2014-03-16 23:29

007 消されたライセンス

ソ連が崩壊した時、「これで冷戦が終わり平和が来る」とは考えなかった。
一番最初の思ったのは、米国経済を支えていた軍事予算(日本の国家予算と同じレベル)を削減したら、えらいことになるから、次の生贄を探すだろう・・・と言うこと。次ぎに全世界に散っている工作員(スパイ)も、失業するのは嫌だろうから、何か良からぬ工作を始めるだろうということである。

第一作から必ず見ていた映画007シリーズも、「消されたライセンス」でボンドは失業する。
そして、へミングウェイ・ハウスで「武器よさらば」と呟く。

時代が大きな転換点に達した。

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思うことがあり、古いエントリーを再掲載します。



 

 

007 消されたライセンス License to Killは、1989年公開、ジョン・グレン監督のスパイアクション映画007シリーズ第16作。

1962年から続いた「古き良き007」の最期の作品である。

 

時代が変わったのである。

 

1985年、ソ連共産党書記長に就任したミハイル・ゴルバチョフは、改革および新思考外交を掲げて、国内体制の改良と大胆な軍縮提案を行い、西側との関係の改良に乗り出す。

1987年にアメリカとの間で中距離核戦力全廃条約 (INF) を調印した。

この緊張緩和によって、両国の代理戦争と化していたオガデン戦争やアンゴラ内戦が1988年から順次終結し、リビアフランスが介入したチャド内戦も終結した。

カンボジア内戦も1988年から和平会議が開催された。

 

1989年にポーランドポーランド統一労働者党が失脚して政権が交代し、ハンガリーやチェコスロバキアでもソ連式共産党体制が相次いで倒れ、夏には東ドイツ国民が西ドイツへ大量脱出した。

このため、11月9日には東ドイツがベルリンの壁の開放を宣言、冷戦の象徴とも言うべきベルリンの壁が、崩壊した。

ルーマニアでも革命が勃発し、ニコラエ・チャウシェスク大統領夫妻が射殺され、共産党政権が倒された。

1989年12月には、地中海のマルタ島で、ゴルバチョフジョージ・H・W・ブッシュが会談し、冷戦の終結を宣言した。

 

007シリーズはその背景に冷戦があった。

1989年の冷戦の終結により、シリーズを続けるのが難しくなる。このLicense To Kilの後、次のゴールデン・アイまで6年間の空白がある。

 

実質的に007シリーズは、ここで終わり、ゴールデン・アイ以降は別のシリーズと言うべきであろう。

 

4代目ボンドのテモシー・ダルトンも本作品が最期となる・・・というより、彼は2作品しか出演しなかった。

ジョン・グレン監督も本作品が最期。

第1作からの脚本を手がけてきたリチャード・メイボームも本作品が最期で引退。1960年風のメイン・タイトルをデザインしてきたモーリス・ビンダーも引退である。

 

ストーリィの方も、冷戦とは関係のない麻薬マフィアとの抗争で、ボンドは自分の任務でないのに「親友の仇を討つ」ための復讐戦を戦う。

 

この任務でないのに戦う・・というところに時代の変化と困惑がある。

 

ヘミングウェイ・ハウスでの「武器よさらば」のシーン。

 

 

 主題歌 "License To Kill"は グラディス・ナイト

 

なお、本作の悪役は「東南アジアの麻薬王」という設定だったが、1989年6月に中華人民共和国で起きた天安門事件の影響で撮影が困難になったため舞台が中南米に変更された。


1989年は日本は好景気の中にあり、冷戦の終結と共に米国は日本弱体化のための工作を開始する。

その名は新自由主義とグローバリズムである。

 

1990年 総量規制(土地関連融資の抑制)

1991年 宮沢内閣

1993年 政権交代・・細川内閣発足

 

そして、日本は奈落の底に落ちて行ったのだ。

 

 

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2013-07-15 15:56

007 スカイフォール 2012年

 

007 スカイフォール(原題:Skyfall)は、昨年の12月に公開された007シリーズの23作目。同シリーズの最新作である。

監督はサム・メンデス、ジェームズ・ボンド役は3度目となるダニエル・クレイグである。

「M」役は7度目となるジュディ・デンチであるが、この映画のラストで死亡しているので、今回が最期になる。

 

しかし、次回の007はどうなるんだろう?と思える程、この映画でのボンドには老いが迫っている。

ボンドはベテランのスパイであるが、この映画の最初のミッションで味方に誤射されて滝壺に落下し殉死ということに。

その後、職場に戻ると「もう一度、テストを受けないと007に戻れない」と言われる。

ところが体力テスト、射撃テスト、心理テスト・・・・全て不合格。

ベテラン社員が新卒と同じテストを受けると、絶対に受からず落第するのと同じ悲哀が・・・。

「スパイを諦めて事務職に就けば」と言われるが、Mはボンドを職権で現場に復帰させる。

これは非難されるがMは「国際的な諜報の世界は古い者が多く活躍しており、古い世界を知っているボンドが必要」とコメントしている。

 

その後、ホテルの部屋で白髪の混じったボンドの不精髭を、イブ・マネーペインが剃る場面があるが、いつもと違い、ここからSEXシーンに行かないのである。

爺さんの髭を剃る曾孫の雰囲気なんです。

 

そして、最期にボンドの生家であるスカイフォールでの戦闘。ボンドが死んだとのことで財産は武器を含めて売却済。古い猟銃とナイフとダイナマイトで戦闘するしかない。

 

この映画は多分に古いものに拘っている。

 

なお、映像の質はロジャー・ムーアがボンドをやっていた時代が嘘のように、格段に重厚で素晴らしい出来である。

 

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2013-03-31 09:36

The Look Of Love 色々

 

ドタバタ喜劇「カジノロワイヤル」の主題歌は、その後、多くの歌手にカバーされました。

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2013-03-30 12:51

カジノロワイヤル 1967


Casino Royaleは、1967年のイギリス映画。

コメディ映画でコロムビア映画による配給で、ピーター・セラーズ、デヴィッド・ニーヴン、アーシュラ・アンドレス、ジャクリーン・ビセットらが出演した。

 

作品はイアン・フレミングの同名の小説で1953年に出版された『カジノ・ロワイヤル』に、わずかながら基づいているパロディ作品。オーソン・ウェルズが悪役のル・シフル役で出演し、ジェームズ・ボンドになりすました人物と戦うストーリー展開である。

 

引退して屋敷に隠棲する往年の名スパイ、ジェームズ・ボンド卿(007)を、イギリス秘密情報部のMと、CIA、KGB、フランス情報部の代表が訪ねて来た。

各国の情報部員が次々に行方不明になったため、出馬を要請するためであったが、ジェームズ卿はこれを断る。

だが、その直後彼の屋敷が何者かの攻撃を受けて破壊され、Mも死亡してしまった。

Mに替わって情報部のトップに就いたジェームズ卿は、敵を混乱させるため、全ての情報部員にジェームズ・ボンド(007)と名乗らせることにする。

 

その一人である、ジェームズ卿とマタ・ハリとの娘マタ・ボンドは、母も学んだ東ベルリンのスパイ学校に入学するが、そこで謎の組織スメルシュの幹部ル・シフルが、使い込んだ組織の金の穴埋めのために計画した秘密オークションに遭遇し、妨害に成功した。

 

窮地に陥ったル・シフルは、カジノ・ロワイヤルでイカサマ・ギャンブルをして金を稼ごうとする。

ジェームズ卿はバカラの名手イーブリン・トレンブルをスカウトしており、彼もまたジェームズ・ボンドを名乗ってル・シフルと勝負することになった。

 

やがて、スメルシュのボスであるドクター・ノアの正体と、彼の馬鹿馬鹿しい目的が明らかになり、最後の対決である大ドタバタ活劇が展開する。

 

その馬鹿馬鹿しい目的とは。

世界中の女を美女にして、世界中の男を身長150cm以下にする。

 

ドクター・ノアは自分の身長が低いことにコンプレックスをもっていたのである。

 

 

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2013-03-30 12:20

Dusty Springfield "The Look Of Love" (1967)

 

この曲がラジオから流れていたのは1967年です。

覚えているのは、マルコ師匠など、この時代に青春を送った世代でしょう。

Dusty Springfieldの八スキーボイスも最高。

 

この曲は映画「カジノロワイヤル」の主題歌なのです。

正規の007シリーズの入らない2つの007映画の1つである喜劇「カジノロワイヤル」です。

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2013-03-23 00:32

007 Quantum Of Solace慰めの報酬

 

 

007 慰めの報酬は、007シリーズの第22作目。

2008年10月にイギリスで公開された。

日本公開は2009年

 

ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド2作品目。

前作のカジノ・ロワイヤルの続編となっている。

前作のラストシーンの直後からストーリーが始まる展開とされている。

 

相変わらず組織から理解されずにいたジェームズ・ボンドは、将来を誓い合いながらもヴェネツィアで死んだ英国金融活動部(FATF)のヴェスパーを操っていた男、「ミスター・ホワイト」を唯一の手掛かりとしてその背後にある組織を探っていた。

 

場所はイタリアの古都シエーナ。

ボンドアストンマーチン・DBSで謎の組織の構成員が操るアルファロメオ・159と激しいカーチェイスを繰り広げた末、何とか銃撃をかわしてミスター・ホワイトを「M」のもとに連行するも尋問中に仲間内で突然の裏切りが起こる。

結局、ミスター・ホワイトは裏切り者の手引きにより逃走、ボンドは裏切り者を追跡の末、生け捕りにせず殺してしまう。

だが、裏切り者の遺した手掛かりからボンドはある一人の男の存在に辿り着く。

ドミニク・グリーン、この男の表の顔はグリーン・エコロジーを謳ったNPO法人「グリーン・プラネット」の代表者。

しかし裏の顔は、ヨーロッパと中南米を行き来し、利権のために元ボリビア軍事政権トップであるメドラーノ将軍のクーデターを支援する巨大組織の幹部であった。

 

一方、かつてメドラーノ将軍に家族をなぶり殺された女、カミーユもまた、復讐心を秘めてグリーンに近づこうとしていた。

グリーンはボリビアの天然資源の採掘利権を餌に秘密裏にCIA南米支局とも連絡をとっていた。

この利権を巡っては様々な駆け引きが裏で繰り広げられており、そこには英国の政府の中枢部の一部も関わっていた。

そのためボンドは祖国や味方であるはずの組織からも追跡を受け、犯罪の濡れ衣まで着せられてしまう。

いまや自分を始末しようとするCIAの追手からも逃れながら、カミーユとともに天然資源利権の背後にあるグリーンの陰謀を阻止すべく立ち向かって行く。

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環境保護団体はテロリストであり、現在の巨悪であるが政府中枢やCIAのような諜報組織とも結びついている。

さらに、この環境保護団体は広大な砂漠をボリビア政府から手に入れるのだが、そこにいかなる資源があるのか?

 

「あの砂漠に何の資源があるのか?」

「石油ではない。天然ガスでもない。もっと重要で価値のある資源だ」

「それは何だ?」

答えはなかった。

 

ボンドが砂漠に侵入して調べたら・・・・その資源は「水」であった。

 

環境保護団体は巨大な地下空間に水を溜める。

そのため周囲の町村は水が涸れる。

そこに水を高価に売りつけて儲けようという魂胆。

 

ボンドはこの首謀者グリーンを捕まえ砂漠の中央に放置する。砂漠を歩き続けたグリーンは最期に自殺する。

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2013-03-21 02:38

カジノロワイヤル

 

カジノ・ロワイヤルは小説では007シリーズの最初の作品である。

しかし、映画化する権利をコロンビアに押さえられていたので、MGMの007シリーズでは長く映画化できなかったのです。

 

ところがコロンビアは、せつかくのカジノロワイヤルを1967年にドタバタ喜劇にして映画化。大顰蹙。まあ、人生ってこういうものですわ。

 

それから幾世代かがありまして・・・2006年に007シリーズの21作目として、ようやく映画化されました。

5代目のボンドとしてダニエル・クレイグが演じた最初の作品。彼が現役のボンドです。

 

この作品からボンドは従来と異なるシリアスなキャラとなり、Qも登場しないので自動車が空を飛んだりしなくなりました。マネーペニーも登場せず、ボンドがMの自宅を訪ねたりします。

 

もう冷戦は終わり、テロと陰謀の世界となりました。

ボンドの性格も非情になる訳です。

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2013-02-27 22:50

007 James Bond Die Another Day intro - Madonna

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2013-02-27 19:19

Die Another Day マドンナの拷問シーン

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007 ダイ・アナザー・デイ、Die Another Day

リー・タマホリ監督。2002年公開。

007シリーズ第20作。

シリーズ40周年通算20作を記念して作られた。

アース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品。

 

ボンド北朝鮮側の非武装地帯にある基地で、アフリカから不正輸出されたダイヤモンドと引き換えに武器の密輸を行なっていたムーン大佐抹殺の任務を遂行した直後、彼の父であるムーン将軍に捕らわれ、長きに渡る監禁・拷問を受ける。

14ヶ月後、中華人民共和国の諜報員3名を殺害したのち、逮捕されたムーン大佐の側近のザオとの捕虜交換が行われ、ようやくMのもとに戻れたボンドは思いがけない言葉を耳にする。

それは00(ダブルオー)ナンバーの剥奪だった。1週間前に北朝鮮内部に潜り込んでいたアメリカの工作員が処刑され、ボンドが居た収容所から情報が発信された事から、北朝鮮での拷問でボンドが機密事項を洩らしたのが原因だと疑うアメリカはこれ以上の情報漏れを恐れザオとの交換でボンドを連れ戻したのだという。

ボンドを疑うMは、ボンドの00ナンバー剥奪という決断に至ったのだ。

 

007シリーズの中で、これだけ長くボンドが拷問される例は無い。凶悪な北朝鮮が背景となっている。

北朝鮮のムーン大佐が悪役で、ボンドを拷問したり韓国を征服しようとする描写がある。

韓国を占領した後は「日本など一捻りだ」と言い放つ。

でも、この映画が2006年にテレビ朝日の日曜洋画劇場で放送された際は、テレビ放送用にセリフ中に「北朝鮮」というセリフは一切出さなかったのは有名。

 

音楽はマドンナである。
マドンナは音楽だけでなく、フェンシングの女剣士の役でも出演している。

 

上の動画は映画のシーンではなく、マドンナが音楽用に作ったプロモーション動画。

北朝鮮軍に拷問されているシーンと、フェンシングの決闘シーンを組み合わせている。いずれも映画の中ではボンドが演じるシーンである。

最期は鎖を解き放ち自由の世界へ逃走する。

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2013-02-11 00:20

The World Is Not Enough

 

 

007 ワールド・イズ・ノット・イナフ The World Is Not Enoughは、マイケル・アプテッド監督のスパイアクション映画。1999年に公開。007シリーズ第19作。

 

ボンドは、石油王のロバート・キング卿に返金される大金を奪取する事に成功。キング卿が大金を確認するためMI6に訪れる。

ボンドがMへの報告中、その大金に爆弾が仕掛けられていることに気づき止めようとするが間に合わず、キング卿は爆死した。ボンドは犯人と思われる女暗殺者を追うが、激しいボートチェイスの末、女暗殺者は気球と共に自爆する。

真犯人は009に銃弾を頭に撃ち込まれるも死なず、そのせいで痛みを感じない体となった不死身のテロリスト「レナード」だと睨んだMI6は、キング卿の娘であり、レナードに誘拐された経験があるエレクトラ・キングが次に狙われると判断。ボンドに彼女の警護を命じる。

そんな時、レナードによって核弾頭が盗まれ、キング社の石油パイプラインにその核弾頭が仕掛けられる。

ボンドは、科学者のクリスマス・ジョーンズや元KGBのヴァレンティン・ズコフスキーらと協力しながら、レナードを追ううちにレナードの背後に潜む本当の黒幕と石油独占計画を知る。

 

「ワールド・イズ・ノット・イナフ」(世界を手に入れてもまだ足りない)はボンド家の家訓。劇中でもボンドが囚われ拷問されているさいに口走っている。

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この作品は良くできているが、余り印象に無い。

 

 

 

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2013-01-30 11:18

Tomorrow Never Dies

 

007 Tomorrow Never Dies
監督 ロジャー・スポティスウッド 
出演者 アース・ブロスナン
ジョナサン・プライス
シェール・ヨー

音楽 デイヴィッド・アーノルド
主題歌 「トゥモロー・ネヴァー・ダイ」
シェリル・クロウ

公開  1997年12月12日

007シリーズ第18作

米国では『ゴールデンアイ』の収益を上回り、1997年の映画の世界興行成績で、第4位を記録した。

 

ソビエト連邦の崩壊で、この地上の悪は「テロリスト」と情報を操作し世界を破滅に導く「マスコミという権力」になったことを象徴する映画である。   

そして、テロリストよりもさらに危険なのはマスコミである。

 

南シナ海の中華人民共和国の沿岸の「公海上」を航行していたイギリス海軍フリゲート艦が、中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機による領海侵犯の警告を受けた後に撃沈された。

同時に中国人民解放軍空軍のミグ戦闘機も撃墜された上に、その後脱出した乗組員も皆殺しにされた。

 

フリゲート艦は実際には中華人民共和国の領海内を航行していたにも拘らず、なぜか領海から離れた公海上を航行していたと艦内のレーダーには表示されていた。また同時にシンガポールのMI6支局は不可思議なGPS電波が発信されていたことを掴んでいた。

 

フリゲート艦からの「公海上で中国人民解放軍空軍機の攻撃を受け撃沈された」との電文を受けたばかりのイギリス国防省とM、さらに首相らが事実関係の確認に追われている最中にもかかわらず、なぜか「カーヴァー・メディア・インターナショナル」の総帥でメディア王・エリオット・カーヴァーが発行する新聞上に「公海上を航行するイギリス海軍艦と中国人民解放軍のミグ戦闘機が交戦し、撃沈され乗組員が虐殺された」という記事が掲載された

 記事が伝えるフリゲート艦の「公海上」での撃沈と乗組員の虐殺に激怒したイギリス首相は、イギリス海軍艦隊の中華人民共和国への派遣を命じる。

早すぎる記事の掲載と不可思議なGPS電波の発信に疑問を抱いたMはこれに抗議し、これを受けて首相は艦隊派遣の48時間の保留と、48時間以内の事実関係の調査を命じた。

 Mはボンドをカーヴァーのパーティーが行われるハンブルクに派遣する。以前に関係があったカーヴァー夫人パリスから情報を得たボンドは、カーヴァーのビルに潜入、カーヴァーの部下であったグプタの部屋からレーダーの座標を狂わせるGPS暗号機を発見する。

 

盗聴したボンドとパリスの会話からカーヴァーの逆鱗に触れたパリスは、ハンブルクのホテル・アトランティークでカーヴァーの部下Dr.カウフマンに殺されてしまう。

 

ンドはCIAの協力でフリゲート艦が沈んでいることが判明した南シナ海へ向かうが艦内でカーヴァーの手下に捕らえられてベトナムのサイゴンのカーヴァー・メディア・インターナショナルの支局に送られてしまう。

そこでカーヴァーの口から、偽のGPS電波でフリゲート艦を中華人民共和国の領海におびき寄せた上に、フリゲート艦と中国人民解放軍のミグ戦闘機を自らが所有するステルス艦によって撃沈、撃墜し、さらに情報操作で両国間の戦争を演出し大きな利益を得る計画が語られる。

 

捏造報道で戦争を煽り、新聞や雑誌を売って大儲け、さらに、テレビも視聴率が上がり大儲け・・・というのが今までのマスコミの商売方法であったが、カーヴァーはこの手法をさらに進めて・・・ステルス戦艦から北京のミサイルを撃ち込むみ戦争を起こそうとする。

珊瑚礁を自分で傷つけて記事にした朝日新聞の発想と同じではないか。そう思うと、カーヴァーは朝日新聞の若宮をモデルにしているような気がしてくる。

 

 

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2013-01-13 14:56

Never Say Never Again

 

Never Say Never Again

これは007シリーズに含まれていない。配給もライオンさんが吼える映画会社ではなくワーナーである。

10年前の007シリーズ第4作目「007 サンダーボール作戦」の脚本を巡るややこしいトラブルの結果、別会社で撮影されたものである。

脚本が著作権がらみで揉めて裁判になり、勝者がサンダーボール作戦を映画化し、敗者は10年間は撮影できないことで和解した。

 

サンダーボール作戦は1965年の映画である。Never Say Never Againは同じストーリィで同じ主役(ショーン・コネリー)であるが、1983年の映画である。この間、なんと18年である。

いくらなんでも18年は長すぎた。撮影すべきではなかった映画であるが、老いたるコネリーの活躍が見れる貴重な映像ではある。

 

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2013-01-03 19:26

007ゴールデンアイとコサックの悲劇

 

007 ゴールデンアイは1995年公開のシリーズ17番目の映画。

冷戦の終了により、前作 「007 消されたライセンス」でへミングウェイ記念館で「武器よさらば」と呟いたボンド

それから5年目にして復活した。

ジェームズ・ボンド役としてアース・ブロスナンが演じた初の作品。下降線を辿っていたシリーズを復活させた作品として現在でも評価が高い。

  

オープニングにおいて、ソ連の国旗からトンカチ、鎌と星が落下していく様が描かれている。

初のロシアへのロケが可能になりサンクトペテルブルク市内の戦車でのカーチェイスなどが、ありえない場面も登場した。

 

ソ連崩壊前、ソ連の化学兵器工場に006ことアレックと共に侵入したボンドだったが、責任者のウルモフ大佐によりアレックが拘束されてしまう。

ボンドはやむなく彼を見捨て秘密工場を爆破し、任務を達成した。

それから9年後。20世紀も終わりに近く、ソ連は既に崩壊していた。ボンドはモナコでロシアの犯罪組織「ヤヌス」のメンバーであるゼニアをマークしていたが、彼女と将軍になっていたウルモフは、対電磁波装甲を施したNATOの最新鋭戦闘ヘリコプター・タイガーを、デモンストレーションを行っていたフリゲート艦上から奪取・逃走する。

 

その後ゼニアとウルモフは、ロシアの秘密宇宙基地に現れ、ソ連時代の秘密兵器「ゴールデンアイ」を起動させ、兵士と職員を皆殺しにする。

女性コンピューター技術士のナターリアは、奇跡的に生き残り脱出した。

 ボンドは「ゴールデンアイ」とヤヌスの関係の手掛かりを求めてサンクトペテルブルクへ行き、そこで9年前殺されたはずのアレックと再会して、意外な真実を知る。

 

かつて006だったアレックスはコサックの出身であった。

ソビエト連邦は、コサックを反革命分子と見なし、スターリンも、レーニンのコサック根絶政策を忠実に継承した。

それにより、440万人の70%、308万人が、戦死、処刑、流刑死で抹殺された。クバーニやドンなどの地域で弾圧とホロドモールによって徹底的に抹殺した。

弾圧を逃れたコサックの多くは海外に逃れた後に、第二次世界大戦においてドイツ軍に協力した。

 

ドイツの敗戦でコサックは英国など連合軍の捕虜になった。コサックは共産主義陣営と戦うために共闘しようと申し出たが、英国はそれを拒否してソ連に送り返した。

そのため、コサック兵は全てスターリンにより、その家族を含めて虐殺された。

 アレックスは、英国に恨みを感じながら006となったが、本心では旧ソ連の武器を奪い英国に復讐しようとしたのである。

  

 

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2012-12-01 12:55

007 リビング・デイライツ

 

007 リビング・デイライツ The Living Daylightsは1987年公開、ジョン・グレン監督。007シリーズ第15作。

シリーズ誕生25周年の記念作品。

 

還暦に近かったムーアの旦那がようやく引退し、ジェームズ・ボンドをティモシー・ダルトンが演じた初の作品。

 

ダリトンはストレートで、しなやか。変えてよかった。

 

主題歌は a-haだがジョン・バリーと喧嘩して、これを最期のジョン・バリーは007シリーズより降りる。

1987年の映画の世界興行成績で第3位。

 

ティモシー・ダルトンは、1971年にショーン・コネリーの後任としてボンド役を依頼されたが、ボンドを演じるには若すぎるという理由で辞退していた。

 

ボンドガールのダニエル・ダポは、女流のチェロ奏者を演じる、映画の中ではボロディンの弦楽カルテットを演奏していた。 

 

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2012-11-30 12:51

007美しい獲物たち

 

 

『007 美しき獲物たちA View to a Kil)は1985年公開

007シリーズ第14作。

ロジャー・ムーアがジェームズ・ボンドを演じた最後の作品。

私は「ユア・アイズ・オンリー」「オクトパシー」の方が好きであるが、一応、この映画がムーアの集大成ということに。

 

ゴールデンゲートブリッジの欄干上での格闘は、良かったが、どうやって降りたのか?

 


ソ連国内でアメリカ製の半導体チップを持ち出した003が雪原で遭難。

遺体から半導体チップを回収したボンドはソ連軍に追われるが、スキー&スノーボードで振り切って任務を果たす。

003の死体から発見されたのはマイクロチップ

このチップは従来のものと違い、核爆発で発生する強力な磁気にも対抗できるものだった。

製造元のゾリン産業が怪しいとにらんだ英国情報部はボンドにゾリンの内偵を命じる。

そこでボンドはチップの製造元であるゾリン社を調査する。

社長のマックス・ゾリンが所有する常勝の競走馬を調査するうちに、その馬からはマイクロチップに制御されたステロイド供給装置が見つかる。

ゾリンを追ってサンフランシスコに潜入したボンドは彼がシリコンバレーを壊滅させ、マイクロチップ市場を独占しようとしていることを知る。

 

主題歌は デュラン・デュラン

1985年の映画の世界興行成績で第5位

 

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2012-11-20 21:47

007オクトパシー:国内で意見が割れている中で、使えるはずが無い

 

007 オクトパシーは1983年公開、ジョン・グレン監督のスパイアクション映画。

007シリーズ第13作目である。

ロジャー・ムーアの演じるボンドでは、一番の傑作ではないかと思う。

主題歌 「All Time High」はリタ・クーリッジ

 

上の動画のは冒頭の場面で、実に良く出来ている。

 

ボンドは中南米某国のトロ将軍に変装し、将軍が管理する高性能偵察機を破壊すべく侵入する。

本物の将軍に見つかり一旦は拘束されるが、CIA女性アシスタントのビアンカの誘惑で敵兵を惑した隙に超小型ジェット機で逃走。

地対空ミサイルに追尾されるものの、前述の偵察機の格納庫内をすり抜けた直後にミサイルが格納庫を直撃、結果的に任務に成功する。

 

さて、オクトパシーは殺人蛸。

毒蛇でも毒蜘蛛でもなく、毒蛸である。

このオクトパシーも持ち主は女性で盗賊の女首領。

中年の女性だが父はもと英国のスパイということで、ボンドと因縁がある。最初は敵であるが、最期はボンドの味方となりアマゾネス軍団を率いて敵を殲滅する。

 

敵となるのはソ連のオルロフ将軍。

この将軍、東ドイツとチェコの軍を動かして西ドイツを占領すべきだと会議で主張する。

 

そんな事をすれば核戦争になる・・・と心配する声が上がると・・・

「彼らは核など使えない。西側では反核運動が盛んではないか。国内で意見が割れている中で、使えるはずが無い。だが我々は躊躇無く使える」と言い放つ。

 

素晴らしい論理だ。

 

それでも反対されたので、彼は次の手を考える。

西ドイツの中にある米軍基地で核爆弾を爆発させる。

そうすれば、西ドイツに反米運動が起きて、米軍が出て行くだけではなく、反核運動がさらに激烈に盛んになる。

我々は米軍が撤退したら、西ドイツに侵攻する。

 

・・・で、米軍基地内の核爆弾を爆発させるのではなく、サーカスの列車で基地内に運び込み、ショーの最中に爆発させる作戦。

 

素晴らしい作戦だ。

007シリーズは勉強になる・・・と思った。

 

沖縄でも、似たような工作が中国共産党のエージェントにより進められているに違いない。

 

本作は1983年の映画の世界興行成績で、『スター・ウォーズ ジェダイの復讐』に次ぐ第2位。

ショーン・コネリーがジェームズ・ボンド役に復帰した「番外編」である『ネバーセイ・ネバーアゲイン』の第4位を凌いだ。


  1. 007は殺しの番号
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  3. CM(2)

2012-11-03 20:02

シーナ・イーストンのユア・アイズ・オンリー

 

007 For Your Eyes Onlyは1981年公開

ジョン・グレン監督で007シリーズ第12作。

ボンドロジャー・ムーア

主題歌はシーナ・イーストン

主題歌を歌う本人がオープニング・タイトルに登場する。

 
興行収入:21億5200万円

SF映画の様な前作ムーンレイカーから

007映画の原点へ軌道修正されたシリーズ中傑作の一つ。


地中海を調査していた英国スパイ船「セント・ジョージ」が何者かが仕掛けた機雷によって沈没した。この船にはミサイルを自由に操って誘導できる装置ATACが搭載されていた。それを知ったソ連はさっそくギリシャの組織にATACを手に入れるように依頼する。

一方ボンドは政府にかわって調査していたハブロック博士が殺されたことによってギリシャへ飛ぶ。そこで博士の美しい娘メリナに接触し、彼女とともに調査を開始する。

 

1981年の映画の世界興行成績で「レイダース/失われたアーク」に次ぐ第2位を記録。

 
この映画は
キャロル・ブーケ演じるメリナが良い。

長い髪をなびかせ、聡明でクールビューティーな魅力を持つ美女として歴代でも人気が高い。

また、歴代のボンドガールでは珍しく、最後までボンドとのベッドシーンはないばかりか、物語のラストまでボンドとキスさえも交わしていない。

 

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2012-10-28 18:34

飛行機から突き落とされるシーン

007ムーンレイカーの冒頭に出てくる有名なシーン。

ボンドが敵の殺し屋に、パラシュート無しで飛行機から突き落とされるシーン。

 

 

これは死ぬわ・・・と思うのだが。

 

 

下に見えるのは、パラシュートを付けて飛び降りた敵の工作員。

 

 

助かるには、あの男のパラシュートを奪うしかない。

 

 

ボンドは急降下。

 

 

 

 

私のパラシュートを奪うとは・・・死ねというの?

 

 

 

 

奪ってしまっただ。

 

このシーンはCGはおろかVFXすら使用しておらず全て実写で撮影。

パラシュート降下にかけては世界一とされる名人を集め

カメラマンも35ミリカメラをヘルメットの上に取り付けて降下しながら撮影。

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2012-10-27 14:16

007 ムーンレイカー  

 

007の11番目の作品。

1979年公開。

 

1977年の「スター・ウォーズ」の成功がもたらした世界的なSF映画ブームの中で製作され、「遂にボンドが宇宙へ進出した作品」として注目された。

そのため、ボンドの数多い冒険の中でも最も荒唐無稽なものとなった。

 

また、物語の舞台もカリフォルニア、ベニス、リオ、アマゾン、宇宙とめまぐるしく変わり、全編通してスピーディーな展開となっている。

 

 

アメリカからイギリスへ空輸中のスペースシャトル「ムーンレイカー」がハイジャックされた。

さっそくボンドはシャトルを製造したヒューゴ・ドラックスを訪ねるべくカリフォルニアへ向かう。

彼の書斎で見つけた設計図にはベニスのガラス工房で製造している製品の設計図が。

ベニスへ向かったボンドはガラス工房の建物の中に謎の研究所を発見、そこでは即効性の殺人ガスを研究していた。

Qはそのガスの成分はアマゾンにしか存在しない植物のものであると突き止める。

 

この研究所のドアは・・・未知との遭遇の音楽で開く。

 

ボンドアマゾンへ向かい、宇宙研究員になりすましていたCIA捜査官ホリー・グッドヘッドとともに人類をガスで抹殺する計画を知ることになる。

 

主題歌は シャーリー・バッシーが歌う。

 

本作は1979年の映画の世界興行成績において、2億1030万ドルとシリーズ最高額を更新し。

『ダイヤモンドは永遠に』以来4作ぶりに第1位に返り咲いた。

 

しかし・・・・これが007なのか?と唖然とする宇宙戦闘シーン。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 007は殺しの番号
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2012-10-21 15:58

Nobody Does It Better

 

「007私を愛したスパイ」の主題歌は、カーリー・サイモンが歌いヒットした。

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2012-10-21 15:35

007 私を愛したスパイ

 

1977年公開の007シリーズの10番目の作品

金をたっぷり掛け、話題も多かったのだが、興行成績は世界第四位。

 

この年はスターウォーズ、未知との遭遇、サタディ・ナイト・フィーバーと話題作が多かったこともあるが、やはりムーアの旦那に男の匂いがないのが原因ではないか。

彼は運動神経が鈍いらしくて、スタントマンを多様している。だから迫力が出ないのだ。

ボンドよりロシアの女スパイ役のバーバラ・パックの方が魅力的なのである。

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2012-10-01 22:01

黄金銃を持つ男とクイーンエリザベス号の残骸

 

 

1974年公開の007シリーズ9作。

ムーアの旦那のボンド、第2作である。

コネリーのボンドとは全く違うキャラなので、ミス・マネーペニーとの儀式もなくなった。彼女も年を取りましたので。

 

この映画、驚くのはクイーンエリザベス号の残骸。

 

 

マカオから高速艇で香港に向かうと・・・。

 

 

なんじゃ・・・このオブジェは??

 

 

でっかい船ではないか???

 

 

タイタニック号ではないようだ。

 

 

なんで、こんな場所にクイーンエリザベス号が???

この船は退役後、アメリカのフィラデルフィアの実業家に売却されたが、資金難のため1970年に香港の船会社に転売された。

香港の造船所で洋上大学への改造が行われていたが、1972年1月9日に火災を起こして沈没した。

その残骸は2年あまりビクトリア・ハーバーに放置されていたが、『007 黄金銃を持つ男』のロケが行われた後、1974年から1975年にかけて解体された。

 

 

 

 

映画では、このクイーン・エリザベス号は英国諜報局の香港支局であった。

ただし、船が45度に傾いているので・・・気の狂う基地でもあった。

 

ビックリハウスですな。

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2012-09-30 02:56

007 Live and Let Die

 

1973年公開の007シリーズ8作。

邦題は「007死ぬのは奴らだ」

ショーン・コネリーに代わり、ロジャー・ムーアがジェームス・ボンドを演じる。

この時、ムーアの旦那は46歳。コネリーより年長なのである。それから彼は7作も007シリーズのボンドを演じ続け、還暦に近くなり、ようやく降りる。

ムーアのボンドはコネリーとは全く違うので、最初は違和感があった。

ご老体なので、アクション部分をスタントマンに任せている。その結果、凄みが出ない。一方で会話はコネリーより軽く饒舌である。

興行成績も、コネリーの時代は常に世界トップであったが、この作品は3位である。

 

なお、音楽はポール・マッカートニーである。

この時代は、ビートルズ解散後、奥様のリンダと一緒にロックバンドをやっている時代である。

 

 

 

 

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2012-09-21 22:41

Diamonds are forever

 

007の第7作目。1971年に公開。

ショーン・コネリーがボンド役に復帰して、いつもの調子に戻る。比べて見ると前作の「女王陛下の007」の気弱なボンドは、ボンドでないことが鮮明に。

世界興行成績第一位に戻る。

シャリー・バッシーの歌う主題歌「ダイヤモンドは永遠に」もヒットした。

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2012-09-20 23:22

On Her Majesty’s Secret Service

 

007シリーズの6作目、日本では「女王陛下の007」の題名で1969年に封切。

一部の左翼が大学を占拠したので、多くの学生がマージャンとバイトに明け暮れていた時、私は東大の入試中止を良いことに浪人中。

007シリーズは、もちろん見に行った。

 

しかし、この作品には失望した。

ショーン・コネリーに代わり、新しいボンド役が登場したのだが、単なるプレイボーイにしか見えない。

それなのに恋愛して、結婚までしてしまうのだ。

戦闘シーンも強さがイマイチ

最期に最愛の妻を殺されてしまう。

 

この駄目ボンド(ジョージ・レーゼンビー)は、この作品だけで首になり、次回はコネリーがカムバックする。

 

この作品の、唯一のメリットは、ウインタースポーツの数々が登場すりこと。

なんと、カーリングまで出てくるのだ。

 

題名は「ウインタースポーツの007」の方が実態に合っている。

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2012-09-09 22:34

「007は二度死ぬ」よりトヨタ2000GT

 

007シリーズの第5作。「007は二度死ぬ」1967年の公開。

これは異色作ですね。

丹波哲郎が日本の情報機関のボスとしてほぼ全編にわたって登場。

日本人ボンドガールとして若林映子と浜美枝が登場。

なぜかヌードも大胆なSEXシーンなし。

日本女性は「これはビジネスである」と拒否。

 

そして、第50代横綱佐田の山が本人役で登場。

なんと、佐田の山が英語を使う。

公安所属の特殊部隊が忍者というのは素晴らしい。

なお、訓練場所は姫路城

 

姫路城の白壁に手裏剣を刺した・・・と日本では大ニュースになり、私は怒っていたのだが、監督の証言によると、城は神聖な場所であり、大切に撮影した。

本物の白壁の上にセットの白壁を置いて、そこに手裏剣を刺した。撮影見学に来た新聞記者が確認せずに憶測で記事を書いた・・・とのこと。

 

なお、若林映子の運転するトヨタ2000GT。

素晴らしい。


 

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2012-09-09 21:34

サンダーボール作戦  1965年

 

1965年の映画興行成績でトップとなったサンダーボール作戦。

水中撮影のシーンが、お金が掛かったのは理解できる。

 

私は女殺し屋を演じたルチアナ・パルッツィが印象的。

ローマに生まれる。1954年公開の「愛の泉」のどこかに出ていたらしいが、クレジットはされていない。

「007 サンダーボール作戦」でメインのボンドガールであるドミノ役が予定されていたが、同役はミス・フランスのクローディーヌ・オージェに奪われ、女殺し屋フィオナを演じることになる。可哀相ね。

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2012-09-09 21:20

Thunderball トム・ジョーンズ

 

007シリーズの4作目は「サンダーボール作戦」である。

シリーズのヒットにより、予算が充分に使えるようになり、この作品は本格的なアクション映画となった。そのかわり、独特のテンポの「味」というものが消えた。

 

主題歌は、ゴールド・フィンガーを歌ったシャリー・バッシーの歌う曲が録音済みであったが、撮影の終盤に至り、急に変更することになった。急遽、選ばれた歌手が、それ程、売れる前のトム・ジョーンズ

でも、彼のキーまで確認して作曲されていなかったので、トムは録音後、悶絶したらしい。高音域過ぎたのだ。

 

トム・ジョーンズといえばLove Me Tonightですね。

 

 

 

 

 

 

 

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2012-09-04 21:42

007 Goldfingerのオープニングと金粉殺人事件

 

ゴールドフィンガーは007シリーズの第3作。

1964年世界興行成績で第1位。

1965年に日本上映。

話題が一杯であるが、全身に金粉を塗られて殺される美女は、当時は驚異のアイディア。

皮膚呼吸が出来なくて窒息死・・・ホントかよ?と思ったものだ。

 

ボンドガールプッシー・ガロアにも惚れた。

プッシー役を演じたオナー・ブラックマンは撮影当時37歳とのこと。

昔から、この年齢の女性が好みだったのだが、彼女の影響かも・・・・・。 

 

 

 

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2012-09-03 23:05

From Russia With Love

 

1964年に公開された007シリーズの第2作。

日本でのタイトルは「007危機一発」

ロシアより愛を込めて」ではなかったのだ。

ゴジラなど東宝特撮映画と同時上演で、無理やり見させられた「海の若大将」シリーズ(加山雄三主演)より、1000倍以上は007はカッコよかった。

もち青大将(田中邦衛)よりも。

 

この第2作は、個人的には007シリーズで一番好きな作品。舞台のイスタンブールとバルカン特急が良い。

そして、ロシアのスパイ役のダニエラ・ビアンキ。彼女はイタリア人なのだ。

そして、私が好きなのは英国海外情報局のトルコ支局長ケリム。明かるくタフな感じの役だが、どこか寂しそうな感じが印象的だったのだが、なんと、この役を演じていた時は末期癌であり、撮影終了後に病院で拳銃自殺を図ったという。

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2012-08-19 19:34

ゴールドフィンガーとハロルド坂田

 

ハロルド坂田は、ハワイ生まれの日系の米国人。
ロス五輪の重量挙の銀メダリスト。

プロレスラーに転じて、グレート東郷の弟、トシ東郷を名乗る。反則技で観客の非難と憎悪を煽る日系悪役レスラーである。

彼は力道山をスカウトして、プロレスの世界に引き込んだ男としても有名。力道山との出会いは酒場でインネン付けられ喧嘩して、お互いの強さを認め合ったから。

 

007シリーズの第3作であるゴールド・フィンガーに出演。

ジェームズ・ボンドと抗争する。

「彼には挨拶程度かも知れないが、かなり痛いとコネリーは泣いていた」と、その戦闘シーンの思い出を監督は語る。

 

 

 

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2012-07-26 21:46

James Bond  初登場場面

 

この映画は今は「007 ドクター・ノオ」であるが、日本公開時は「007は殺しの番号」であった。

この題名は映画の中の上官の台詞。

ボンドの愛用していたベレッタを没収し、ワルサーを持たせる時に、「ベレッタは殺傷力が弱い、007は殺しの番号なんだからワルサーを持っていけ」と命ずるところから来ている。

この映画の1962年公開で「007シリーズ」映画化第1作。

ジェームズ・ボンド役をショーン・コネリーが演じた初の作品である。日本初公開は1963年6月。

シリーズ第1作である本作は100万ドルというシリーズ中最も低予算で製作されたが6000万ドルに近い興行収入を上げ、1962年の映画の世界興行成績で第1位となった。 

 

この映画は3人の盲人を装ったテロリストによるエージェントと秘書の殺害場面から始まる。

それから、あーだこーだあって、ポンドが呼ばれる。

ボンドはカジノに居た。

上のシーンが、全シリーズを通して最初のボンドの登場場面。

登場するとテーマ音楽が静かに始まる。

この地味の映画はテンポの余裕があって、見ていて疲れない。

 

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