるばかりだ。
大名屋敷ではない。江戸時代のサラリーマンの邸宅に過ぎないのだから。
それにしても、狭い故に家屋と庭が調和し、一体化している。
久々に、良いものを見せてもらった。





野村家は、前田利家金沢城に入城した時に、
直臣として従ってきた野村家の住宅跡である。

詳しくは以下のサイト参照。

http://www.nomurake.com/

この庭園は、米国の庭園雑誌が、日本庭園BEST第五位に選んでいるという。
第一位が足立美術館、第二位が桂離宮ですからね。

  1. 国内出張・忙中閑有
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2007-11-11 21:52

欧州とテロ

2001年9月の日記・・続き(マドリッドにて)

最近、忙しくて更新できないのですが・・・・
2001年当時「さるさる日記」に日記をアップしてたのです。
出張先でも書けるので防忘録として・・・個人的に使うために。
その後、その日記は削除したのですが、
全部消すのはもったいないと、一部をコピーしてたのが、パソコンの隅から出てきまして・・読んでみると自分でも懐かしい。
そこで、ぺタと貼り付けたのは2001年9月の日記・欧州偏です。
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翌朝、ホテルで朝食。
自由に取って食べるバイキングスタイルであるが、嬉しいのは生ハム。本場ですからね。
生ハムとパンとチーズとオムレツと濃い珈琲はあれば満足。
でも、これでは栄養偏るので、野菜と果物と牛乳とヨーグルトもたっぷりと戴く。

それから事務所へ。
やはり話題は米国同時多発テロ。
「欧州はテロに慣れているが、米国は今まであまりにオープンだったので、そのショックは大きいだろう」と・・・これから米国に行く私を心配してくれた。

欧州はもともとテロが多い。
東京に地震が多いのと同じで、時々、爆弾が爆発して、死者や怪我人が出る。
民族や宗教の異なる人達が、狭い場所で入り組んで住んでいるので、どうしてもトラブルが発生する。
スペインでも、本来は多くの国に分かれていたものが、戦争や征服により統一されて、一つの国になった。
しかし、それぞれの地方で言葉が異なる。
空港の出口、入口、出発、到着のメインの文字は、その土地の言語で書かれているので、同じ国なのに皆、異なる。
カスティーリア、アンダルシア、カタロニア、バスク・・皆、異なる。、
その下に小さく標準語(カスティーリア語)が書かれているが、英語表記より小さい。

これに加えて、アラブ世界からの大量の出稼ぎ。
ジブラルタル海峡を越えて、スペインの北海側を通り、フランスドイツと「出稼ぎ街道」が続いている。
欧州人では、なり手がいない3K(キツイ、汚い、危険)な仕事から、時として窃盗、強盗などの怖い仕事まで、出稼ぎに来ては、また戻る。
その途中に平和呆けの日本人旅行者が横切ると、時々、彼らの鴨にされる。

この出稼ぎ街道は、中世にはサラセン帝国が欧州に攻め上って来た道でもある。
スペインのコルドバは長くサラセン帝国の首都でもあった。
ここからイスラム教徒はピレネー山脈のあたりまで攻め登り、雌雄を決する有名な戦争が何回もあった。

もちろん、欧州は東からも侵略された。
ジンギスカン、チムール帝国、そしてオスマントルコである。

シエイクスピア時代の英国文学に、チムールの恐怖が描かれているという。
チムールは何回か東欧に遠征した。
まさに彼らは恐怖の大王として恐れられたのである。

このように人種も宗教も複雑で、多くの因縁が残る欧州に比べ、
米国は、人種の坩堝であることには変わらないが、別の原理で作られた新世界である・・と安心していた。
でも、それは2001年9月11日を境に大きく変わったのである。
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<補遺>
コルドバ



  1. 欧州
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2007-11-03 10:52

スペインの濃い珈琲

中断していた2001年9月の日記の続き。
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マドリッド空港に迎えに来てくれたS次長の愛車に乗りホテルへ行く途中、「明日の仕事の打ち合わせをやろう」という話になった。
なぜなら、サマータイム中のスペインでは、仕事は午前中しか出来ないからである。(サマータイムは10月末まで続く)。
午前中だけ働いて、午後から自宅に帰る。
だから相手先に公式訪問できるのは午前中だけである。

「食事は?」とS次長。
「半日の間に3回もフルコースを食べた。もう入らない」と私。
飛行機に乗っていた時間の半分は食事していたことになる。
恐るべしビジネスクラスのフルコース。

ただし、S次長は小腹が減っているとのことで、食事のできる喫茶店へ。
私はスペインの濃い珈琲を注文する。
そういえば成田では時間が無くて珈琲を飲みそこない、
ドイツではマルクが無くて珈琲を飲めなかった。

http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/297582/

もちろん飛行中は、食後に飲めたが・・・ワインで酔っ払って飲まなかった。
(せっかくの酔いが覚めるでしょ。食後には、食後酒を飲まないとね)。

スペインの珈琲は濃くて強烈。
日本にもエスプレッソがあるが、明らかにコクが違う。
スペインの珈琲は砂糖とクリームを入れないと飲めない。
そこで、珈琲に付いてくる熱いミルクと砂糖を入れて味わう。
これが最高に好きである。
スペインで珈琲を飲むと、いつも思う。
日本の珈琲なら、砂糖、ミルクはいらない。ブラックで充分である。
珈琲をお湯で薄めたようなアメリカンなら、さらに不要。

ただし、思い出すのは、1960年から1970年代の日本の喫茶店の珈琲は、ヨーロピアンスタイルで、もっと濃かったように思う。
デートで最初に喫茶店に入ったのは高校2年(当時は学校で喫茶店に入るのを禁止されていたので私服でデート)であったが、その時に飲んだ珈琲は、濃く苦く、チョコレートケーキにマッチしていたように思う。
日本の珈琲が薄くて量が多くなったのは、マグドナルドの上陸からである。

S次長との打ち合わせ。
「新聞記者から取材申し込みが数件入っているが、こちらで適当に2人選んでおいた」
明日、午前中に会うことになった。

日本では取材申し込みを受けた事など全くないが、海外では、こうした話は頻繁に出てくる。
日本の新聞記者は霞ヶ関と永田町でしか取材してないからだ。
事件でもなければ特定分野の専門家に取材がくることはない。つくづく日本のマスコミは特殊だと思う。

明朝は、まず相手先で講演の打ち合わせやり、その後に記者の取材を受けるという。
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<補遺>
jazzスタンダードのブラック珈琲(ペギー・リー
このアンニュイな感じが大好きです。
以下のサイトで聞けます。勝手にリンク。
下の方で、リアルプレーヤーとWMPを選べますのでクリックして聞いてください。最初の部分しかないのですが・・・

http://www.universal-music.co.jp/jazz/best200/UCCU-5017.html

  1. 欧州
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2007-11-02 08:31

修理ほぼ完了・ぼちぼち再開します

パソコンの修理がほぼ完了しました。
夜、自宅に帰ってから深夜の修理ですから、時間かかりました。

現在の問題は、「終了」したのに「再起動」する病気が、時々、発生する以外は、快調に動いています。
この症状はソフトの関係ですので、そのうち直るでしょう。
再起動すれば、リセットされるので、もう一度、終了すれば、ちゃんと終了します。面倒ですけど・・・

今晩から、ぼちぼち更新します。

  1. 日本経済
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