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2016-01-23 14:20

食べてはいけないものを、食べてしまうんだよね。



この映画(パンズ・ラビリンス)を見て思いだしたんだが、
スペインは欧州の対戦が終わった後も内戦の続きをやっており、
フランコが死んだには1975年だったのです。
フランコはヒットラーが合いに来た時に「今から昼寝の時間だから」と待たせたらしい。
スペインの習慣をドイツの総統が来たからと中止できるか?いや出来ない・・というわけだ。
その大切な習慣をユーロに加盟してから止めちまおうというのだから勿体ないことである。

さて、この映画なのだがパンズというのは牧神ですよ。
ギリシア神話の牧神。
ドビッシーの「牧神の午後への前奏曲」の牧神である。
キリスト教の世界から見れば牧神も悪魔でしょう。
パンは、あらゆる場面で「血」を捧げることを求め、少女の2滴の血を捧げることで少女の母親を一時的に元気にする。

上のシーンは第二の試練であるが、食べてはいけないと言われたものを食べてしまう話は世界中にある。
それは多くが死後の世界に迷い込んだ場合である。
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2014-02-15 18:27

ディア・ハンター




ディア・ハンタのディアとは鹿。
鹿狩りのハンターである。
My dearのディアではおまへんのや。

1978年の映画でロードショーで見に行きました。
この頃は、まだ映画は映画館で見る習慣があったのだ。

えらい長い・3時間・・映画でして、
最初の出だしの部分でガーンとやられました。

この映画はトンデモ映画として酷く批判されています。
戦争映画と考えると、明らかにトンデモ映画です。
でも、これは戦争映画では無いので、この批判は的外れです。

ジョージ・ルーカスの「アメリカン・グラフィティ」は1973年の映画。
これは1962年の米国の青春を描いたもの。
しかし、米国社会はベトナム戦争を契機に大きく変わってしまう。

ディア・ハンターは、1970年代版の「アメリカン・グラフィティ」。
いわゆる「本歌取り映画」である。
日本の和歌で「本歌取り」というのは、本歌に敬意を払いながら、自己流に変えるもので、一種の返歌でもある。
そのような位置付けである。

最初のシーンは製鉄所が映り、仕事が終わり工員が帰宅する。
工員の結婚式があるというので皆、出席する。
極めて結びつきの強いコミュニティを思わせる。
それから結婚式の準備をするシーンで教会の尖塔が・・・モスクワ郊外の夕べ。
ビザンチン東方教会なんです。
それで、ここは米国内の露西亜系移民のコミュニティであることがわかる。
ダンスパーティでカチューシャを歌い、コサックダンスを踊る。
あえて極めて共同体意識の強いコミュニティを取り上げている理由は、映画の後半で分かる。

この共同体では男3人が徴兵で月曜日からベトナムへ。
その1人(ニック)は結婚式を挙げてから戦場へ。
別に反戦の雰囲気はどこにもない。

そして、翌日は男達は鹿狩りに出掛ける。
狩の後は町で飲む。
裸で走ったりして遊ぶ。

最期、酒場に隅で誰かがピアノを弾く。
その曲はショパンのマズルカなのです。
この酒場にグレーン・ベレーが静かに酒を飲んでいるが、彼等との対話を拒否する。
これも、複線である。

このシーンの後、突然、ベトナムの戦場シーンへ。
ベトナムのシーンは戦闘シーンは殆どなく、ロシアン・ルーレットの連続。
3人は精神に異常を来たし、ニックは軍を出て行方不明に。
ニックはサイゴンの町でロシアン・ルーレットの賭けに興じる集団を目にする。
怪しげな男からプレーヤーになれば金を稼げるという誘いを受ける。
戦争を描くのでは無く、ひたすらロシアン・ルーレットを描いている。
何故、そのように描いたのか。
これは前半と後半を結ぶ、間奏曲に部分であり、象徴するものがあれば、良い。
この場面を丁寧に、理論的に撮影すると観客も目がここに集中して、
一番、描きたい前半と後半が・・・・えらく地味な映画なので・・ますます目立たなくなるからだ。
中間の部分は、わざわざ歪に、変だなと思わせるように撮影しているのである。

2年後、他の2人は帰還。
彼等にサイゴンから謎の送金があり、ニックが生存している事を知り陥落寸前のサイゴンへ探しに行くが・・・結局、ニックはロシアン・ルーレットで死ぬ。


ニックの葬式の後、仲間がニックの家で酒を飲む。
しかし、余りに悲しくて話が続かない。
すると誰かがGod Bless Americaを歌い出し合唱になる。
そして、ニックに乾杯・・・の一言で映画は終わる。


ここでGod Bless Americaを歌うところが・・この映画の味噌なのである。





ベトナム戦争で米国は変わってしまった。
米国の国民から離れてしまい、何者かが支配する国に変貌した。


そして、それは現在まで続いている。
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2013-04-21 22:01

シシリアン

 

今日はDVDを借りて「シシリアン」を見た。

この映画は私にとって記念すべき映画である。

というのは、初めて自分の金で「ロードショー」を見に行った映画だからである。それまでは名画座ね。

1969年、私は高校卒業後に浪人中。

大学は全共闘に封鎖され、その後、大学側が学内に機動隊を入れてロックアウト。

先に大学に入学した高校の同級生達は、仕方が無いので麻雀とアルバイトに明け暮れていた。

 

この映画は友人達と見に行ったのだが、素晴らしく完成度が高い映画だと思った。

今日、見直してみると、やはりグングン惹きつけられる。

アラン・ドロンの危険な匂い。

ジャン・ギャバンの貫禄。

リノ・ヴェンチュラの刑事も渋い。

 

何故かあまり評価されてない映画ではあるが・・・。

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2012-09-25 21:57

Midnight Cowboy John Barry

 

この曲はジョン・バリーの作品。

ジョン・バリーといえば007シリーズの音楽で御馴染み。

 

なんで、Midnight Cowboy のために作曲したかは不明なれど、この映画の音楽は最高だぜ。

 

この音楽で、ジョン・バリーはグラミー賞を受賞した。

 

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2012-09-25 15:23

真夜中のカーボーイ  フロリダの夢

 

足の悪い浮浪者の「リコ」は、

いつかフロリダに行きたいと極寒のニューヨークで思うのだ。

 

 

病気が悪化したリコをジョンはフロリダに連れて行こうとバスに乗る。しかし、彼はバスの中で死んでしまう。

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2012-09-25 14:21

真夜中のカーボーイ1969

 

1969年の映画である。

私は大学受験のための浪人中&恋愛中。

この映画はとても印象的で何回か見た。

主演は、卒業でデビューしたばかりのダスティン・ホフマンである。足の悪い浮浪者の役を完璧に演じている。

そして、もう一人がジョン・ヴォイト、この男も1967年にデビューして、ホフマンの旦那よりやや先輩なれど、配役の紹介はホフマンが先。もう、この時点でホフマンと差が付いていたが、その後も差は開くばかり。

今ではジョン・ヴォイトは、アンジェリーナ・ジョリーの駄目なパパというだけの存在。

 

しかし、このジョン・ヴォイトの演ずるカーボーイ、ニューヨークでジゴロで飯を食おうと出てきた、勘違いの田舎者なんだが、そう単純ではない。

彼は過去の幻影(悪夢)に囚われており、それか逃げるためにニューヨークに出てきたとも言える。

そして、フロリダに向かうバスの中で、憑き物が落ちて、普通の青年に戻るのである。

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2012-08-26 23:22

Henri Charri竪re

 

「パピヨン」という映画は、余りに凄まじい内容で、また男しか出てこないので、好きな映画とは言いがたい。

それでも、実話を忠実に映像化しており、マックイーンとホフマンは本当に名演技と思う。

 

原作者のアンリ・シャリエールは、1906年の生まれ。

1931年より殺人事件の容疑者として、フランス領ギアナの刑務所に入る。何回も脱獄を失敗するが、1944年に成功して、ベネズエラの市民権を得る。

1969年に、この脱獄劇を書いた小説「パヒヨン」がベストセラーとなり、1973年に映画化される。

 

映画に出てくる囚人は実在の人物。

ホフマン演じるルイ・ドガは、贋金造の罪で15年の禁固刑を宣告され、初めの2年間をフランスカーン刑務所で過ごす。

この時にシャリエールと知り合い、その後13年間デビルズ島でシャリエールと共に過ごす親友となった。

映画ではパピヨンやマチュレットと共に脱走を試みたことになっているが、実際にはドガは脱走には参加していない。ドガはデビルズ島で15年の禁固刑を終え、その後はフランス領ギアナで余生を送った。

アンドレ・マチュレット(ゲイの美男子ね)は、1933年のシャリエールの9度目の脱走に参加。映画では脱走失敗後にパピヨンと共に5年の独房生活を送り、独房から出獄した際にパピヨンの眼前で没している事になっているが、実際には彼は無事に独房収監を終え、後の1944年のココナッツの実での脱走の際にシャリエールと共に脱獄に成功している。彼はその後シャリエールと共にベネズエラで市民権を取得し、現地で結婚して終生を過ごした。

シャリエールの脱走に参加したヨーハン・クルジオは、映画では看守に暴行を受け刑務所からの脱走自体に失敗しているが、実際にはシャリエール達と共にコロンビアに辿り着いている。しかし、捕らえられ2年の独房生活の直後に命を落としている。

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アンドレ・マチュレットも脱走に成功しているとは、しらなんだ。

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2012-08-13 19:21

Last samurai (2003) final battle

 

この映画の後半は政府軍と勝元との戦闘シーンである。

文字通りの玉砕戦である。

ここで、どうしても太平洋戦争末期を想像してしまう。

そして、最期のメッセージへと続く。

  

 

ネイサンが勝元の刀を天皇に献上に来る。

「この刀には、武士の魂が宿り、この国を守るでしょう」

この時、ネイサンは勝元の最期の言葉を伝える。

「この刀を受け継いだ者の祖先が、どう戦ったかを忘れないで欲しい」と。

 

これに対する天皇の返答は明解である。

「我々は祖国の独立を守るために、強い国になろうと欲し、中央集権国家を作り、西洋の技術を受け入れて来た。しかし、日本人たることを忘れてはならぬ。この国の歴史と伝統を」

そして、天皇米国大使の要求を拒絶するのである。

 

これだけストレートなメッセージはない。

靖国の英霊を忘れてはならない。

祖先がどう戦ったかを忘れないで欲しい。

日本の伝統と歴史を忘れてはならない。

理不尽な外国の要求は、たとえそれが同盟国の米国のものであっても拒絶しろ。

 

これは私が、長い付き合いのある米国の友人達から、いつも聞かされている忠告と同じである。

誤解には反論を、理不尽な要求には拒絶を。

日本が何をしたいのかを明確に言ってくれ・・・と。

 

日本の武士道は1000年以上の歴史がある。 鎌倉時代、1192年から日本は天皇の任命した征夷大将軍が国を治めていた。

幕府とは、戦場で軍隊の戦闘を指揮する場所である。

日本は1000年以上、軍事政権であった。
中国及び朝鮮とは長く緊張関係にあり、戦国時代からはこれに南蛮(西欧)が、北方からは
ロシアもやってきた。
江戸時代は外国勢力の侵入(工作)を押さえるために幕府が貿易を独占した。鎖国していたわけではない。
ペリーが浦賀にやってきた時も、出てきた武士は全員が帯刀していた。1本は武器。もう1本は、己が恥ずべき行為をした時に、潔く切腹するための刀であった。


しかし、今の日本の有様は、まるで違う別の国のようである。
国民が拉致されても何もしない。見て見ぬ振り。
国土を奪われても何もしないで遺憾の意を表すのみ。

経済力だけでは国民は守れない。

軍事力があって、はじめて経済が守れるのである。

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2012-08-13 18:52

ここには神聖な何かがある<ラストサムライ>

それからネイサンは、勝元の村に滞在する。

「朝早くから、この村人は自らの仕事を実に熱心に、誠心誠意行なう。このような秩序だった生活を全員が送っていることは驚くべきことである」とネイサンは日記に書く。

 

 

 

 

 

 

長い戦場体験で、私は「神の意志」なるものを信じなくなっていた。しかし、ここには神聖な何かがあると感じる(ネイサンの日記)。

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2012-08-13 17:55

今こそ「ラストサムライ」を

2003年に封切りされた「ラストサムライ」は奇妙な映画であった。

米国のニュージーランドと日本でロケされたハリウッド映画であり、テーマは武士道。舞台は明治初期。

ストーリィは日本人から見れば、何だコリャと思うし、西南戦争と戊辰戦争と神風連の乱などをゴッタ混ぜしているような話ではあるが、こういう部分を無視して「何を言いたいのか」だけを見ると極めて分かりやすい

映画なんだから、これで良いと思う。

 

 

幕末を舞台にしているが、実は先の大戦の事を描きたかったのではないかと思う。私は、この映画を見たとたんに、これはそうだな・・・と思った。

幕末も明治天皇も目くらましです。本当は先の大戦です。

 

 

トム・クルーズが演じる主人公ネイサン・オールグレンは、かつてのインディアンとの戦闘で、非戦闘員の虐殺に加担したことがトラウマとなり、アルコール中毒になっている。

日本に来てからも、酒を求め悪夢に魘される日々を送る。これを渡辺謙の演じる勝元に「戦場で恥ずべき行為をして、生き延びたから悪夢に魘されるんだ」とズバリ、言われている。「日本人は恥ずべき行為をしたら自害する」と勝元は言う。

このネイサン・オールグレンの悪夢は米国の原罪である、東京大空襲、長崎・広島の大虐殺を思えばよろしい。

 

 

ネイサン・オールグレンは明治政府に金で雇われて、徴兵制で集められた農民・町民兵に銃を持たせて近代的な軍隊を育成する。

これに対抗する勝元の武士団は、弓矢と刀のみ。銃は使わない。この当たりは史実とかけ離れるが、何故、銃を使わないのか・・・という部分は、ネイサンが捕虜となる勝元の里で、その生活を共にするうちに理解することになる。

この里のシーンは、この映画で最も美しい。

 

 

ネイサンと勝元に最初の対決シーン。

銃を構える軍隊。

向こうの朝靄の中から法螺貝が響き、やがて勝元の軍が登場する。この場面を映画館で見て、背筋にビビッと来ましたね。監督の回想でも、最も注力した映画の顔のようなシーンだとか。

 

 

銃に対して、全く怯まず突撃してくるサムライの軍勢。

 

 

迫力充分の総大将の勝元。

 

 

政府軍は総崩れとなり勝元の軍が勝利する。

政府軍の長谷川大将は切腹する。

 

このシーンを見たネイサンは「我々は捕虜を殺したりはしない」と勝元を非難する。勝元は「敗戦の責任を取り長谷川大将が自害したいという。それで介錯を頼まれた。介錯を頼まれるのは信頼されている証拠であり名誉なことだ。長谷川大将は見事な最期であった」と答える。

 

 

ネイサンは捕らわれて勝元の村に運ばれる。 

そして、ネイサンが殺害した勝元の妹(小雪)の旦那の家で怪我の治療を受ける。

 

 

この鎧は、ネイサンが殺害したこの家の主の着ていたもの。それを見る子供。でも、だれもネイサンを非難しないのである。

 

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2012-08-03 20:53

Long Kiss Goodnight

 

1996年の映画。

8年前、ニュージャージー州の浜辺で倒れていたサマンサ・ケイン(ジーナ・デイヴィス)は、全ての記憶を失っていた。

以来彼女は小学校の教師をしながら、優しい夫ハル(トム・アマンデス)と8歳の娘ケイトリン(イヴォンヌ・ジーマ)と幸せな日々を送っていた。

ところが、クリスマス・イヴに交通事故に遭い、その衝撃で断片的に記憶が甦る。

退院したサマンサをある夜、片目の男が襲撃するが、彼女は無意識のうちに体が反応して戦い、相手の首をへし折ってしまう。

不安に陥った彼女は、自分の過去を調査するために雇った私立探偵のミッチ・ヘネシー(サミュエル・L・ジャクソン)と共に、失われた記憶を探す旅に出た。

2人はまず、サマンサ宛の手紙を手掛かりに、ネイサンという人物と連絡を取り、駅で待ち合わせる。

そこへ突如出現した武装集団が彼らを襲うが、サマンサは身に覚えのない射撃のテクニックで敵と渡り合い、窮地を脱する。

 

・・・・・と、なんで私がこんなこと出来ちゃうの・・・と思いながら、どんどん危険な世界に引き込まれる映画。

面白かった。

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2012-07-02 19:13

欲望 ラストシーン

 

ラストのテニスコートシーン。

顔を白く塗った若者達。見えないボールを、存在するかのように演じている。

主人公のカメラマンも、その演技に付き合う。

最期には見えないボールを目で追うようになる。

 

 

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2012-07-02 19:12

欲望 引き伸ばし

 

 

 

 

 

このシーンを見てから、新宿の淀橋カメラに現像セットを買いに行きました。 

 

 

写真の場所に死体が転がっていた・・・のだが。

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2012-07-02 19:09

欲望 フィルムを返して

 

 

 

 

 

公園で撮影したフィルムを取り返しに来た女性との駆け引き場面。この映画で一番、存在感のある謎の女性。

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2012-07-02 18:25

欲望 スタジオシーン

 

 

 

 

アントニオーニの映像は、どこを切り取っても「絵」になってしまう。

英国なのにイタリア風になってしまう。

 

「パリに行くんじゃなかったの?」

「ここがパリよ」という有名な台詞もある。

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2012-07-01 20:23

アントニオーニの「欲望」

「欲望」はミケランジェロ・アントニオーニの初の英語の映画であり、2回目のカラー作品。舞台は1960年代のロンドン。

「欲望」は邦題でありBlow  up  「引き伸ばし」が原題。

偶然、撮影した公園の写真を、大きく引き伸ばしたら殺人事件が映っていたという・・・その引き伸ばしである。

 

 

その後、カメラマンが公園に戻ると死体があった。

これを友人に見せようとするが、その途中にジェフ・ベックのコンサートに紛れ込んだりして、気付くとスタジオの写真は盗まれ、公園の死体も消えていた。

あまりに意味不明な映画なので、当時、何回も見てしまったのであった。

 

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2012-06-03 10:59

タイタニック 1997

 

Titanicは、ジェームズ・キャメロン監督・脚本による1997年のアメリカ映画。

1912年に実際に起きたタイタニック号沈没事故を基に、貧しい青年と上流階級の娘の悲恋を描いている。

 

ストーリーはタイタニック号沈没の史実を交えて展開する。前半のラブストーリーから一転して、後半ではパニック映画さながらの緊迫感のある展開で、ラストは悲劇的な別れとなる恋人たちを描いた、優れたストーリーが話題となった。

 

主演はレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレット。

配給は北米がパラマウント映画、日本を含む他国は20世紀フォックスが配給。

全米で6億ドル、日本で興収記録262億円、全世界で18億3500万ドルと、同監督の『アバター』に抜かれるまで映画史上最高の世界興行収入を記録し、ギネスブックに登録されていた。

1998年のアカデミー賞において、作品賞、監督賞、撮影賞、主題歌賞、音楽賞、衣裳デザイン賞、視覚効果賞、音響効果賞、音響賞、編集賞の11部門で受賞した。

また、セリーヌ・ディオンが歌う主題歌「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」も大ヒットした 。
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キャメロン監督の「タイタニック」1997年。

昨日、見直しました。

 

 

 

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2012-05-13 12:48

Casablanca

 

ワーナー・パイオニアから発売されている「カサブランカ」のDVDが、今、アマゾンで900円程度で売っている。送料込みで。

 

これには30分程度の特典映像があり、カサブランカの製作者の証言をまとめているのだが、これが面白い。

 

・ハンフリー・ボガードがリックの役に決まるまで、ロナルド・レーガンの名前が挙がっていた。「レーガンは最悪。彼が主役をやったなら、この作品は単なる駄作に終わった」と脚本家が証言。

・バーグマンは早くから決まった。この役は彼女しかいなかった。

・この時期、ハリウッドは全盛期で超多忙。脚本が完成する前にクランクイン。最期まで、バーグマンと飛行機で飛び立つのは、ボガードなのか、ヘンリードなのか決まらなかった。バーグマンは何度も「私は誰と旅立つの?」と脚本家に聞きに来た。「決まったら教えて」と。

・パリでのバーグマンとボガードのラブシーンは「浪漫が足りない」と後から追加した映像。

As Time Goes Byは1930年代に作曲された曲だが、売れずに埋もれていた。この作品で使われてヒットした。

・撮影終了後As Time Goes Byは、良くないので別の曲に替えろという話が出て、バーグマンを呼び戻そうとしたが、彼女は既に髪を切ってショートにしていたので、この話は断念。

 

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2012-05-06 23:34

Here's Looking At You, Kid

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2012-05-06 23:21

時の過ぎ行くままに

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2012-05-06 22:40

As Time Goes By

 

今日はカサブランカを見ていました。

 

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2012-04-20 01:56

Inju la B棚te dans l'ombre

フランス人の感覚で乱歩を描くのは無理がある」と言った批評を読んだので、この映画はあまり期待してなかった。

「陰獣」は江戸川乱歩の小説の中でも、特に残酷にして淫靡。そして変態趣味の作品だから、おフランスの監督には無理だがや・・・と思っていた。

 

 

乱歩は「一寸法師」を書き上げてから自己嫌悪に陥り、暫く断筆する。その後、数ヶ月を経て出てきたの中篇が、この「陰獣」なのである。

 

 

大江春泥という謎の覆面作家が現れ、猟奇的な小説を発表する。すると、その小説の通りに殺人事件が起こるというもの。

 

 

そのターゲットにされるのは、ある資産家の婦人であり、彼女が昔、袖にした貧乏作家が、復讐のために彼女の周囲で猟奇殺人を起こし、追い詰めるというもの。

春泥の作風を批判する別の小説家が主人公になり、資産家夫人を守るのだが・・・。

 

 

この「陰獣」には、すでに加藤泰監督の定評ある映画がある。あれを超えるのは、無理だがや。

 

 

ところが、この冒頭のシーンにガーンとやられました。

完璧なる映像美。画面の隅々まで隙が無い。ストーリィも良い。

 

 

Inju   la Bête dans l'ombre  2008年公開のフランス映画。台詞は全てフランス語で日本語字幕付き。

 

 

監督はテヘラン生まれでフランス国籍のドイツ系スイス人。

 

 

主演はフランス在住の日本人女優・モデルの源利華。

 

 

ラ・ロッシュ・ポゼイ、ロレアル、ガルニエ、ウエラ、アニエス・ベーなど数多くの美容ブランドの広告を中心に活躍。また、ペット・ショップ・ボーイズ、アラン・ションフォール、デーヴィッド・アリデイなどの有名歌手のミュージック・ビデオも多くこなし、業界ではかなり知られた存在。

 

 

「陰獣」は欧羅巴オーディションを受けて主役を射止める。

 

 

日本のプロダクションが推薦した日本女優は、主役を逃す。

 

 

ヴェネツィア国際映画祭でも絶賛されるが新人賞は逃した。

 

日本的な映像がクリアで、かつしっとりと美しい。

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2012-04-14 17:18

Horror of Dracula 1958

 

ドラキュラはアイルランド人、 ブラム・ストーカーの恐怖小説である。

作者は1847年にグレートブリテンおよびアイルランド連合王国のダブリンで生まれた。この時代、アイルランド英国領であり、独立してなかった。

この時代に女吸血鬼の小説は既に書かれていた。

ストーカーの旦那は、ルーマニアの「串刺し王」等の研究書を参考にしながらドラキュラ伯爵の物語を創る。

 

英国人は怪奇小説が好きである。1958年の映画恐怖のドラキュラ」は、フランケンシュタインの映画で成功したプロダクション「ハマー・フィルム」が制作したもの。

古典的な恐怖映画の傑作。

ジェイソンやらチェーンソーの出てこない恐怖映画が・・・心臓に良い。

 

ところで、ドラキュラは昼間は墓場で寝ている。
夜になると血を吸いに美女の寝室に来るわけだが、

死者を火葬しないで、そのまま棺に詰めて埋葬するから、こうなるのである。

 

ドラキュラの城では、離れの死体安置所みたいな所に棺があるのだから、すぐ出てくるのは仕方ない。

一般家庭だと地下のワイン倉庫に棺を置いて、夜になると「こんばんわ」となる。

 

火葬が主体の日本とは事情が異なる。

 

江戸川乱歩の小説は、英国の恐怖小説の影響か、明智探偵が土葬された死体を掘り起こす場面が出てくる。

このプロットは日本では、少し無理がある。

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2011-11-20 19:06

Jeux interdits(1952)

 

この映画で一番、ショックだったのは冒頭のシーン。

1940年、フランス郊外。ドイツ軍の爆撃から郊外へ避難するパリ市民の行列。

5歳の少女ポレットは、逃げた愛犬を追いかけ、それを追った両親は戦闘機の機銃掃射で命を落とす。

 

死は一瞬にしてやってくる。

少女は嘆き、悲しむでもなく、母の頬を突く。

でも、両親が死んだことは一瞬にして理解したのだ。

あまりにも深い悲しみに接すると涙も出ない。

 

この時、ポレット役のブリジット・フォッセーは5歳である。

 

ポレットは、その後、馬車に乗った家族に拾われるが、

この馬車に乗っている中年夫人は、ポレットの抱いている犬を「もうじき死ぬから捨てなさい」と、彼女の手から奪い、橋の上から川に投げる。

 

 

ポレットは馬車を降りて、愛犬のジョッグを探しに川を下っていく。

そこで、田園に住むミシェルという11歳の少年と出会う。

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2011-11-03 12:13

クォ・ヴァディス

 

中学時代に、私が通った中学だけかも知れないが「クオ・ヴァディス」という小説を読むことが生徒の中で行った。

 

図書館で順番待ちの図書のトップが「クォ・ヴァディス」であった。

 

クォ・ヴァディス: ネロの時代の物語」は、ポーランドの作家ヘンリク・シェンキェヴィチの小説。

西暦1世紀のローマ帝国を舞台としたキリスト教徒の殉教小説である。

「クォ・ヴァディス」とはラテン語で「(あなたは)どこに行くのか?」を意味し、「ヨハネによる福音書」13章36節からの引用でもある。

 

ネロの治世下のローマを舞台として、若いキリスト教徒の娘リギアと、ローマの軍人マルクス・ウィニキウスの間の恋愛をバックにキリスト教徒への残虐な迫害の様子も描かれている。1895年にポーランドの3つの新聞に連載され、1896年に出版された。この時以来、日本語を含む50以上の言語に翻訳されている。

 

 

 

 1951年に完成したハリウッド映画「クォ・ヴァディス」

膨大な費用を掛けたスペクタクル巨編であるが、アカデミー賞の候補にはならなかった、

 

長身のデボラ・カーがリギアを演じている。

無名時代のソフィア・ローレンも奴隷役でエキストラ出演。

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2011-09-11 21:35

2012

 

「2012」は2009年に上映された映画である。

 

マヤ暦に基づいた地球最後の日をテーマにしている。

地球最後の日というストーリーは、ニビルと呼ばれる正体不明の惑星Xが地球に向かって来ている、または地球と衝突して地球は滅亡するという話が主軸になっている。

疑似科学者や超常現象マニア、そしてインターネット上での記述によれば、ニビルはシュメール人が発見したと言われている。 

 

この映画の上映に合わせて、NASAは異例の声明をだした。NASAは衝突の話が事実なら天文学者が少なくとも10年前からその惑星を追跡しているだろうし、現在では肉眼でも確認できるほどになっているはずだと主張。「明らかに、そんな惑星は存在しない」と断言している。

NASAは、マヤ暦は2012年12月21日に終わるのではなく、直後に新たな周期が始まっていると主張。

さらに今後数十年間は惑星が直列する天体配列になることはないと論じている。たとえ直列になったとしても、地球への影響は「ごくわずか」だという。

 

しかし、2011年に東日本大震災が発生した。

世界各地での天変地異も続いている。

 

 

 

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2011-09-11 14:35

危険な関係 Dangerous Liaisons

 

「危険な関係」はフランスの貴族社会を描いたラクロの小説である。

往復書簡の形式で書かれた小説で、岩波文庫で上下2冊に収まっていた。書いたラクロは単なる砲兵士官で、貴族ではない。また、この「危険な関係」以外の小説は無い。

 

過去に何回か映画化されている。

有名なのはジャズメッセンジャーズの「危険な関係のテーマ」を映画音楽に使った1959年のフランス映画。

 

これを見ようとして、間違って買ってしまったのが、1988年のハリウッドの「危険な関係」。

フランスの名作小説なのに、英語で会話されると妙な感じだが、内容は原作に忠実で、衣装などの考証も素晴らしい。アカデミー賞受賞作品。

フランス革命前の貴族の退廃した生活を表現・・・などの低レベルな解説など無視して、素直に見て欲しい。

 

ヴァルモン子爵はけっこう頑張ったのに、メルトイユ侯爵夫人の浅智恵にコントロールされて、負けてしまいました。コリャアカンと思ったら逃げ出すことです。

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2011-09-04 10:46

Mr and Mrs SmithのTango scene

この映画では、知り合ってすぐにマンボを踊り

夫婦で殺し合い中、離婚を考えながらタンゴを踊る

 

まずは、マンボシーン。

 

 

次はタンゴシーン

最初のアンジョリーナの涙は

彼を殺してしまったと思い泣いているのである。

 

 

暗殺者のタンゴ  再び 

 

 

 

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2011-08-30 22:37

ナポリの女 Sophia Loren

 

 

 

 

1934年ローマに生まれる。幼年期はナポリで貧困の中で成長。1950年「海の女王コンテスト」で12人の中に選ばれ、その賞金で演劇学校に通う。

その後残りの賞金でローマに移住。

同年「クォ・ヴァディス」で映画デビュー(エキストラ)。

しかし依然生活は厳しく、ヌードで映画出演したり、モデルになったりしていた。

「ナポリの饗宴」に出演してイタリアで火が着き始め、

1955年「河の女」の野性的な魅力で世界的にも名前が知られるようになる。

1957年「誇りと情熱」でハリウッドデビュー。

以降、演技面でも実力を発揮して数々の賞を受賞。

 

 

 

 

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2011-08-30 20:49

ひまわり(2) 好きなシーン

「ひまわり」のクライマックスは、このシーンである。

 

アントニオがロシアから、ジョバンニに合いに来た。

今の奥さんもミラノ行きの切符の購入を手伝う。

ここも実にいいんだが・・・・

アントニオが苦労してジョバンニを探し当てるが、彼女は会うのを断る。あれから自殺も考えたけど、今は別の男と結婚した。貴方も別の女と結婚した。もう合って話すことはない。

 

分かった、このままロシアに帰る。

でも、ロシア行きの電車は無かった。

 

ホテルもなく、アントニオは再び彼女に電話を掛ける。

ジョバンニは電話を取るやアントニオ?と。

予感がするんです。わかるんです。

 

 

ジョバンニの夫は工員で、今日は夜勤である。

アントニオが来ると決まると、彼女はイアリングを探し始める。

 

 

アントニオとの結婚式で贈られたイアリングが見付かる。

 

 

 

暴風雨の中を彼はやってきた。

 

 

停電中なので、蝋燭を点ける。

 

 

アントニオの髪が一部、白くなっている。

 

 

 

 

 

アントニオは戦地に行く前に、約束した土産を渡す。

 

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2011-08-30 20:16

ひまわり  

 

1970年の映画である。

主演のソフィア・ローレンは36歳と一番、美しい時期。

マストロヤンニの旦那は46歳の円熟期である。

 

監督は自転車泥棒、鉄道員のデ・シーカ。

そして、プロジューサーは、1972年にローレンの旦那になるカルロ・ポンティである。

この映画の撮影時期はカルロ・ポンティの離婚が成立しないため2人は不倫の仲であるが、2人の長男は、この映画でローレンの息子役(赤ちゃんだが)で出演している。

 

 

ジョヴァンニ(ローレン)とアントニオ(マストロヤンニ)はナポリの海岸に遊びに来ていた。

アントニオはもう直ぐ戦線に出なければならない。

しかし、結婚すれば新婚休暇が14日ある。

そのうちに終戦よ、ナポリじゃ皆そうしてるわ」

ということで、2人は急遽、結婚する。

 

しかし、終戦とはならず、アントニオはロシア戦線へ。

ジョバンニは、裁縫の内職で生活しながら夫の帰りを待つ

やがて終戦となり、ロシア戦線から帰ってくる兵隊たちを乗せた列車がミラノに入る。そのたびにアントニオの写真をかざしたジョヴァンニの姿があった。

でも、アントニオは帰ってこなかった。

 

スターリンの死後、ジョバンニロシアにアントニオを探しに行く。

モスクワにやって来たジョヴァンニは外務・貿易省で「スパシーバ」の墓地を知る。列車の窓から一面に広がるひまわりの畑。ここはかって戦場だった。


「夫はここにはいません!生きています!」

ジョヴァンニは各地を夫の写真を胸に探し回った。

そして、ある片田舎の一軒家にたどり着く。

その家には若い母親と女の子が居た。

彼女はジョヴァンニの持つアントニオの写真を見て一瞬で事態を悟った。


それから、以下のシーンとなる。

 

 

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2011-08-08 09:48

慕情

 

「慕情」(Love Is a Many Splendored Thing )は1955年に公開された古いアメリカ映画。

そのデジタル・リマスター版を見た。

あまりの画面の美しさに魂消た。

 

古典的な大人の恋愛映画がである。主人公のハン・スーインは、英国人と中国人のハーフで女医。夫は中国国民党の将校だが中国共産党に射殺されて今は未亡人。

 

アメリカ人の特派員マーク・エリオットはパーティで彼女を見初めて猛烈にアタック。

彼女も嫌いではないようで、話はスピーディに進む。

恋愛というのは、こうしたもので一気に進む。

一気に進まないのは脈が無いということで・・・。

 

でも、エリオットは別居中の妻がシンガポールにおり、離婚の話し合いのためシンガポールへ行くがうまくいかず、二人の関係は香港で噂となり、ハン・スーインは職を失う。

 

まもなく中国大陸の殆どの地域は国共内戦の末に中国共産党率いる中華人民共和国が支配するようになり、

さらに朝鮮戦争が勃発、エリオットは戦地に派遣されるが、そこで戦死する…。

 

ハン・スーインには演技派のジェニファー・ジョーンズ

マーク・エリオットは古典的俳優のウィリアム・ホールデン 

 

 

 

 

 

 

 

デジタル・リマスター技術、おそろし。

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2011-08-06 10:30

自転車泥棒の最終シーン

 

アントニオとその息子は自転車泥棒を見付けることができなかった。

2年間待って、やっとありついた職を失うことを恐れたアントニオは、ついに自転車泥棒を試みるが失敗する。

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2011-08-06 03:14

自転車泥棒

 

2年間職に就けなかったアントニオ・リッチは、職業安定所の紹介で役所のポスター貼りの仕事を得る。

仕事に就くためには自転車が必要だと言われるが、生活の厳しいアントニオは自転車を質に入れていた。

妻のマリアが家のベッドのシーツを質に入れ、その金で自転車を取り戻す。

新しい職に浮かれるアントニオを見て、6歳になる息子のブルーノも心を躍らせる。

 

ブルーノを自転車に乗せ、意気揚々と出勤するアントニオ。しかし仕事の初日、ポスターを貼っている最中に自転車を盗まれてしまう。

警察に届けるも「自分で探せ」と言われる始末。

自転車がなければ職を失う。

新しい自転車を買う金もない。

アントニオは自力で自転車を探し始める。

 

友人のバイオッコに相談した結果、翌朝に広場のマーケットへ探しに行くことに。

ブルーノを連れて、マーケットへ向かうアントニオ。

広場には大量の自転車が売りに出されていたがアントニオの自転車は見つからない。

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デ・シーカ監督の1948年の映画。

 

 

 

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2011-06-26 11:10

「王様と私」とアンナ・レオノーウェンズ

 

「王様と私」のシャル・ウイ・ダンスのシーンである。

この王様のモデルは、タイの国王ラーマ4世(在位1851-1868)とのこと。

アジアに欧米の列強が押し寄せる時期に、果敢に国内改革を進めた王様といわれる。

 

「私」の方は、英国から子供達の家庭教師に呼び寄せたアンナ・レオノーウェンズ(Mrs. Anna Leonowens)がモデル。

彼女は、この体験を元に、

1870年に「The English Governess at the Siamese Court」(英国婦人家庭教師とシャム宮廷)を、1873年には「Siamese Harem Life」(シャムの後宮生活)を著した。

両書を元に、マーガレット・ランドンが小説「Anna and the King of Siam」(アンナとシャム王)を創作。これがミュージカルや映画の原作となった。

 

しかし、アンナは、インド生まれの英国女性で、この2冊の本には誤解や、話を面白くするための誇張があると、タイでは怒っているとの話もある。

そのため「王様と私」はタイでは上映禁止とのことだが、本当か?

米国で初上映の時のフィルムを見ると、タイの大使館員が数名、来ていたように思うが、彼らの運命は?

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2011-06-21 22:30

クラウディア・カルディナーレ(CC)

BBはブリジット・バルドー

CCはクラウディア・カルディナーレ

MMはマリリン・モンロー

 

1960年代のセクシー女優。

クラウディア・カルディナーレは、ビストロの旦那の「刑事」が映画出演の2本目なのだが、これで存在感示したと思う。

 

 

 

 

 

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2011-06-20 23:45

刑事 Un maledetto Imbroglio (1959)

 

「鉄道員」のビストロ・ジェルミが、渋い刑事を演じている。

この最後のシーン。素晴らしくて、たまりません。

 

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2011-06-20 01:31

Sylva Koscina

 

 

 

 シルヴァ・コシナ(Sylva Koscina 1933年- 1994年)

クロアチアの女優。ザグレブ出身。

 

11歳の時、姉を訪ねて渡伊し、その後イタリアで高校を卒業してナポリ大学医学部に入学した。

 

1954年映画界入りしたが、あまり注目され無かった。

1956年にピエトロ・ジェルミ監督の『鉄道員』の長女・ジュリア役に抜擢されて、彼女の映画女優人生が始まった。その後はイタリアのみならずアメリカ・ドイツ等の映画に出演し、国際派女優として活躍した。

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2011-06-19 14:08

鉄道員

 

  

ピエトロ・ジェルミが監督兼主演のイタリア映画「鉄道員」

1958年の映画で、これも小学校時代に親父と当時、見に行ったが、子供には頑固親父の映画としか感じれなかった。この手の頑固親父は当時、日本中にいっぱい居た。

 

今は・・・もう、どこにも居ない。絶滅した。

 

だから、今、見ると実に新鮮だ。

 

主人公とストライキの関係を強調した映画解説が多いせいか「スト破り」の映画と誤解されているようだが、この映画の中心は家族であり、ストライキは背景に過ぎない。

しかし、映画の冒頭で疾走する特急列車の運転席からの映像の中に、機関車が近づいてるのに踏み切りを横切る人が出てきて、運転手のストレスが理解できる。

 

映画はクリスマスの夜から始まり、翌年のクリスマスの夜に終わる。

主人公は特急電車の運転手。

だが、30代の男性の飛び込む自殺があり、

見通しの利かない場所なので急ブレーキを掛けても間に合わなかった。そのショックで、赤信号を見落とし、あやうく大事故になるところを何とか止めるが、その後は責任を問われて駅構内で蒸気機関車を動かすだけの閑職に。

給料が激減してショックを受ける。

 

一方、長男は、職が無く家でぶらぶら。

長女は、未婚で妊娠して、親父が交渉して結婚させる。

この長女が、映画の最初では子供だが、結婚し、産し、離婚して、どんどん美しくなる。

最後は、もとの主人の元に帰り、クリスマスの夜に夫婦で挨拶に来るとの電話

 

この電話で安心したのか、主人公は自分の妻にセレナーデを歌い、眠るように死んでしまう。

 

 

長女役の  シルヴァ・コシュチナ

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2011-05-29 21:12

今頃ですがAVATARを見る

 

感動しました。

 

全ての生命がネットワークで繋がり、さらに祖先とも繋がる。ナヴィの世界観は日本的な世界観と繋がります。

 

・鍛えに鍛え、死をも恐れぬ戦士

・エネルギーは借りているが、それはいつか返すものだ。

・馬に似た動物との精神的な繋がり

・ラドンみたいな鳥を乗りこなすが、それとの精神的な繋がり

・一度、決めた相手は一生涯結ばれる

・先祖は生きており、望めば対話が出来る。

 

これは、失われてしまった、かつての日本です。

最後のシーンはまるで大東亜戦争です。

 

見てない人は是非、見てください。

 

 

殺してはいけない相手は、神が森の精霊を遣わし教えてくれる。

 

 

恐れを知らぬ戦士になるための修行。

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2011-05-26 12:26

Anne Bancroft 狂時代

1970年頃、映画「卒業」を見てからAnne Bancroft に夢中になった。ミセス・ロビンソンである。

この映画は喜劇である。

喜劇なので、会話のテンポが良く、センスも良い。

この映画の最大の喜劇役者はAnne Bancroft である。

新人のダスティン・ホフマンの演技を引き出しているのも彼女である。 

この煙草のキスから始まるシーンは笑える。

途中で、ダスティン・ホフマンが壁に頭をぶつけるシーンがあるが、あれは本人が笑いをこらえるために、ぶつけたらしい。もともと、予定になかったシーンだったとのこと。

 

 

Anne Bancroftはニューヨーク生まれ。

両親ともイタリア系移民である。

 

 

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2011-05-18 01:42

No Place Like Home.  The Wizard Of Oz, 1939

今日は、「オズの魔法使い」をDVDで見てました。

最近のデジタルリマスター技術は、凄まじいですな。

これが昭和14年制作の映画とは思えない。

 

http://youtu.be/EPWenQxryr4

 

この童話のテーマは、虹の彼方を目指すより、

故郷に求めるものがある。

 

欲しいと思ったものは、前から持っていたものだ。

問題は最初から解決されている。

でも、貴方がそれに気付くことが重要。

 

http://youtu.be/7kcU7QcPfRw

 

 

 

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2011-05-14 12:56

映画「FRANKENSTEIN」1931  岡田にあらず

 

フランケンシュタイン(Frankenstein)は、メアリー・シェリーが1818年に匿名で出版したゴシック小説である。

 

メアリーは詩人シェリーの奥様にして小説家。

ポルノでも無いのに匿名で発表したのは、なぜなの奥様。

 

フランケンシュタインは人造人間の名前ではなく、それを作った科学者の名前である。

 

ストーリィはWIKより引用する。

--------------------------------------------

スイスの名家出身の青年、ヴィクター・フランケンシュタインは科学者を志し故郷を離れてドイツで自然科学を学んでいた。

だが、ある時を境にフランケンシュタインは、生命の謎を解き明かし自在に操ろうという野心にとりつかれる。

そして、狂気すらはらんだ研究の末、『理想の人間』の設計図を完成させ、それが神に背く行為であると自覚しながらも計画を実行に移す。

自ら墓を暴き人間の死体を手に入れ、それをつなぎ合わせることで11月のわびしい夜に怪物の創造に成功した。

しかし、誕生した怪物は、優れた体力と人間の心、そして、知性を持ち合わせていたが筆舌に尽くしがたいほど容貌が醜かった。

そのあまりのおぞましさにフランケンシュタインは絶望し、怪物を残したまま故郷のスイスへと逃亡する。

しかし、怪物は強靭な肉体のために生き延び、野山を越えて遠く離れたフランケンシュタインの元へ辿り着いた。自分の醜さゆえ人間達からは忌み嫌われ迫害され、孤独のなか自己の存在に悩む怪物は、フランケンシュタインに対して自分の伴侶となり得る異性の怪物を一人造るように要求する。

怪物はこの願いを叶えてくれれば二度と人前に現れないと約束するが、更なる怪物の増加を恐れたフランケンシュタインはこれを拒否してしまう(フランケンシュタイン・コンプレックス)。

創造主たる人間に絶望した怪物は、復讐のためフランケンシュタインの友人・妻を次々と殺害。

以下略。

----------------------------------

映画の「フランケンシュタイン」は1910年に初めて制作された。これは見ていない。

その後、1931年に米国のユニバーサル映画が製作した作品を、私は1958年頃に見た。

家族で見に行ったのだが、とても怖かった。

最初の墓場を掘り起こして死体を集めるシーンから、実に怖い。助手が大学に忍び込み、正常人の脳髄を盗むはずが、誤って殺人鬼の脳髄を盗んでしまう。

その結果、人造人間は実に凶暴であり、小さな女の子が池に投げ込まれて殺されてしまう。

 

その後も、人々を襲うが・・・

 

 

 

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2011-04-24 14:27

映画館で見た映画「透明人間」

 

 テレビが普及する以前は、娯楽の中心は映画であった。

我が家にテレビがはいったのは1959年である。

それまでは週末に家族で映画を見に行った。

 

「透明人間」も、この時期に家族で見た映画である。

The Invisible Manは、ジェームズ・ホエールが監督し、ユニバーサル・ピクチャーズが1933年に制作した映画である。特殊撮影に対する興味で、夢中になって見た記憶がある。原作はH・G・ウェルズのSF小説。

この映画の主人公は、透明人間になる薬を研究し、自分で人体実験をやった若い科学者。クロード・レインズが演じたが、姿が見えるのは最後の死の床の数秒間だけである。

彼の恋人役はグロリア・スチュアートそのグロリア嬢に横恋慕している若い科学者の同僚などが登場する。

 

透明人間を作り出す薬は、インドの麻薬と言うことになっていて、誇大妄想、凶暴になるという副作用がある。

この透明人間は凶暴なのであるが、恋人の前では大人しい。

最近のホラー映画は1分間に何人殺されるか数え切れない理不尽な大量殺人ばかりが描かれる。

 

昔のホラー映画が懐かしい。
 

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2011-04-01 01:15

'Resident Evil: Afterlife'

 

まだまだ続く。

バイオハザード

原題はResident Evil: Afterlife

 

このスピード感はなんともはや

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2011-01-04 21:14

野生のエルザ  Born Free

 

エルザはケニア生まれのメスライオンである。

生後数週間で母を失ったエルザは、

現地の狩猟監視官を務めていたジョージ・アダムソンとその妻で作家のジョイ・アダムソンに家族同様に育てられていたが、やがて夫婦がアフリカを離れるというので、野生に返すことになる。

 

映画は1966年の作品。

実話にもとづく映画で、

当時の良い子は、お父さんと見に行きましたとさ。 

 

 

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2010-12-11 09:59

How to steal a milion   おしゃれ泥棒

 

「ローマの休日」はウイリアム・ワイラー監督の喜劇

「おしゃれ泥棒」もワイラー監督の喜劇である。

 

オードリーの映画は、殆どが喜劇であり、彼女は喜劇女優と言うことになる。

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2010-09-29 19:14

「ローマの休日」の好きなシーン

 

王女様が泊まった安アパートのベランダから見た昼下がりのローマの町

 

 

「良い所ね。こんな場所に住めたら素敵でしょうね」と王女。

 

 

 

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2010-09-05 17:50

johnny guitar の最終部分  決闘シーン

 

これが最後の女と女の決闘シーン。

2人とも闘志満々です。

異色の西部劇ですな。

 

最後のシーンで、歌が流れます。

 

 

 

 

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2010-09-05 13:18

映画「ジャニー・ギター」と小林旭とゴダールと

相模さんのコメント

 

>「ジャニーギター」を聞いてお休みとは知らないものが見たら、出張で何かあったのかと思わぬでもなく。お疲れ様でした。

 

私の返答。


ううむ、ジャニー・ギターのお話をご存知とは、年が分かります。

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ジャニー・ギターの歌が行ったのは1960年頃である。

小学校の頃、ラジオから、この曲がやたらと流れてきた。

 

この曲は映画「ジャニー・ギター」の挿入歌である。

日本では「ジャニー・ギター」の題名では、なんだか分からんので、他の題名にしろ・・・と誰かが言ったのだろう。

「大砂塵」という名前で上演された。

それで、さらに意味不明な題名になった。

 

この映画は、いまだにDVD化されてないので、もう一度、見ることは出来ない。

ビデオにはなっていたようだ。 

 

 

ルーレットなど賭け事の好きな酒場の女主人のもとに、

ギターを抱えた渡り鳥、ジャニー・ギターがやってくる。

酒場の女主人の昔の恋人という設定だったのかも知れない。

この中年の女主人には、ライバルの中年女性が居て、町の再開発問題で争う。

やがて、町の男達を嗾けて、女主人の店を襲う。 

 

 

 このわざとらしいピアノ演奏のフリはなんとかならんのか?

女主人のライバルが、最後にシャンデリアを落として、火事にして喜ぶ顔が怖いわ。

 

この後、女2人は決闘するらしい。

 

この女主人の弾くピアノの曲に歌詞を付けてペギー・リーが歌い、これが全世界的にヒットした。

 

 

 「ギターを持った流れ者」というテーマは、小林旭の「渡り鳥シリーズ」に引き継がれたとの説もあるが、本当かよ。

 

 

カウボーイスタイルに、ギターとピストルの渡り鳥なのだ。

 

また、ジャン・リュック・ゴダールが「ジョニー・ギター」を高く評価していたとの話もあるが、本当かよ。

 

この映画、子供の頃に父と見に行った記憶がある。

あの、シャンデリアを落として火事にするシーンにショックを受けたので覚えている。

 

が・・・DVDが出ないので、見直すことができない。

なので細部は覚えていない。

 

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